注:こんな夜中(現時刻深夜の1時手前)に妄想が爆発した結果がコレです
短いです
あと俺設定です。
そこらへんどうかお気をつけくださいまし
【閻魔様は地獄耳】
とある日の昼ごろ
カランカランと
店の入り口のところにあるカウベルが鳴った。
カウベルが鳴るという事は誰かが店の入り口を開けた。
ということになる。
先ほど買い物を頼んだにしては早いので恐らく客なのだろう。
客であってほしい。
という願望を抱きながら本から顔を上げる。
「いらっしゃい・・・おや、映姫様?」
「ええ、ご無沙汰しております霖之助さん。」
入り口には地獄で罪人の仕分けをしている閻魔、四季映姫・ヤマザナドゥが立っていた。
「珍しいですね。お一人で来られるなんて」
そう
いつもは付き添いの死神である小町も一緒に居るのだが。
「いえ、今日は非番なので私の個人的な用事です。」
「ふむ、それで用事とは一体なんですか?映姫様。」
いつもの用事なら道具を直してほしいとかなのだが彼女個人の用事となるとまったく検討もつかない。
「ええっとですね・・・その前にその『映姫様』という呼び方は止めてもらえないでしょうか?」
「無理ですね。ええ、無理です。」
「そんな、遠慮なさらずに昔みたいに気軽に呼んでくれて構わないのですよ?」
・・・この人はいったい何百年前の話を持ち出すのやら
「この歳にもなってそれはさすがに恥ずかしいですよ、映姫様。」
「そうですか・・・残念です。」
本当に残念そうにションボリと肩を落とす映姫。
「・・・それよりも・・・なんの御用ですか?私用と言っていましたがもしかしてこれだけですか?」
「いえ、霖之助さんお勧めの本とかありませんか?仕事の合間に読めるようなものを」
「わかりました。何冊か見繕ってきますのでしばしお待ちを。」
それからほどなくして霖之助が数冊の本を抱えて戻ってきた。
「お待たせしました。」
「ありがとうございます。えっと・・・御代は・・・」
「これぐらいですね。」
そろばんで弾いた額を提示する。
「ええ、ではこれで。」
「はい、どれはお支払いはこれで」
「丁度だね。まいどありがとうございます。あ、そうだ。これはサービスです、どうぞ受け取ってください。」
霖之助は映姫は御代を受け取ったあと赤い花を一輪差し出した。
「これは・・・カーネーションですか?」
「ええ、裏の庭で綺麗に咲いていたのでよろしかったらどうぞ。」
「ありがとうございます。大事に飾らせていただきます。それでは。」
「ええ、又のご来店を。」
先日、外の世界から来た人の話によると
5月8日は「母の日」というものらしい。
それは幻想郷でいう所の今日にあたるらしい。
そして外の世界ではその日に母親に赤いカーネーションを送るという風習があるらしい。
だから世話になった。
育ててくれた母親に赤いカーネーションを渡したのだ。
バタンと店のドアが閉まる。
「いつもありがとう。お母さん。」
短いです
あと俺設定です。
そこらへんどうかお気をつけくださいまし
【閻魔様は地獄耳】
とある日の昼ごろ
カランカランと
店の入り口のところにあるカウベルが鳴った。
カウベルが鳴るという事は誰かが店の入り口を開けた。
ということになる。
先ほど買い物を頼んだにしては早いので恐らく客なのだろう。
客であってほしい。
という願望を抱きながら本から顔を上げる。
「いらっしゃい・・・おや、映姫様?」
「ええ、ご無沙汰しております霖之助さん。」
入り口には地獄で罪人の仕分けをしている閻魔、四季映姫・ヤマザナドゥが立っていた。
「珍しいですね。お一人で来られるなんて」
そう
いつもは付き添いの死神である小町も一緒に居るのだが。
「いえ、今日は非番なので私の個人的な用事です。」
「ふむ、それで用事とは一体なんですか?映姫様。」
いつもの用事なら道具を直してほしいとかなのだが彼女個人の用事となるとまったく検討もつかない。
「ええっとですね・・・その前にその『映姫様』という呼び方は止めてもらえないでしょうか?」
「無理ですね。ええ、無理です。」
「そんな、遠慮なさらずに昔みたいに気軽に呼んでくれて構わないのですよ?」
・・・この人はいったい何百年前の話を持ち出すのやら
「この歳にもなってそれはさすがに恥ずかしいですよ、映姫様。」
「そうですか・・・残念です。」
本当に残念そうにションボリと肩を落とす映姫。
「・・・それよりも・・・なんの御用ですか?私用と言っていましたがもしかしてこれだけですか?」
「いえ、霖之助さんお勧めの本とかありませんか?仕事の合間に読めるようなものを」
「わかりました。何冊か見繕ってきますのでしばしお待ちを。」
それからほどなくして霖之助が数冊の本を抱えて戻ってきた。
「お待たせしました。」
「ありがとうございます。えっと・・・御代は・・・」
「これぐらいですね。」
そろばんで弾いた額を提示する。
「ええ、ではこれで。」
「はい、どれはお支払いはこれで」
「丁度だね。まいどありがとうございます。あ、そうだ。これはサービスです、どうぞ受け取ってください。」
霖之助は映姫は御代を受け取ったあと赤い花を一輪差し出した。
「これは・・・カーネーションですか?」
「ええ、裏の庭で綺麗に咲いていたのでよろしかったらどうぞ。」
「ありがとうございます。大事に飾らせていただきます。それでは。」
「ええ、又のご来店を。」
先日、外の世界から来た人の話によると
5月8日は「母の日」というものらしい。
それは幻想郷でいう所の今日にあたるらしい。
そして外の世界ではその日に母親に赤いカーネーションを送るという風習があるらしい。
だから世話になった。
育ててくれた母親に赤いカーネーションを渡したのだ。
バタンと店のドアが閉まる。
「いつもありがとう。お母さん。」
これは新しい。深夜のテンション万歳!