霊夢と魔理沙はアリスさんがお好き

「よぉ、アリスどこか行くのか？」
「ええ、霊夢のところにね・・・」
霊夢という名前が出た瞬間、何故か魔理沙の表情が険しくなった。
でもまぁ、それは気にしないでおこう。

「私も行くぜ！」
「え？まぁいいけど・・・」
「アリス一人で行かせると霊夢が何するかわからないからな・・・」
「なんか言った？」
「あっ！いや！何でもないぜ！！」
アリスは首を傾げながらも気にしていないようだ。
全く・・・なんでこんなに無関心なんだ。はぁ・・・


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「あら、アリスこんにちわ」
「こんにちわ霊夢」
「だぜ！！！」
「あら、魔理沙もいたの気付かなかったわ」
「う・・・ひどいぜ」
「冗談よ。はい、お茶どうぞ」
「ありがとう霊夢」
「おぉ、サンキュー！気がきくな」
縁側に座って三人でお茶を飲む。
横で魔理沙が饅頭か煎餅はないのかと騒いでいる。
うるさい奴め・・・
するとアリスが動き出した。
「アリスどうしたの？」
「あぁ、クッキー持ってきたの。みんなで食べましょ？」
にっこりと笑った顔がなんとも可愛らしい。あぁ、可愛い。
「さすがアリス！！霊夢とは違うな！」
「お茶出してあげてるだけでも感謝しなさい」
おぉ！サンキュー心の友よーとか言いながら魔理沙はヘラヘラ笑っている。
何なんだこいつは・・・・
・・・・・・・そんなことよりさっきからアリスが気になって仕方がない。
お茶を飲みながらアリスを目で追っている自分がいる。
アリスは美しい。もう全てが美しいのだ。
わかってもらえるように、私はアリスのことが好きだ。
魔理沙もアリスのことが好きみたいだ。
ついでに紅魔館の魔法使いも・・・

そこでアリスが台所からクッキーを持って帰ってきた。
実においしそうだ。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

くそぅ・・・霊夢め、アリスのことばっか見やがって・・・
私のアリスだぞ！いや・・・私のではないけどいずれ私のものになるのだ。
もう限界だ、白黒つけようじゃないか。
「おい、霊夢」
「なによ」
「アリスは私のものだ」
「何言ってるのよ、アリスは私の嫁なのよ」
アリスはというとまたいつものあれかと呆れてため息をつく。
「はぁ、二人ともクッキー食べないの？」
「アリスが食べさせて」
「え？もう仕方ないわね、はい霊夢あー「まてぇぇぇぇい！」
「(ちっ・・・魔理沙め、いらんことを)」
「アリス！霊夢にばっかずるいぜ！私にもあーんしてくれよ！」
「？なんでそんなにムキになってるのよ。後でしてあげるから」
「あー！！霊夢より先にだぁぁぁぁ！」
「魔理沙静かにしなさいよ、私とアリスとの愛を邪魔しないでくれる？」
「ちょ、霊夢、愛って・・・」
「アリス・・・嫁に来ない？」
「ちょ！霊夢おま！抜け駆けなんてずるいぞ！」
「はやいもん勝ちよ」
なら私もパワーで！！！
「アリス！好きだ！付き合ってくれ！」
「あんたまで何言い出すのよ・・・」
また、ため息をつくアリスの横で二人の間では火花が散っていた。
「やんのか霊夢」
「アリスは私の嫁よ、空気読めよ。」
「よろしい、ならば戦争だ」
アリスはお茶を飲んでいる。
霊夢と魔理沙は弾幕ごっこをしている。
「あー、お茶美味しい。平和っていいわねぇ」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「出直してきなさい」
「くそぅ・・・アリスはやらないからな！」
次は私が勝ってやる！そう言いながら魔理沙は箒に乗ってどこかにいってしまった。
縁側に戻るとアリスがお茶を出してくれた。さすが私の嫁。
「さぁ、アリス！私と愛のいとnﾋﾟﾁｭｰﾝ」
「もう、いい加減にしなさい」


今日も幻想郷は平和である。

パチュリー「アリスは私の嫁なのに・・・むきゅー」

初投稿です！見にくい＋gdgdですいませんorz
マリアリ派だった自分が最近、レイアリに目覚めました。
いやｗお姉さんアリスが大好きなんです。大好きなんです！
アリスはお姉さん的存在で、なおかつ総受けだとおもってます。
みなさんもそうですよね？ね？

では、駄文にお付き合いいただきありがとうございました！