「ねぇ、小悪魔。」
「はい?なんでしょうかパチュリー様?」
「あなた一応悪魔なんだから、使い魔の一匹でも持ってないの?
最近、図書館への人員が削減されてるから本の整理が滞ってるじゃない。
少しでも人手が欲しいのよ。」
紅魔館では、強盗もとい魔理沙の攻撃により、
ここの所、門へのダメージが酷く、修理が忙しいのだ。
「使い魔…ですか。
いることにはいますよ。一度に数回しかお願いできませんけど
大抵の事は、なんでもしてくれますね。」
「そんなのがいるんなら、早く出しなさい。こっちは必死なのよ。」
「はぁ、それでは呼び出すのに少し準備があるので
少々お待ちください。」
そうして数分後、いくつかの水晶球を持って小悪魔は戻ってきた。
「…本当にこんな水晶球で召喚できるの?」
「ええ、昔から伝わる伝統的な召喚術ですから。」
パチュリーは、半信半疑ながら黙って見ていることにした。
「それでは、召喚を始めますね。こぁ~…」
小悪魔を中心に、魔力の渦がおこる。
そうして、その魔力が一気に開放された。
「タッカラプト・ポッポルンガ・プピリットパロ!!」
「ちょっと、なによそr」
その日、紅魔館は崩壊した。
ちなみにお願いは、崩壊した紅魔館の修理。
紅魔館の崩壊に巻き込まれた、怪我人の回復。
ショックで喘息の発作が起きたパチュリーの容態安定につかわれました、まる
こぁはナメック星人だったのか!?
小悪魔?