人間なのに何故紅魔館などという魔の館で奉仕を担っているのか。私を変人扱いする人間も妖怪も沢山居る。というか恐
らく美鈴辺りはまだ不思議に思っているのかもしれない。とはいえ人間として扱うには並外れた能力を有している事を挙
げれば、納得は行かずとも「ああ、まぁ、そうだね」位には理解してくれるだろうと、思う。
何故私が紅魔館にいるか? しかしそれはハッキリって愚問以外の何物でもないわ。
そう、ここは紅魔館。ロリも巨乳も虚弱っ娘も悪魔も妖精も私も含めてメイドまで揃っているの。ファンタジーオブファ
ンタジー。幻想が幻想を呼んだとしか思えないこの館。嗚呼神は(信じていないけれど)私に一体どれだけの幸福を与え
れば気が済むのやら。もし神様が与えてくれているなら拝んでも構わないわ。
メイド長の夜は遅い。
夜起きて身支度を整え、纏まり無くあちらこちらで百合の花を咲かせる妖精共に指示を出してから地下室へ。生贄から色
々と搾り出して調理場へ。働かない妖精を辛辣な言葉で責めたて嗜虐心を満足させながら食事の準備を進める。
夕食(朝食?)は何時も軽めな我愛しのご主人様を気遣い、血液の冷性スープと材料費だけで一斤うん円するパンをこし
らえてサラダとゆで卵を準備。働かない妖精を悪辣な言葉で罵り自尊心を満たし、次に取り掛かる。
まだお休みになっているお嬢様の部屋へ音も無く侵入。そりゃあもう笑っちゃうような大きなベッドに横たわる、なんだ
か見つめていると心が苦しくなって熱くなって色々してしまいそうになるようなお嬢様の寝顔に、顔を近づける。
勿論時間を止めてね。
うふふあはは。やっヴぁいわ。やっぱり。何よこれ何よこれ。何と言うかあれよね、卵のようなお肌。
ぷにぷに。ぷにぷに。くぅぅぅぅっ、柔らかいわぁ……ん百年生きてもこの通り。あら不思議。ロリコンを集める程度の
能力。ああ、朝(夜)はやっぱりこれをしないと始まらないわよねぇ。それにしても、くんくん、なんでこんなにいい香
りするのかしらね。あれかしら、少女臭かしら。え、私は臭わないわよ。歳相応の乙女ですもの。
はぁ、満足。これをやり終わると私は一端お嬢様の部屋から出て、またノックする。お嬢様お嬢様起床時刻ですよ。
『まだねむいのらー』だって! ぶっは、どうしてくれるのよ、さっきから鼻血出過ぎて倒れそうだわ。
はいお嬢様起きてくださいね、起きないと色々しますよ色々。えぇそりゃあもう全年齢対象にするには危険なランクの事
しますわ。お嬢様、うぇいくあっぷ、うぇいくあっぷ。
あ、起きられましたね、おはよう御座います。今日も柔らかい、じゃなくてお美しいですわ。当然? えぇ当然ですわね。
だから私ここで働いてるんです。
え? 目覚めの紅茶が飲みたい? 少々お待ちをって、待たせませんけれどね。持ってくるまで所要時間ゼロ秒。我なが
ら瀟洒で完璧。あ、もう宜しいのですね。では朝食にいたしましょうね。
お嬢様の食事風景って、これもまたいいのよ。もうビンビンきちゃう。ワガママで傲慢で気位が高い、からこそ、このへ
たっぴぃな食事の取り方がクルのよ。ああまたスープをこぼされたのですか、しょうがありませんわねお嬢様。拭いてさ
しあげますわ。ちょんちょんっと、はい、大丈夫です。といいながら口元を拭いたハンカチをポケットにしまう。
あらまぁ、もう宜しいんですか。ではお下げしますわ。
……。残り物? 流石に理性くらいあるわ。
食事後はしばらく適当に過ごすわ、などとお達しが下ったので私はそこからターゲットを変更する。たしかタイムテーブ
ルだと、美鈴は夜の部。これを楽しまなければ紅魔館の醍醐味をしっかり逃す事になってしまうわ。
おはよう美鈴、今夜の調子はどうかしら。えぇ普通です? じゃ普通じゃなくしたげるわ。私は夕食だといって新開発の
ゴージャスコッペパンを進呈する。何の因果か永琳に『面白くなるからどうかしら』などといわれて薬を貰ったのよね。
昨日。どのあたりが面白くなるのか正直心配だったから、美鈴で試して見ることにする。
まぁおいしそうですね、頂きます……って、嗚呼ごめんなさい美鈴。別に貴女を虐待しようなんてつもりはないの。でも
貴女の顔見てるとどうしてもいじめたくなるのよ。これは愛、愛よ美鈴。だからこそあだ名で呼んだりはしないじゃない?
胸については言及しているけれど。
どうかしら。で? 感想は? え? 何? 身体が熱い? ああ、唐辛子のカプサイシンが色々あれなんじゃないかしら。
違う? 湧き上がるような熱さだ? ちょっと咲夜さん、ちょっと影の方へってああああああまってまって、まずいわ。
どうまずいかなんてとても言い表せないけれど兎に角まずいの。でもそんな事言っても収まらない? なんとかしてほし
い? ちょっと、何よその訴えるような熱い目線。え? 何よ顔なんて近づけて、私そんな、いえまぁそんな属性かもし
れないけれど、あ、あ、アッー☆
とんだ災難だわ。なんだか肌のツヤが良くなって、メイド達に不思議な目で見られているけれど気にしてなんていられな
い。ある意味では何時もの事よ。気にしたら負けだと思ってるわ。ほんと楽しいわね紅魔館は。
さてさて、美鈴にはイニシアチブを取られるという不覚を被ったわけだけれど、次はそうはいかないわ。
服装を正して私は大図書館へ。パチュリー様って生活時間が定まらないから何時頃行けばいいかって言うのは完全に堪な
のよね。でもまぁ瀟洒で完璧な私の堪は何時も当たるのだけれど。
パチュリー様、おはよう御座います。寝起きでいらっしゃいますか? ずいぶん疲れてらっしゃいますけれど、寝足りな
いじゃありませんか? 違う? 小悪魔が? あらこぁ、貴女何……って、なんですかその格好。ボンテージ? (着
る必要はない気がするのよね)
それにしてもこのこぁノリノリね。真っ黒いレザーが似合いすぎっていうか完全に背徳の化身よそれ。あ、パチュリー様
ったら寝足りないんじゃなくて寝てないんですわね、ですよねー。
助けて? はぁ、仕方ありませんわね。とりあえず時間を止めてっと、これを剥いでこれを剥いで、ああしてこうして、
縛り上げて。はい、パチュリー様完成ですわ。次はこっちの番? パチュリー様喘息は何処へ。面倒だから直った?
意味不明ですわ。あ、続けられるんでしたら何か精力のつくもの持ってきて差し上げましょうか。じゃあスッポンの血で
も。そういえばスッポンなんて前も持ってきましたよね。ああそうだ、これも進呈しますわ。ちょっと効き目が強いみた
いで、美鈴はまだ悶えてますけれど。ありがとう? いえいえどういたしまして、わたくし、メイドで御座いますから。
さて、そろそろ次へ行きますか。あ、侵入警報? 地下? 魔理沙め、こんな夜に来るとは……悪魔の館舐めんじゃない
わよってんですわ。
……? 図書館に来たらそれはそれで面白かったのに、地下ね地下。そう、フランドール様のお部屋のドアがぶち破られ
てるし。直接中に入るのも気が引けるわね。結局時間止めるのだけれど。
はいおじゃましますよ。……ああ、形容し難い。何を例えにすればいいか……といえば、そうね。絡み合った木の根、と
か。絡まったロープっていうか、しかし良くやるわ魔理沙。私でさえ扱いに困る妹様をよくもまぁそこまで手懐けるわよ
ねぇ。それにしても楽しそうね。
それにしても魔理沙、貴女って意外と―――ふふ。
地下を出る頃にはもう御茶の時間。私はちゃっちゃと用意してお嬢様のお部屋へと直行。あら咲夜、血色がいいわねなん
て言われちゃったわ。今日もハードですわお嬢様。え? 今日の御茶は貴女の血が良い?
ふふ、お嬢様ったら、では直接如何です? あ、でもその前に御茶を一杯どうぞ。はい、永琳製のお薬が入った紅茶でし
たっと。あら、お嬢様、美鈴と同じで湧き上がるような感情が去来されましたか?
「ふふ、お嬢様。なれば実力で、この咲夜めから奪ってくださいまし……」
「はぁ……咲夜……貴女って人は……」
体格さがある為、このままでは不利。私はお嬢様の身長に合わせるよう膝立ちする。あ、そこな妖精。
―――審判お願い。
「ぬぅぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッ!!!!」
「お嬢様!! 腋が甘いでしてよっっとぉっぉお!!」
うなる私の手と足。押し倒そうとするお嬢様の膝を蹴り飛ばし、スキの出来た上半身に足を引っ掛ける。
「ふふ……お嬢様……これが三角締めですわ……」
「んふぐっ……こんなもの……力でぇぇぇ」
「くくくくっ! 柔道とはつまり柔をもって剛を制する競技。急所を固めてしまわれては、幾ら力が強い者とてそう簡単
には、抜けれませんわっ!!!」
緊張が走るお嬢様の部屋……固唾を飲んで見守る審判は……私達に制止をかけた。
「一本! それまで!」
「(ぐったり)」
「お嬢様、落ちちゃいましたか。いま活法おば」
現在紅魔館では柔道が流行っている。永琳が作成した薬は勿論「突如寝技がしたくなる薬」だ。
蛇足になってしまうけれど、小悪魔を縛ったのは帯であり、ただ柔道着を着つけしただけ。パチュリー様も最近は柔道の
お陰で喘息が軽減したとか。
かくいう私も柔道のお陰で胸が三cm大きくなりました。
おわれ
らく美鈴辺りはまだ不思議に思っているのかもしれない。とはいえ人間として扱うには並外れた能力を有している事を挙
げれば、納得は行かずとも「ああ、まぁ、そうだね」位には理解してくれるだろうと、思う。
何故私が紅魔館にいるか? しかしそれはハッキリって愚問以外の何物でもないわ。
そう、ここは紅魔館。ロリも巨乳も虚弱っ娘も悪魔も妖精も私も含めてメイドまで揃っているの。ファンタジーオブファ
ンタジー。幻想が幻想を呼んだとしか思えないこの館。嗚呼神は(信じていないけれど)私に一体どれだけの幸福を与え
れば気が済むのやら。もし神様が与えてくれているなら拝んでも構わないわ。
メイド長の夜は遅い。
夜起きて身支度を整え、纏まり無くあちらこちらで百合の花を咲かせる妖精共に指示を出してから地下室へ。生贄から色
々と搾り出して調理場へ。働かない妖精を辛辣な言葉で責めたて嗜虐心を満足させながら食事の準備を進める。
夕食(朝食?)は何時も軽めな我愛しのご主人様を気遣い、血液の冷性スープと材料費だけで一斤うん円するパンをこし
らえてサラダとゆで卵を準備。働かない妖精を悪辣な言葉で罵り自尊心を満たし、次に取り掛かる。
まだお休みになっているお嬢様の部屋へ音も無く侵入。そりゃあもう笑っちゃうような大きなベッドに横たわる、なんだ
か見つめていると心が苦しくなって熱くなって色々してしまいそうになるようなお嬢様の寝顔に、顔を近づける。
勿論時間を止めてね。
うふふあはは。やっヴぁいわ。やっぱり。何よこれ何よこれ。何と言うかあれよね、卵のようなお肌。
ぷにぷに。ぷにぷに。くぅぅぅぅっ、柔らかいわぁ……ん百年生きてもこの通り。あら不思議。ロリコンを集める程度の
能力。ああ、朝(夜)はやっぱりこれをしないと始まらないわよねぇ。それにしても、くんくん、なんでこんなにいい香
りするのかしらね。あれかしら、少女臭かしら。え、私は臭わないわよ。歳相応の乙女ですもの。
はぁ、満足。これをやり終わると私は一端お嬢様の部屋から出て、またノックする。お嬢様お嬢様起床時刻ですよ。
『まだねむいのらー』だって! ぶっは、どうしてくれるのよ、さっきから鼻血出過ぎて倒れそうだわ。
はいお嬢様起きてくださいね、起きないと色々しますよ色々。えぇそりゃあもう全年齢対象にするには危険なランクの事
しますわ。お嬢様、うぇいくあっぷ、うぇいくあっぷ。
あ、起きられましたね、おはよう御座います。今日も柔らかい、じゃなくてお美しいですわ。当然? えぇ当然ですわね。
だから私ここで働いてるんです。
え? 目覚めの紅茶が飲みたい? 少々お待ちをって、待たせませんけれどね。持ってくるまで所要時間ゼロ秒。我なが
ら瀟洒で完璧。あ、もう宜しいのですね。では朝食にいたしましょうね。
お嬢様の食事風景って、これもまたいいのよ。もうビンビンきちゃう。ワガママで傲慢で気位が高い、からこそ、このへ
たっぴぃな食事の取り方がクルのよ。ああまたスープをこぼされたのですか、しょうがありませんわねお嬢様。拭いてさ
しあげますわ。ちょんちょんっと、はい、大丈夫です。といいながら口元を拭いたハンカチをポケットにしまう。
あらまぁ、もう宜しいんですか。ではお下げしますわ。
……。残り物? 流石に理性くらいあるわ。
食事後はしばらく適当に過ごすわ、などとお達しが下ったので私はそこからターゲットを変更する。たしかタイムテーブ
ルだと、美鈴は夜の部。これを楽しまなければ紅魔館の醍醐味をしっかり逃す事になってしまうわ。
おはよう美鈴、今夜の調子はどうかしら。えぇ普通です? じゃ普通じゃなくしたげるわ。私は夕食だといって新開発の
ゴージャスコッペパンを進呈する。何の因果か永琳に『面白くなるからどうかしら』などといわれて薬を貰ったのよね。
昨日。どのあたりが面白くなるのか正直心配だったから、美鈴で試して見ることにする。
まぁおいしそうですね、頂きます……って、嗚呼ごめんなさい美鈴。別に貴女を虐待しようなんてつもりはないの。でも
貴女の顔見てるとどうしてもいじめたくなるのよ。これは愛、愛よ美鈴。だからこそあだ名で呼んだりはしないじゃない?
胸については言及しているけれど。
どうかしら。で? 感想は? え? 何? 身体が熱い? ああ、唐辛子のカプサイシンが色々あれなんじゃないかしら。
違う? 湧き上がるような熱さだ? ちょっと咲夜さん、ちょっと影の方へってああああああまってまって、まずいわ。
どうまずいかなんてとても言い表せないけれど兎に角まずいの。でもそんな事言っても収まらない? なんとかしてほし
い? ちょっと、何よその訴えるような熱い目線。え? 何よ顔なんて近づけて、私そんな、いえまぁそんな属性かもし
れないけれど、あ、あ、アッー☆
とんだ災難だわ。なんだか肌のツヤが良くなって、メイド達に不思議な目で見られているけれど気にしてなんていられな
い。ある意味では何時もの事よ。気にしたら負けだと思ってるわ。ほんと楽しいわね紅魔館は。
さてさて、美鈴にはイニシアチブを取られるという不覚を被ったわけだけれど、次はそうはいかないわ。
服装を正して私は大図書館へ。パチュリー様って生活時間が定まらないから何時頃行けばいいかって言うのは完全に堪な
のよね。でもまぁ瀟洒で完璧な私の堪は何時も当たるのだけれど。
パチュリー様、おはよう御座います。寝起きでいらっしゃいますか? ずいぶん疲れてらっしゃいますけれど、寝足りな
いじゃありませんか? 違う? 小悪魔が? あらこぁ、貴女何……って、なんですかその格好。ボンテージ? (着
る必要はない気がするのよね)
それにしてもこのこぁノリノリね。真っ黒いレザーが似合いすぎっていうか完全に背徳の化身よそれ。あ、パチュリー様
ったら寝足りないんじゃなくて寝てないんですわね、ですよねー。
助けて? はぁ、仕方ありませんわね。とりあえず時間を止めてっと、これを剥いでこれを剥いで、ああしてこうして、
縛り上げて。はい、パチュリー様完成ですわ。次はこっちの番? パチュリー様喘息は何処へ。面倒だから直った?
意味不明ですわ。あ、続けられるんでしたら何か精力のつくもの持ってきて差し上げましょうか。じゃあスッポンの血で
も。そういえばスッポンなんて前も持ってきましたよね。ああそうだ、これも進呈しますわ。ちょっと効き目が強いみた
いで、美鈴はまだ悶えてますけれど。ありがとう? いえいえどういたしまして、わたくし、メイドで御座いますから。
さて、そろそろ次へ行きますか。あ、侵入警報? 地下? 魔理沙め、こんな夜に来るとは……悪魔の館舐めんじゃない
わよってんですわ。
……? 図書館に来たらそれはそれで面白かったのに、地下ね地下。そう、フランドール様のお部屋のドアがぶち破られ
てるし。直接中に入るのも気が引けるわね。結局時間止めるのだけれど。
はいおじゃましますよ。……ああ、形容し難い。何を例えにすればいいか……といえば、そうね。絡み合った木の根、と
か。絡まったロープっていうか、しかし良くやるわ魔理沙。私でさえ扱いに困る妹様をよくもまぁそこまで手懐けるわよ
ねぇ。それにしても楽しそうね。
それにしても魔理沙、貴女って意外と―――ふふ。
地下を出る頃にはもう御茶の時間。私はちゃっちゃと用意してお嬢様のお部屋へと直行。あら咲夜、血色がいいわねなん
て言われちゃったわ。今日もハードですわお嬢様。え? 今日の御茶は貴女の血が良い?
ふふ、お嬢様ったら、では直接如何です? あ、でもその前に御茶を一杯どうぞ。はい、永琳製のお薬が入った紅茶でし
たっと。あら、お嬢様、美鈴と同じで湧き上がるような感情が去来されましたか?
「ふふ、お嬢様。なれば実力で、この咲夜めから奪ってくださいまし……」
「はぁ……咲夜……貴女って人は……」
体格さがある為、このままでは不利。私はお嬢様の身長に合わせるよう膝立ちする。あ、そこな妖精。
―――審判お願い。
「ぬぅぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッ!!!!」
「お嬢様!! 腋が甘いでしてよっっとぉっぉお!!」
うなる私の手と足。押し倒そうとするお嬢様の膝を蹴り飛ばし、スキの出来た上半身に足を引っ掛ける。
「ふふ……お嬢様……これが三角締めですわ……」
「んふぐっ……こんなもの……力でぇぇぇ」
「くくくくっ! 柔道とはつまり柔をもって剛を制する競技。急所を固めてしまわれては、幾ら力が強い者とてそう簡単
には、抜けれませんわっ!!!」
緊張が走るお嬢様の部屋……固唾を飲んで見守る審判は……私達に制止をかけた。
「一本! それまで!」
「(ぐったり)」
「お嬢様、落ちちゃいましたか。いま活法おば」
現在紅魔館では柔道が流行っている。永琳が作成した薬は勿論「突如寝技がしたくなる薬」だ。
蛇足になってしまうけれど、小悪魔を縛ったのは帯であり、ただ柔道着を着つけしただけ。パチュリー様も最近は柔道の
お陰で喘息が軽減したとか。
かくいう私も柔道のお陰で胸が三cm大きくなりました。
おわれ
というか
私もこの夢見たい
以下、誤字的なアレ
揃っていの>揃っているの
危険なランクの事すます>危険なランクの事します
完全に感>完全に勘
完璧な私の感>完璧な私の勘
寝たり無い×2箇所>寝足りない
ただ改行する場所をもう少し考えるともっとよくなるかと思います
夢の中で。
アンキモ!アンキモ!アンキモ!