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東方小説 幻想記憶録 1話 忘れてきた記憶

2016/08/10 22:37:12
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2.26KB
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1

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……暇だ…

こんなに安っぽいラノベの始まり方をする小説はあるだろうか。
なーんて考える中学二年生がいた、この中学生がこんなことを思っていたのは夏真っ盛り、八月の上旬だった。暑すぎるわク○ったれ。

この少年の運命が決定的に変わってしまう、その日だった。

部活終わり、仲間が遊ぶ予定を立てている時、僕はそそくさと帰る準備をする、仲間は「あいつどーするw」「別いーよw」
わざわざ本人の目の前で言うなやファ○ッキュー、心の中で中指立てる。

まーこの少年がどんな感じの人間かをだいたい察してもらえたところで物語を進めていこう。
…………
…………
……………ーーーーー………

「…何が起こったし」
僕は森の中にいた、ただわかったことがここはただの森ではないということだ。なんというか、とても神秘的なものを感じる、気付いた、周りの木の大半が桜の木ということに、それすらも忘れるほどに綺麗な場所だったのだ。
それらに見惚れているうちに少し肌寒さを感じた。そんなことよりまず僕が何をしていたのか整理しよう、、、

(部活から帰って、出掛けたんだよな…その後…その後…)
「思い出せねぇぇぇぇ」


小声で叫ぶ、僕の癖だ、いや、でもマジで覚えてねぇぞ
そこで一旦落ち着こうと周りを見る、へ?よく見たら、というかよく見なくてもわかる周りの景色がまるで漫画かアニメのようだ、そこで自分の体を見てみるが、それもやはりアニメのようだった
それがさらに僕の混乱を掻き立てる。

「どーしよどーしよ(汗)」
「思いだせぇぇぇ 霧谷 悠人ぉぉ(きりたに ゆうと)」

ん…………?
あれ…………?

混乱してるのか?部活後どころか思い出せないものが多すぎる…
死ぬ気で思い出そうとする。ダメだ、友人関係、生活環境、色々な記憶のピースが所々欠損しているようだ。 ヤバい

僕が必死で思い出そうとしていると。

タッ タッ タッ タッ

(…足音…?)

今気付いたが、僕のいる場所は傾斜になっていて、右手10mほどに
階段が見えた、それを降りている音だ、

タッ タッ タッ タッ

(こっちに近づいてくる…?)

僕は反射的に近くの木に身を隠す、距離は近い

タッ タッ タッ

止まった、そしてまた歩き出す

タッ タッ タッ

ほっと胸をなでおろす、目をつむる、そしてあける


見つかった


ばれていた、逃げようとするが足が動かない、なぜだ、動けよ、おい
持ち前の少し優れた運動神経が機能しない、なぜなら

そこにいたのは、刀をこちらに向けて構える少女だったから
そして僕に向けてこう言う

??「何故生きている人間がここに…!」

僕「は?」

これが彼女と僕の出会いの一言だった。
はいー、1話目です 初投稿になります
低クオリティになる予定です。
アンチコメも大歓迎ですので、見て頂けたら幸いです
これからよろしくお願いします
厨二要素増えていく予定です
続くかわかんないけど…(苦笑)
ヤギタロす
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