やめときな! 気がふれるぜ?
映姫の股を通り抜け 萃香の腋に手を入れよう
ウドンの足に頬摺りし てゐのウサミミ噛みついて
スカート・ミスティア・肩車 パチュリー・ネグリジェ潜り込め
まいっちんぐだよ小町さん
イケナイそれじゃ堕ちちゃうよ
まいっちんぐだよ小町さん
フローチャートは間違いだらけ
(先生! 我慢ができません!!)
騒霊姉妹を侍らせて アリスの足に踏まれたい
藍・橙しっぽを揉みほぐし 永琳お胸を鷲づかみ
ルーミア・チルノはまとめてペロリで 藤原 妹紅はなみだ目だ
小町はなにが怖いんだい?
そんなにぶるぶる震えてちゃ 僕の広有 無量劫
アブナイ後ろに下がったら きっと僕でも堕ちちゃうよ
ほらほらほらほらほーらほら これがホクサイ36
(駄目ッス! 我慢の限界ッス!!)
リグルのお尻で本を読み 朝昼晩と撫で回す
本を読むのに疲れたら 風見 幽香の膝枕
残りのページが気になるね 慧音に音読して貰おう
『ゆ、夢美の手が……ち、ちゆりの……む、胸に……』
『聞こえないわよ~。もっとお~きな声で~』
『わ、わかっている!』
『なら態度で示して貰わないとね~』
『くぅっ……!』
『ほらほら~』
『くやしい……こんな奴に!』
小町はどうして泣いてるの?
いつも元気にサポタージュ おひさまみたいに笑っているのに
そんな涙を見せられちゃ 僕のヒロシゲ ウタマーロ
長年休んだフジヤマも ここぞとばかりにヴォルケイノ
(先生が! 先生が悪いんだからねッ!!)
輝夜のスカート取り外し メランコリーを着せ替る
かわいく着せ替えできたなら 文も一緒に撮影会
今日も一日がんばれば 紅 美鈴の肉ブトン スカーレットと川の字だ
小町は――
「もう結構です」
――ぴしゃり。
その少女とは思えぬ鋭い声は、我が臓腑を貫いた。
――ぬぅ。
息が、詰まる。
年端もいかぬ少女の瞳に、射抜かれ躰が動かせぬ。
――情けない。
誰もがそう思うだろう。
――しかし。
――しかしだ。
少女は閻魔だ。
この幼い少女の形のものは、しびとを裁く閻魔なのだ。
これは――敵わぬ。
「貴方の薄汚れた欲望は、不必要な程分かりました」
欲望?
――否。
これは地図だ。
我が道を指し示す、精密なる青写真だ。
「それはつまり……」
そうだ。我は船だ。
未だ見ぬ地平を求め、大海に漕ぎ出す一艘の船だ。
「だから貴方は、こんな事をしでかしたと言うのですか?」
――然り。
――然りだ。
「こんな事を……」
閻魔は、己に抱き付く女を撫でた。
赤い髪の、背の高い女だ。
女は、泣いていた。
幼子の様に、泣き喚いていた。
――ぬぅ。
これでは、あべこべだ。
幼い少女の清い涙を、女がそっと掬い取る。
それが、良いのだ。
――惜しい。
なんという、あやまちだ。
悔やむ。
――否。
悔やみ切れぬ。
――だが。
――だがしかし。
――嗚呼。
何故気付かなかったのだ。
――そうだ。
――そうなのだ。
これは、これで実に良い。
「一体どうやったら小町を此処まで追い詰められるのか興味はありますが……」
閻魔が、ぶうん、と杓を振るった。
「今は何より、貴方を裁かねばなりません」
――ぞくり。
背に流れる汗の、なんと冷たき事よ。
「確かに貴方が死んだとしても、私が裁く事はありません」
しかし、しかしと閻魔は呻く。
「貴方のその業、度し難い」
なんという目だ。
あれが、あれが閻魔のまなこか。
――恐ろしい。
あの股を通り抜ければ、天にも昇る法悦だろう。
――白か。
――黒か。
――真逆。
それだけは信じれぬ。
しかし、それもまた有りかもしれぬ。
これが閻魔か。
――嗚呼。
なんと恐ろしい。
「さあ、裁きの時です。その罪を自覚……しているようですが、
貴方の場合、そんなものでは足りません。
その針金入りの性根と性癖、この私が叩き直して差し上げます」
――そうか。
――これがSMか。
「違います」
――ぬぅ。
――ならば、何だと言うのだ。
「弾幕です」
――弾幕か。
「弾幕です」
――ごっこでは、無いのだな。
「幻想郷の為、私が一肌脱がなくてはなりません」
――そうか、脱ぐのか。
「脱ぎません」
――ぬぅ。
「此処から先は言葉は不要。その身に罪咎を刻みなさい」
――なんと激しきSMよ。
「ラストジャッジメント」
――閃光。
――かわせぬ。
――否。
――かわすのだ。
「…………腐っても鯛、ですか」
凍える様な閻魔の声。
汗が出る。
じわり、じわりと汗が出る。
――拙い。
我が半生を賭けて練り、鍛え上げた武は、千の兵にも劣りはせぬ。
――しかし。
――しかしだ。
少女に向ける武など、常世の果てにも有りはせぬ。
――ならば。
――ならば如何する。
このまま撃ち倒されるのか。
――否。
このまま押し倒すのか。
――否。
――いや。
――否だ。
八方塞がりとは、この事か。
「次は、外しません」
――ならば。
――ならば逃げるか。
我が足は、天狗と争える程早いのだ。
追い付けぬ。
これならば、追い付けぬ。
――良し。
――逃げるか。
脱兎の如く、師走の如く、我が身の全てで逃げてやろう。
「なッ!?」
――走る。
追い詰められた畜生の様に、全てを捨てて逃げるのだ。
――速い。
――変わらぬ。
我が身はまだ、衰えてはおらぬ。
これならば、逃げ切れる。
逃げ切れるのだ。
「…………させるもんか」
躰が――ぶれる。
なんなのだ、これは。
――戻る。
――躰が、戻るのだ。
閻魔の元へ。あの河原に。
戻りたくなど無いのだ。
股を通り抜けたいだけなのだ。
「…………許さない」
――そうか。
あの女は死神なのだ。
距離を操るという、あの死神なのだ。
「絶対に……許さない」
死神は、熾火の様な目をしていた。
――あれは、いけない。
あれは、殺す目だ。目の前のものを引き千切り、砕いてなお足りぬ。
うらみとつらみを掛け合わせ、全てを呪う憤怒の魔眼だ。
――何故。
――何故なのだ。
これが、ストレスというものか。
家庭教師とは、其処までのものなのか。
――分からぬ。
――分からぬぞ。
我が半生は、この程度のものなのか。
「――答えましょう」
閻魔が、さらり、と死神の頭を撫でた。
――なんと。
死神の顔が、赤子の様に安らいだではないか。
これが、信頼か。
これが、愛情か。
――嗚呼。
なんと美しき関係だろう。
「裁きましょう裁きましょう、我が身の能力の全てで以って、
御身の塵の一粒までも、ヤマザナドゥが裁きましょう」
――逃げれぬ。
――これは、逃げれぬ。
此処で逃げれば、我は我では無くなるだろう。
――熱い。
――なんという熱さだ。
あの閻魔と死神が、我が身を強く炙るのだ。
――しかし。
――しかしだ。
――心地よい。
――心地よいのだ。
身を焦がすこの熱が、堪らなくいとおしいのだ。
――堪らぬ。
――これは堪らぬ。
この老骨が、焼け付くようだ。
――嗚呼。
これが歓喜か。
忘れて久しい喜びか。
――堪らぬ。
――これは堪らぬ。
――我慢が、出来ぬ。
思わず、叫んだ。
――そうだ。
我が心身が、叫んだのだ。
「我が魂魄全てを以って、いざ、通り抜けぇぇぇぇ!!!!」
「ラストジャッジメント」
――閃光。
――かわせぬ。
――否。
――かわすのだ。
「……距離を操る程度の能力、発動」
なんとぉ!?
ピチューン
□ 探し人 □
『アリス』
魔界生まれのとっても可愛らしい女の子。輝くような金の髪と、大きな本が特徴です。
情報をお持ちの方は、魔界・パンデモニウムの神綺まで連絡を。
『神綺』
魔界の神です。赤い服を好み、髪が一房飛び出しているのが特徴。きっとカリスマいっぱいです。
情報をお持ちの方は、魔界・パンデモニウムの夢子まで連絡を。
『魂魄 妖忌』
人間と幽霊のハーフで老年の男性。長身・筋肉質。常に大きな幽霊を連れているのが特徴です。
わたしのおじいちゃんは、つよくてやさしくてかっこよくてすごい、じまんのおじいちゃんです。
けいこのときはこわいけど、でもそんなおじいちゃんが、わたしはだいすきです。
だからわたしもいっぱいしゅぎょうして、おじいちゃんみたいなりっぱな剣士になりたいです。
もしおじいちゃんのことをしっているひとがいたら、なんでもいいのでおしえてください。
おねがいします。