「駄目ですよ、咲夜さん。門の外は悪魔だらけなんですから」
「知らなかったわ。いつの間にか幻想郷は地獄になっていたのね。
旅行に行くからそこ退きなさい」
「鍵が掛かっているから門は開きませんよ」
「パチュリーにアリスじゃないか。こんな真夜中にどうしたんだ?サバトでもするのか?」
「ええ。そして生贄を探しているのよ。」
「夜に出かける人間は襲っていいらしいわね」
「さて盟友を助けにいきますか」
「あややや、これは大スクープですね。」
「誠に諸行無常である。いざ、南無三──!」
「神奈子様。諏訪子様。力を貸してください」
「神頼みかい?閻魔に祈ったほうがいいと思うけど」
「予定通り魂が来ませんね。閑古鳥を飼った覚えは無いのに。
ところでなんの真似ですか。小町?」
「実は四季様、三途の川が渡れなくなってしまい通行止めなんですよ」
「なるほど。閑古鳥ではなく。クーデターでしたか」
「幽々子様、行ってきます」
「どうしても行くのね。気をつけて行きなさい」
「切って切って切りまくって、真実を確かめに行きます」
「お姉ちゃん。地上は大変なことになってるよ
幻想郷全土でお祭りをしてるんだから」
「知ってますよ。空と燐に聞きましたから」
「あら、霊夢こんばんわ。こんな夜更けになんの用?」
「決まっているでしょ。異変を解決しに来たのよ」
死が悲しみだというなら、そんな運命はいらない。
此処は優しい幻想郷。死も生も全てがペテン。
何時か来る未来が気に入らないなら捩じ曲げろ。
さあ、異変だ。大異変だ。どいつもこいつも黒幕で解決役だ。
存分に己の欲望を押し通せ。幸せはそこに在る。
なんかこのセリフ見ると、みょんがハサミ使いに思えるwww
……いやいやいやゴメン嘘だから俺今自分ので精一杯だから