俺は注意書きなんて書かない。
言葉で説明するくらいなら書いて見せてみるだろうな。
「ねぇ、椛、新聞の校正をお願いしたいんだけど……」
「何いきなり話しかけて来てるわけ?」
「……」
「おっととはたて様じゃないですかこの私を頼るとはあなたはわかっているようですねジュースをおごってやりましょう」
「も、椛がおかしくなったあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「お、オイイイイイイィィィィィィィィィ!?出会いがしらにおかしいとかマジでふざけないでください!!」
ほらこんなもん。
妖怪の山。
一級廃人にとってはあもりにも狭すぐる幻想郷において唯一ぬにの山岳地帯としてその存在をアッピルしてくる場所。
だがそこは同時に天狗や河童、妖怪の住む危険地帯でもあるというあるさま。
どれほど危険かというとあまりの危険っぷりに貧弱一般人妖は思わず「存在が大きすぎた」「これではのりこめ~^^できない」と諦めが鬼なっていた。
だが、貧弱一般人には地獄の宴でも、とある白狼にとっては神の賜物。
そんないるだけで強さがオーラとなってアッピルを始めるがゆえに、地元では伝説の白狼として恐れられる白狼天狗が存在した。
その名は犬走椛、天狗の中でも一級廃人として知られる謙虚な白狼天狗。
これは、その謙虚な白狼の謙虚な日々を記録しただけのお話である。
1、白狼刀は白くて生半可な白狼には使えないホーリーが宿ってそうで強い
妖怪の山の中腹。
普段なら空気も良く雰囲気も穏やかなエリアだったのだが恥知らずにもPOPした妖怪によって辺りは一触即発な空気が漂っていた。
あまりの危険さに若干すごく焦ってきたのか多くの貧弱一般天狗もそいつの側まで集まってきたが、どうやらアワレにもビビっているらしくなかなか手を出せないようでいた。
そんな状態にしびれを切らして突撃した汚いカラスもいたようだが、戦況に変化は起きなかったらしい。
次第に「増援はやくきて~はやくきて~;;」と泣き叫び始めた。
そのころ私こと謙虚な白狼の犬走椛は休暇中であったにも関わらず偶然側を通りかかっていた。
私はああヒーローは本当に偶然常に近くを通りかかるもんだなと納得しながら、仲間のためにきょうきょ自宅まで急ぐとすぐさま白狼刀と椛の盾を装備してカカッっと現場まで参上した。
するとまさかすぐ来るとは思ってなかったんだろうな、突然の白狼の登場にメンバーは「もうついたのか!」「はやい!」「きた!白狼きた!」「メイン白狼きた!」「これで勝つる!」と大歓迎状態だった。
最初の方で突っ込んだ汚いカラスは歯が立たなかったのか近くの木でぼろ雑巾になってた。
このまま突っ込んでも高確率で間違いなく妖怪とのタイマンで負けるはずはないのだが、謙虚な白狼は状況の把握を怠らないから強い。
不本意ながらカラスの隣に降り立つと小さな声で「勝ったと思わないでください・・・」と話しかけてきたがどうやら私の登場によりカラスの存在は忘れられているという事実に気づかなかったらしい。
「もう勝負ついてますから」というと黙ったので私は改めて妖怪の様子を見たのだが、速さだけは「」確かになと感心が鬼なったがそれだけの雑魚だった。
そんな雑魚に時間をかけるほどの余裕は私になかったので上から不意だまスウィフトをおみまいすると相手も相当かなり驚いたらしくひややせかきながら距離をとってしばらくにらみ合った。
「私はこのままタイムアップでもいいんですが?」というと頭にヒットしたんだろうな、ようやく必死な顔してなんかこっちに飛びかかってきたから私は下段ガードを固めると、相手は私の上を跳び越えてしまって「そこにいたのにいなかった」という表情になった。
しばらくしてようやく私の存在に気が付いたようだが時既に時間切れ、私は相手の懐に潜り込み雷属性の左をジョーにヒットさせてやると妖怪は何がおこったのかわからずブザマにも四足をプルプルさせて倒れた。
「白狼のおかげだ」「助かった、終わったかと思ったよ」とカラスを治療するのも忘れてみんな私の周りに集まってきたんだが、私は忘れられてるカラスがかわいそうだった。
普通ならさっきの発言で無視する人がぜいいんだろうが私は無視できなかった、みんなとよろこびほめられたかったので応急処置を施してやったらそうとう自分の発言が恥ずかしかったのか涙目になりながら山の方に飛んで行った。
しかしやはり周りはカラスが消えたのにも気づかないようで、相変わらず私の周りに粘着して「やはり謙虚な白狼は格が違った!」「すごいなー、あこがれちゃうなー、やっぱり白狼じゃないとだめかー」と言い出すありさま。
勘違いされては困るので、私はうざかったので「あこがれられるために白狼をやるのは馬鹿。真の白狼は思わず白狼をしてしまっている真の白狼だからあこがれられるのだという事実」と諭してから、とんずらで現場を後にした。
これでただでさえ生半可じゃない山の白狼派閥が更に広がったと同時に、キメゼリフを残して去るというミステリーを残すことによってまた新しい伝説を作ってしまった(リアル話)
2、恥知らずな新聞記者がいた!
射命丸文とか言う汚いカラスがよく私に粘着してくるんだが、これがうざい。
私は妖怪の山のメイン盾の仕事についているんだが、稀によく私に粘着してきて「ねえどんな気持ち?どんな気持ち?」とやってくるのだが、どうやら学習能力が足りないらしくいつも最後には泣き顔で逃げていくのを忘れているらしい。
この前も私が見回りの最中に突然POPして「おやおや?犬なのに獣一匹捕まえられないとは何事ですか?こんな白狼がいる警備チームとか格好のネタなんで記事にしますね^^;」と煽ってきたんだが、こう見えて私は頭も良い。
最初はさすがにちょとわずかに頭に来たので白狼刀でハイスラを喰らわせてやろうと思ったんだが、汚い妖術でも使ったのかカラスが「おお遅い遅いwww」とよけやがったのでこれ以上は無駄ということを悟ったから1発で止めてあとは無視することにした。
するとカラスは焦ったんだろうな、「おや、もう終わりですかwwwww」と煽ってきたんだが私はメンタルも固いからつよい。
「ほらほらかかってきてくださいよwwwwwww」「謙虚な白狼さんはやっぱりこの程度ですかwwwwwwwww」と続けてくるがもうだめ。
冷静な顔をして無視を続けると次第にビビりが鬼なり「か、構ってくれてもいいんじゃよ?(チラッチラッチラッ」と三回連続で見つめてきたんだが「うるさい気が散る一瞬の油断が命取り」と圧倒的な正論でカウンターを返すとぐうの音も出ないようだった。
突き放してもよかったのだがここで一歩引くのが大人の醍醐味、妖怪の山の仲間の空気を悪くするのもと思った(この辺の心配りが人気の秘訣)ので「ところで文さん、次の新聞大会の原稿締め切りは大丈夫なんですか」と日常会話を始めてやった。
するとカラスは意外だったのかきょとんとした顔で「締切は来週末ですから9日ほど余裕ありますよ」と言ってきたので私はああやっぱりなと思った。
私はよく妖怪の山に顔を出すのだがその時に天狗向けに出される情報を集めることも欠かさない。
確か鴉天狗向けの掲示板の中にこんな情報があったなと思い、必要になると思って善意で「締め切りは今週末になりましたよ」というとカラスは泣きながら家へと帰って行った。
泣くほど感謝されるといかに汚いカラスとはいえまんざらでもなかったとともに、ああ文さんもこれで白狼派閥に飲み込まれたかと思うと妖怪の山の今後に大きく希望を持った。
なお、後日談なんだが。
どうやらカラスは締切に間に合わなかったらしく新聞大会ではランク外だった。
落ち込んでいるようだったがここで優しくしてはためにならないと思い、白狼派閥にも入ったことだし「お前調子ぶっこきすぎた結果ですよ?」と次からは時間を守るように言うとしばらく家から出てこなかった。
だがそのあと私の家のポストが汚いカラスの手によって刷り損ねた新聞で埋まっており、しかもその内容が白狼ディスりで埋め尽くされていた。
普段は心優しく言葉使いもよい白狼だったが、カラスがあまりにも白狼を舐めた態度をとったことで完全な怒りとなったので全部燃やしてやった。
仏の顔を三度までという名セリフと知らないのかよ、汚いな流石カラスきたない。
3、魔理沙が魔法を使うのはずるい
つい先日友人のにとりのところに白狼刀スウィフトを研いでもらいに行ったのだが、なんだかそこに普段見慣れない白黒した奴がわいていた。
本当なら今すぐ天狗の事務所に突きだすところだったんだがどうやらにとりの友達だったようなので、それなら「」まあいいかと無視して私はにとりに白狼刀スウィフトを渡したんだがどうやらその白黒は私を無視できなかったらしい。
いきなり声もかけずに粘着してくると私の剣と盾をチラッチラッチラッと三回連続で見つめてきたので、ああこいつは天狗の装備も知らない雑魚なんだなと思い私は親切にも「これは天狗の装備だから人間にはあげられないよ」と言ってやった。
するとどうやらそいつはあこがれがむくむくと表れてきたんだろうな、「ほんのちょっと触らせてくれないか?」と言ってきたんだがいくら能力が高くても種族の差は超えられないという理屈で、白黒が装備できる可能性は最初から0%だった。
私は【できません】というと白黒はそれが気に食わなかったのか急に突然スペルカードを抜きだして「なら力づくで貸してもらうんだぜ」とか言い出した。
どうやらそいつが噂に聞く魔理沙とか言う黒魔らしく今回も力で私に抗おうと思ったんだろうがその浅はかさは愚かしい。
魔理沙はやる気満々のようだったが私は冷静だった、私は別にタイマンでもよかったんだがここで暴れると研究所がロストして想像を絶する悲しみがにとりを襲うだろうなと思った。
最初は穏便にことをおさめるために「落ち着きたまえ^^」と相手を諌めたんだが聞く耳を持たないようなのでもうだめ。
問題があれば博麗の巫女だなーという理屈で武力以外で公平なジャッジをしてもらうために「今から博麗の巫女にテルするからな!覚悟すろ!」というと、突然泣き顔になって「そ、それだけは勘弁してほしいんだぜ;;」とプリケツをさらして土下座しだした。
どうやら博麗の鬼巫女の名は妖怪の山を越えても伝わっているようで、私は生まれて初めてほんのちょとわずかにビビったんだが、それを隠して「今謝れば許す」と広大な心を見せつけた。
魔理沙は「hai!謝るます!」と素直に何度も頭を下げてきたので許してやると「やっぱり白狼は格が違ったんだぜ!許してやれる人あこがれちゃうなー」となんだか勝手に家来になった。
私は「私は優しいからな、他の人にも伝えるべき」というと魔理沙は「hai!伝えるます!」と笑顔でアッピルしたので私はああ白狼の顔の広さは妖怪の山では収まらないと改めて実感した。
そのあとなんだかんだで意気投合したのでこれから一緒に屋台に酒を飲み行くことになり2りで一緒に人里へと繰り出してその日は朝が明けるまで飲み続けた。
にとりはずっと私の刀を研ぎ続けていた。
これで謙虚な白狼のお話はお終いなんだが、これらはどちかというと伝説のほんの一部。
本当なら12個以上あったものを謙虚にも9個でいいと言ったんだがどうやら3個しかまともに記録が残ってなかったらしい。
それに過去の栄光にしがみついた者たちは時既に時間切れなんだが、謙虚な白狼は今を生きる山のメイン盾。
これからもいろんな伝説を生み出して妖怪の山にたくさんのミステリーを残していくだろう(確信)
言葉で説明するくらいなら書いて見せてみるだろうな。
「ねぇ、椛、新聞の校正をお願いしたいんだけど……」
「何いきなり話しかけて来てるわけ?」
「……」
「おっととはたて様じゃないですかこの私を頼るとはあなたはわかっているようですねジュースをおごってやりましょう」
「も、椛がおかしくなったあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「お、オイイイイイイィィィィィィィィィ!?出会いがしらにおかしいとかマジでふざけないでください!!」
ほらこんなもん。
妖怪の山。
一級廃人にとってはあもりにも狭すぐる幻想郷において唯一ぬにの山岳地帯としてその存在をアッピルしてくる場所。
だがそこは同時に天狗や河童、妖怪の住む危険地帯でもあるというあるさま。
どれほど危険かというとあまりの危険っぷりに貧弱一般人妖は思わず「存在が大きすぎた」「これではのりこめ~^^できない」と諦めが鬼なっていた。
だが、貧弱一般人には地獄の宴でも、とある白狼にとっては神の賜物。
そんないるだけで強さがオーラとなってアッピルを始めるがゆえに、地元では伝説の白狼として恐れられる白狼天狗が存在した。
その名は犬走椛、天狗の中でも一級廃人として知られる謙虚な白狼天狗。
これは、その謙虚な白狼の謙虚な日々を記録しただけのお話である。
1、白狼刀は白くて生半可な白狼には使えないホーリーが宿ってそうで強い
妖怪の山の中腹。
普段なら空気も良く雰囲気も穏やかなエリアだったのだが恥知らずにもPOPした妖怪によって辺りは一触即発な空気が漂っていた。
あまりの危険さに若干すごく焦ってきたのか多くの貧弱一般天狗もそいつの側まで集まってきたが、どうやらアワレにもビビっているらしくなかなか手を出せないようでいた。
そんな状態にしびれを切らして突撃した汚いカラスもいたようだが、戦況に変化は起きなかったらしい。
次第に「増援はやくきて~はやくきて~;;」と泣き叫び始めた。
そのころ私こと謙虚な白狼の犬走椛は休暇中であったにも関わらず偶然側を通りかかっていた。
私はああヒーローは本当に偶然常に近くを通りかかるもんだなと納得しながら、仲間のためにきょうきょ自宅まで急ぐとすぐさま白狼刀と椛の盾を装備してカカッっと現場まで参上した。
するとまさかすぐ来るとは思ってなかったんだろうな、突然の白狼の登場にメンバーは「もうついたのか!」「はやい!」「きた!白狼きた!」「メイン白狼きた!」「これで勝つる!」と大歓迎状態だった。
最初の方で突っ込んだ汚いカラスは歯が立たなかったのか近くの木でぼろ雑巾になってた。
このまま突っ込んでも高確率で間違いなく妖怪とのタイマンで負けるはずはないのだが、謙虚な白狼は状況の把握を怠らないから強い。
不本意ながらカラスの隣に降り立つと小さな声で「勝ったと思わないでください・・・」と話しかけてきたがどうやら私の登場によりカラスの存在は忘れられているという事実に気づかなかったらしい。
「もう勝負ついてますから」というと黙ったので私は改めて妖怪の様子を見たのだが、速さだけは「」確かになと感心が鬼なったがそれだけの雑魚だった。
そんな雑魚に時間をかけるほどの余裕は私になかったので上から不意だまスウィフトをおみまいすると相手も相当かなり驚いたらしくひややせかきながら距離をとってしばらくにらみ合った。
「私はこのままタイムアップでもいいんですが?」というと頭にヒットしたんだろうな、ようやく必死な顔してなんかこっちに飛びかかってきたから私は下段ガードを固めると、相手は私の上を跳び越えてしまって「そこにいたのにいなかった」という表情になった。
しばらくしてようやく私の存在に気が付いたようだが時既に時間切れ、私は相手の懐に潜り込み雷属性の左をジョーにヒットさせてやると妖怪は何がおこったのかわからずブザマにも四足をプルプルさせて倒れた。
「白狼のおかげだ」「助かった、終わったかと思ったよ」とカラスを治療するのも忘れてみんな私の周りに集まってきたんだが、私は忘れられてるカラスがかわいそうだった。
普通ならさっきの発言で無視する人がぜいいんだろうが私は無視できなかった、みんなとよろこびほめられたかったので応急処置を施してやったらそうとう自分の発言が恥ずかしかったのか涙目になりながら山の方に飛んで行った。
しかしやはり周りはカラスが消えたのにも気づかないようで、相変わらず私の周りに粘着して「やはり謙虚な白狼は格が違った!」「すごいなー、あこがれちゃうなー、やっぱり白狼じゃないとだめかー」と言い出すありさま。
勘違いされては困るので、私はうざかったので「あこがれられるために白狼をやるのは馬鹿。真の白狼は思わず白狼をしてしまっている真の白狼だからあこがれられるのだという事実」と諭してから、とんずらで現場を後にした。
これでただでさえ生半可じゃない山の白狼派閥が更に広がったと同時に、キメゼリフを残して去るというミステリーを残すことによってまた新しい伝説を作ってしまった(リアル話)
2、恥知らずな新聞記者がいた!
射命丸文とか言う汚いカラスがよく私に粘着してくるんだが、これがうざい。
私は妖怪の山のメイン盾の仕事についているんだが、稀によく私に粘着してきて「ねえどんな気持ち?どんな気持ち?」とやってくるのだが、どうやら学習能力が足りないらしくいつも最後には泣き顔で逃げていくのを忘れているらしい。
この前も私が見回りの最中に突然POPして「おやおや?犬なのに獣一匹捕まえられないとは何事ですか?こんな白狼がいる警備チームとか格好のネタなんで記事にしますね^^;」と煽ってきたんだが、こう見えて私は頭も良い。
最初はさすがにちょとわずかに頭に来たので白狼刀でハイスラを喰らわせてやろうと思ったんだが、汚い妖術でも使ったのかカラスが「おお遅い遅いwww」とよけやがったのでこれ以上は無駄ということを悟ったから1発で止めてあとは無視することにした。
するとカラスは焦ったんだろうな、「おや、もう終わりですかwwwww」と煽ってきたんだが私はメンタルも固いからつよい。
「ほらほらかかってきてくださいよwwwwwww」「謙虚な白狼さんはやっぱりこの程度ですかwwwwwwwww」と続けてくるがもうだめ。
冷静な顔をして無視を続けると次第にビビりが鬼なり「か、構ってくれてもいいんじゃよ?(チラッチラッチラッ」と三回連続で見つめてきたんだが「うるさい気が散る一瞬の油断が命取り」と圧倒的な正論でカウンターを返すとぐうの音も出ないようだった。
突き放してもよかったのだがここで一歩引くのが大人の醍醐味、妖怪の山の仲間の空気を悪くするのもと思った(この辺の心配りが人気の秘訣)ので「ところで文さん、次の新聞大会の原稿締め切りは大丈夫なんですか」と日常会話を始めてやった。
するとカラスは意外だったのかきょとんとした顔で「締切は来週末ですから9日ほど余裕ありますよ」と言ってきたので私はああやっぱりなと思った。
私はよく妖怪の山に顔を出すのだがその時に天狗向けに出される情報を集めることも欠かさない。
確か鴉天狗向けの掲示板の中にこんな情報があったなと思い、必要になると思って善意で「締め切りは今週末になりましたよ」というとカラスは泣きながら家へと帰って行った。
泣くほど感謝されるといかに汚いカラスとはいえまんざらでもなかったとともに、ああ文さんもこれで白狼派閥に飲み込まれたかと思うと妖怪の山の今後に大きく希望を持った。
なお、後日談なんだが。
どうやらカラスは締切に間に合わなかったらしく新聞大会ではランク外だった。
落ち込んでいるようだったがここで優しくしてはためにならないと思い、白狼派閥にも入ったことだし「お前調子ぶっこきすぎた結果ですよ?」と次からは時間を守るように言うとしばらく家から出てこなかった。
だがそのあと私の家のポストが汚いカラスの手によって刷り損ねた新聞で埋まっており、しかもその内容が白狼ディスりで埋め尽くされていた。
普段は心優しく言葉使いもよい白狼だったが、カラスがあまりにも白狼を舐めた態度をとったことで完全な怒りとなったので全部燃やしてやった。
仏の顔を三度までという名セリフと知らないのかよ、汚いな流石カラスきたない。
3、魔理沙が魔法を使うのはずるい
つい先日友人のにとりのところに白狼刀スウィフトを研いでもらいに行ったのだが、なんだかそこに普段見慣れない白黒した奴がわいていた。
本当なら今すぐ天狗の事務所に突きだすところだったんだがどうやらにとりの友達だったようなので、それなら「」まあいいかと無視して私はにとりに白狼刀スウィフトを渡したんだがどうやらその白黒は私を無視できなかったらしい。
いきなり声もかけずに粘着してくると私の剣と盾をチラッチラッチラッと三回連続で見つめてきたので、ああこいつは天狗の装備も知らない雑魚なんだなと思い私は親切にも「これは天狗の装備だから人間にはあげられないよ」と言ってやった。
するとどうやらそいつはあこがれがむくむくと表れてきたんだろうな、「ほんのちょっと触らせてくれないか?」と言ってきたんだがいくら能力が高くても種族の差は超えられないという理屈で、白黒が装備できる可能性は最初から0%だった。
私は【できません】というと白黒はそれが気に食わなかったのか急に突然スペルカードを抜きだして「なら力づくで貸してもらうんだぜ」とか言い出した。
どうやらそいつが噂に聞く魔理沙とか言う黒魔らしく今回も力で私に抗おうと思ったんだろうがその浅はかさは愚かしい。
魔理沙はやる気満々のようだったが私は冷静だった、私は別にタイマンでもよかったんだがここで暴れると研究所がロストして想像を絶する悲しみがにとりを襲うだろうなと思った。
最初は穏便にことをおさめるために「落ち着きたまえ^^」と相手を諌めたんだが聞く耳を持たないようなのでもうだめ。
問題があれば博麗の巫女だなーという理屈で武力以外で公平なジャッジをしてもらうために「今から博麗の巫女にテルするからな!覚悟すろ!」というと、突然泣き顔になって「そ、それだけは勘弁してほしいんだぜ;;」とプリケツをさらして土下座しだした。
どうやら博麗の鬼巫女の名は妖怪の山を越えても伝わっているようで、私は生まれて初めてほんのちょとわずかにビビったんだが、それを隠して「今謝れば許す」と広大な心を見せつけた。
魔理沙は「hai!謝るます!」と素直に何度も頭を下げてきたので許してやると「やっぱり白狼は格が違ったんだぜ!許してやれる人あこがれちゃうなー」となんだか勝手に家来になった。
私は「私は優しいからな、他の人にも伝えるべき」というと魔理沙は「hai!伝えるます!」と笑顔でアッピルしたので私はああ白狼の顔の広さは妖怪の山では収まらないと改めて実感した。
そのあとなんだかんだで意気投合したのでこれから一緒に屋台に酒を飲み行くことになり2りで一緒に人里へと繰り出してその日は朝が明けるまで飲み続けた。
にとりはずっと私の刀を研ぎ続けていた。
これで謙虚な白狼のお話はお終いなんだが、これらはどちかというと伝説のほんの一部。
本当なら12個以上あったものを謙虚にも9個でいいと言ったんだがどうやら3個しかまともに記録が残ってなかったらしい。
それに過去の栄光にしがみついた者たちは時既に時間切れなんだが、謙虚な白狼は今を生きる山のメイン盾。
これからもいろんな伝説を生み出して妖怪の山にたくさんのミステリーを残していくだろう(確信)
ただまあ、あの狂った言語を改変するスキルはあこがれはしないけど尊敬します
こっちではあまり読んでもらえないかもなぁ
でも元ネタに適わない気がする辺り元ネタの狂いっぷりは尋常ではない、これならそそわ本家投稿でも良かったかもには同意
流石は謙虚なナイト様だ、この尊敬心はしぱらく留まるところを知らない。
衝動と勢いで書いたという気概がびしびしと伝わってきて、読んでいるこちらとしても
楽しい気持ちになりました。こんなネタも面白いものですね。
次は山の洞穴に果敢に乗り込んで悪のドラゴンを退治すべきそうすべき。
以前よりも詰まった文章と内容のギャップで余計におかしいのもワンポイントですね(確信)!
東方系のSSで偉大なるブロ語の作品が読めることに喜びが隠せません。
最近あおみすさんの作品でないなーと思っていたところにこの作品は笑いと驚きが隠せませんでしたが、作品自体も上手く翻訳されていて「すごく面白い^^」です。
次回作にも期待しています。
こっちじゃ厳しいかもしれないけど頑張ってほしいです。
格が違うのは博麗なのは、確定的に明らか