「ねぇ、美鈴」
「はい、なんでしょうか?」
「犬耳についてどう思う?」
「へ?犬…耳ですか?」
「カワイイと思う?」
確かに犬はカワイイだろう。それはよく分かる
だが犬『耳』ってなんだ?つか耳限定?
あとこの咲夜さんの『ちゃんと答えなきゃぶった斬って中華料理にするぞ♪』オーラはなんだろう?
「いや…まぁ……カワイイんじゃ、ないですか?」
「そう、カワイイのね…」
ニヤリ
ビビクゥッ!?
い、今、スゴイ寒気のする笑顔をしたような……?
つか早まった?私?
「それはよかったわー…いえね、今年は戌年じゃない?」
「…は、はい」
「それであの紫もや…パチュリー様が『犬を用意しないと』とか言いやがってね」
「…(今、言葉の節々に怨恨が混ざったような…)」
「で、やっぱりというか私に白羽の矢が立ったわけよ」
「そ、そうですか…」
「でもね、私は思うのよ…私は確かに『狗』ではあるけど『犬』じゃないって。それよりもっと適任者が居るって」
「…適任者?」
「そう。それは……お前だ――――――っ!!」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!?」
「大人しく紅魔館と私のために犬になりなさいっ!!」
「なんで私がならなくちゃいけないんですかっ!?」
「何を言ってるの。その誘い受けM嗜好属性はこの憎たらしい胸同様飾りとでもいうの!?」
「知りませんよそんな属せ…きゃぁっ!?つ、掴まないでっ!!あっ、んぅっ!?」
「安心なさい、私が完璧な(メス)犬にしてあげるわっ!さ、まずは首輪ねっ!」
「い、今なんか言ったっ!確かに不吉なこと言ったっ!!」
あー
後日
「今日も今日とて本漁り~♪借りた本は自動的に所有権移動し私有財産とされます~♪」
某魔女が聴けば泣きそうな歌を口ずさみながら飛んでくる魔理沙
新年早々図書館にて本を借りる気らしい
「お、見えてきた見えてきた。さーて、早速中国で肩慣ら…」
魔理沙凍結
というか
「…………………わん」
久しぶりに会った人が犬耳と犬っぽい尻尾と肉球付きの手袋を付けて首輪で門に繋がれてたら誰でも固まるだろう
つか何このプレイ
「ち、中国……なんなんだ、それは」
「…わん」
いや、涙目な上目遣いで睨まれましても……つかなんか色々クるからやめてください
「あら、いらっしゃい」
「!?…ああ、咲夜。なんなんだ。この中国は」
「番犬」
「…へ?」
「だからこの子は番犬の美鈴よ。カワイイでしょ?」
「…きゅうん」
ぐふはっ
いや、確かにこの状態で涙目な中国はその生まれ持った属性をフルに活用したいわば最高な存在…じゃなくて
「なんつーか、ヤバイだろ。人道的に」
「この子は犬よ。百歩譲っても妖怪よ」
「いや、確かにそうだが」
「それより、用事は何?私は今から美鈴をお仕置きしなきゃいけないのだけど」
「えっ!?そ、そんな、私は何もしてませんよっ!?……はっ!?」
「…喋ったわね?」
にこり
ぞくぅっ
とても楽しそうで、とても背筋の寒くなる笑顔をする咲夜
「犬の立場で喋っちゃダメと何度も躾けたのにねぇ」
「そ、だって、咲夜さんが―…」
「黙りなさい」
ぐいっ
思いっきり美鈴から生えている尻尾を引っ張る
「ひゃうっ!?」
悶える美鈴。つかこの尻尾はどうなってるのかは考えてはダメ
「さーて、どんなお仕置きがいいかしら?」
「た、助けて――――っ!!」
(…いや、これは流石に止めたほうがいいだろ)
普段『お前のモノは私のモノ。つか全て私のモノ』を地で行く魔理沙だが、常識も道徳もそれなりに持ってはいる
このまま放っておくのはやはりヤバイだろう。魔理沙の正義感がそう叫んだ
「あー、咲夜。ちとやりすぎじゃ」
「そう言えばお嬢様が『猫』も欲しがってたわね」
「さようなら中国。また会えたら会おう」
そのままダッシュで逃走
他人より自分。魔理沙の正義感がそう叫んだ
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!薄情者おぉぉぉぉぉぉぉおっ!!」
「とりあえず、やっぱ犬に服は要らないわね」
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
響き、消えていく悲鳴を背中で聴きながら思う
『大丈夫。お前なら完璧な犬に成れる』と
全然フォローになってないが
「はい、なんでしょうか?」
「犬耳についてどう思う?」
「へ?犬…耳ですか?」
「カワイイと思う?」
確かに犬はカワイイだろう。それはよく分かる
だが犬『耳』ってなんだ?つか耳限定?
あとこの咲夜さんの『ちゃんと答えなきゃぶった斬って中華料理にするぞ♪』オーラはなんだろう?
「いや…まぁ……カワイイんじゃ、ないですか?」
「そう、カワイイのね…」
ニヤリ
ビビクゥッ!?
い、今、スゴイ寒気のする笑顔をしたような……?
つか早まった?私?
「それはよかったわー…いえね、今年は戌年じゃない?」
「…は、はい」
「それであの紫もや…パチュリー様が『犬を用意しないと』とか言いやがってね」
「…(今、言葉の節々に怨恨が混ざったような…)」
「で、やっぱりというか私に白羽の矢が立ったわけよ」
「そ、そうですか…」
「でもね、私は思うのよ…私は確かに『狗』ではあるけど『犬』じゃないって。それよりもっと適任者が居るって」
「…適任者?」
「そう。それは……お前だ――――――っ!!」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!?」
「大人しく紅魔館と私のために犬になりなさいっ!!」
「なんで私がならなくちゃいけないんですかっ!?」
「何を言ってるの。その誘い受けM嗜好属性はこの憎たらしい胸同様飾りとでもいうの!?」
「知りませんよそんな属せ…きゃぁっ!?つ、掴まないでっ!!あっ、んぅっ!?」
「安心なさい、私が完璧な(メス)犬にしてあげるわっ!さ、まずは首輪ねっ!」
「い、今なんか言ったっ!確かに不吉なこと言ったっ!!」
あー
後日
「今日も今日とて本漁り~♪借りた本は自動的に所有権移動し私有財産とされます~♪」
某魔女が聴けば泣きそうな歌を口ずさみながら飛んでくる魔理沙
新年早々図書館にて本を借りる気らしい
「お、見えてきた見えてきた。さーて、早速中国で肩慣ら…」
魔理沙凍結
というか
「…………………わん」
久しぶりに会った人が犬耳と犬っぽい尻尾と肉球付きの手袋を付けて首輪で門に繋がれてたら誰でも固まるだろう
つか何このプレイ
「ち、中国……なんなんだ、それは」
「…わん」
いや、涙目な上目遣いで睨まれましても……つかなんか色々クるからやめてください
「あら、いらっしゃい」
「!?…ああ、咲夜。なんなんだ。この中国は」
「番犬」
「…へ?」
「だからこの子は番犬の美鈴よ。カワイイでしょ?」
「…きゅうん」
ぐふはっ
いや、確かにこの状態で涙目な中国はその生まれ持った属性をフルに活用したいわば最高な存在…じゃなくて
「なんつーか、ヤバイだろ。人道的に」
「この子は犬よ。百歩譲っても妖怪よ」
「いや、確かにそうだが」
「それより、用事は何?私は今から美鈴をお仕置きしなきゃいけないのだけど」
「えっ!?そ、そんな、私は何もしてませんよっ!?……はっ!?」
「…喋ったわね?」
にこり
ぞくぅっ
とても楽しそうで、とても背筋の寒くなる笑顔をする咲夜
「犬の立場で喋っちゃダメと何度も躾けたのにねぇ」
「そ、だって、咲夜さんが―…」
「黙りなさい」
ぐいっ
思いっきり美鈴から生えている尻尾を引っ張る
「ひゃうっ!?」
悶える美鈴。つかこの尻尾はどうなってるのかは考えてはダメ
「さーて、どんなお仕置きがいいかしら?」
「た、助けて――――っ!!」
(…いや、これは流石に止めたほうがいいだろ)
普段『お前のモノは私のモノ。つか全て私のモノ』を地で行く魔理沙だが、常識も道徳もそれなりに持ってはいる
このまま放っておくのはやはりヤバイだろう。魔理沙の正義感がそう叫んだ
「あー、咲夜。ちとやりすぎじゃ」
「そう言えばお嬢様が『猫』も欲しがってたわね」
「さようなら中国。また会えたら会おう」
そのままダッシュで逃走
他人より自分。魔理沙の正義感がそう叫んだ
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!薄情者おぉぉぉぉぉぉぉおっ!!」
「とりあえず、やっぱ犬に服は要らないわね」
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
響き、消えていく悲鳴を背中で聴きながら思う
『大丈夫。お前なら完璧な犬に成れる』と
全然フォローになってないが
以下略。
タイトルがかっこいいと思います。
い、いやネタですよ?ってなんでアナ(ザー