Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

ねずみの婿探し(掌編)

2009/09/03 01:09:22
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 狭い狭い幻想郷。今日は一匹のねずみが宝探しをしています。
「今度の宝は私のための宝。そろそろ身を固めないといけないからね」
 おやおや、どうやら宝探しはお婿探しのようですね。
「さあ見つけた地底の太陽。君とならきっと元気な子ネズミ達を産めるに違いない」
「私達烏の食べ物を荒らすネズミとなんて冗談じゃないわ!」
「なるほど道理、宝は埋まっているとは限らない。どれ空も翳ってきた、あの日を覆う雲を当たるとしよう」
 ねずみはそう言って空を飛びました。
「やあ見つけた雲の巨人。君とならきっと大きな子ネズミ達を産めるに違いない」
「あら貴方は先日の。雲山なら山の天狗と吹き合っていますよ」
「ふむふむ合点、風吹けば唇寒し、雲は散り桶売れるときたね。どれ風も強くなった、あの山の颪を当たるとしよう」
 ねずみはそう言って山の神社を訪れました。
「さて見つけた山の風神。君とならきっと徳のある子ネズミ達を産めるに違いない」
「参拝者の方ですか? 申し訳ございません。何が気に入らないのか、あの隙間妖怪が神社を結界で括ってしまいまして」
「やれやれ了解、風も壁にはかなうまいね。どれ夕餉ももうすぐだ、帰る穴でも探すとしよう」
 ねずみはそう言って結界の端へ歩きました。
「やれ見つけた幻想の壁。君とならきっと分別のある子ネズミ達を産めるに違いない」
「あら鼠。間者を鼠と呼ぶのは、人払いの壁で退けられぬから。綻びのない結界などない、ただ人がくぐれぬだけね」
「まっこと納得。この位も通れぬとは、人も風も不便なものだね。どれ日も暮れた、そこの館で休むとしよう」

「それで咲夜、今日は鼠を捕まえたそうね…その割りに蔵書の減りは止まないけど」
「ええ。白黒でなく灰色の鼠ですが」
「うまい、赤色の濃い茶だね。洋館の台所は宝の山だ」
「…レミィ。そろそろ猫イラズを買い足せないかしら?」

おわり
ボケっとしてたらできました。深く考えないでください
ぱ。
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コメント



0.簡易評価なし
1.無評価名前が無い程度の能力 削除
婿探しなのに女の子ばかり捕まえてるじゃないかw
2.無評価名前が無い程度の能力 削除
話のテンポがいいですね。
3.無評価名前が無い程度の能力 削除
むしろ嫁探しでは?w
4.無評価名前が無い程度の能力 削除
なんか知らんが面白がったw
5.無評価名前が無い程度の能力 削除
よくわからんが読み終わった後は笑顔になってたよw
6.無評価名前が無い程度の能力 削除
ネズミの嫁入りでしたっけ。
懐かしい絵本…うまい幻想郷アレンジですね。

つまり、ナズマリが最高ということだ!
7.無評価名前が無い程度の能力 削除
いやいや、雲山ばかりは頑固な親父に御座いますよ。
8.無評価名前が無い程度の能力 削除
こいつはいいな。するする読める。