Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

秘封倶楽部の二人が結婚するまで

2014/04/28 15:32:00
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From:Y.Okazaki
Title:研究室へご友人を招くことについて
Date:Thu, 27 May 2214 20:15:15 +0900(JST)
To:R.Usami



 お疲れさまです。岡崎研の岡崎です。

 本日の貴女の行動について言いたいことがあるため筆を執りました。

 確かに私の研究室は私物の持ち込みを許可しています。例えば観葉植物や壁の本棚、そしてそこに並んだ本は今までの学生が持ち込んだり、研究室に買ってきてくれたりしたもので、今でも活用されています。また、個人個人が学業と無関係な小物を持ち込むことに関しても基本的には容認しています。それは、学生の意欲向上のためであり、気分転換の種を用意するためであり、学生間のコミュニケーションの一助となればと考えてのことです。

 しかし、それにも限度があります。

 ご友人のハーンさんを「私物」と称して研究室に連れてくるのはやめてください。
 学生の机に対して椅子が一脚ずつしかないのは、決して経費を削減しているわけでも、嫌がらせでもありません。基本的に学生の机に向かうのは持ち主の学生だけだと想定されているからです。貴女たちのように、二人で一つの机に向かってきゃいきゃいやるような学生が登場するのは想定外です。しかもそのために、わざわざ隣の学生に椅子を借りてまで。かわいそうに、彼は倉庫まで新しい椅子を取りにいかなくてはならなくなりました。二人だけの世界に没入していた貴女達はきっと気づいていなかったでしょうが。

 ハーンさんが使っていた椅子は撤去しました。明日以降はハーンさんの席はありません。今日椅子を貸した彼にも注意しました。

 今後は、研究室にご友人を連れてくるのは慎んでください。

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