*タイトル詐欺?はデフォルトです*
*魔理沙×アリスです。変態…ではないはずだ…うn*
アリスはちゃんとしてるようで実は面倒くさがりだ。と、言っても普段何もしてないときはそんなことは無いのだが人形作りに没頭しだすと人が変わったように面倒くさがりになるのだ。
1日中飯を食べないだけなら、まぁ知ってる限りだと霊夢もよくやるから問題無いのだ。
お風呂に入らない。これも霊夢もよくやってるから問題ない…と思う。
じゃあ、何が問題あるかって?
同じ服を1週間、風呂も入らずにずっと人形を作るのだ。蒸し暑い普通にしてると汗をかくあの家でずっとだ。
これが何を意味するのか。簡単だ。
アリスの濃厚な香りの付いた服が一着生まれるのだ!アリスがいなくてもアリスを身近に感じることのできる!!!神器ともいえる、アリスの濃厚な香り付きの…うふふ
おっと涎が出てしまった。
さて私がこんな話をした理由はいたって簡単だ。
一人ぼっちでさびしくなるのが嫌だから、それに備えてその服を借りていくわけじゃないぞ///
ただ…そうだ!洗濯しようと思っただけなんだ!うん!そういうことだ!
私はこの借りてくぜを確実に邪魔(主に本人から)されずに成功させるために策を練ったのだ。そしてそれが今日決行される…
夏の大宴会当日夕方ごろ
その日もアリスは人形作りに没頭していた。
「アリスー。そろそろ大宴会の時間だぞー。」
今日はアリスの扉を少し乱暴にたたく。扉をたたいてからちょっと経っただろうか。私の大好きな人アリスが出てくる。人形つくりに没頭してたせいか彼女の金髪の髪が少しだけボサボサになっている。そのせいか、普段よりも親しみやすいような雰囲気がある。
「んー、魔理沙~。何か用?」
「そろそろ、大宴会の時間だ。今回はいろんな人が集まるから顔合わせの意も含めて行こうぜアリス。」
「もうそんな時期なのね…。先行ってて魔理沙。私、ちょっとお風呂入ってくるからー」
頭を撫でていた手を離し、アリスは中に戻っていった。このときには私の作戦はまだ決行しない。ここで借りていくと確実に大宴会どころではなくなるからだ(主に私が)
とりあえずアリスに言われたとおりに私は神社へ行く。
夏の大宴会AM2時ごろ
大宴会もそろそろ終わりに近づいてきたころに私はこっそり大宴会から抜け出す。アリスは霊夢(ヨモギ団子で買収)と早苗(魔法の櫛で買収 どうやら古傘妖怪の髪を梳かして遊ぶのに欲しかったらしい)と美鈴(話したら渋い顔されたものの協力してくれた)と一緒に酒を飲んでいたところを確認したから大丈夫のはずだ。
私は超特急で目標の家に飛んで行った。もちろん鍵はかかっているのだが、私特製の鍵であけられることは確認済みだ。難なく鍵を開けると私は居間へと足を進める。ここまでの道のりにアリスが作った人形が配置されてるがそいつらは既に買収済みだ。
目的の品がある場所、風呂場まで私は足を進めた。そこでスマートに目的のものを借りて帰る…はずだった。
「なんで…洗濯物が。アリスの服が無いんだ!?」
本来だったらあるはずの洗濯物として出されているはずの服が無いのだ。
「く、クールになれ…。冷静になれ私。」
計画外のことが起き、焦っている心を静めるために私は自分に言い聞かす。…そして私はもう一つの、目的のものがあるであろう場所を一つ思い出す。
「もしかして…寝室に置きっぱなしなのか?」
ありえる可能性だ。服は寝室に置きっぱなしにして濡れタオルで体を拭いただけだったかもしれない。人形作りしてた直後だったしもしかしたら、また面倒くさがっていたのかもしれない。私はそう結論付けると足早に寝室に向かうことにした。
ここで私は気づくべきだったのかもしれない。洗濯籠の中に彼女の下着が入っていたことを…
「ここにあったのか」
寝室に行くとそれはあった。私が今回借りて行こうとしていた品が。
私はそれを手に取ると思いっきり抱きしめて匂いを嗅ぐ。
「アリスの匂い!アリスの匂い!はふーん…落ち着く…」
服に染みこんだ彼女の匂いを思いっきり嗅ぐ。アリス本人がいるはずでないのに私はまるで抱きしめられているような感覚を抱く。そのまま私は彼女のベッドにうつぶせに飛び込む。
こうすると彼女と一緒になれるような気がしたからだ。
少し経ってから私は偽装工作をするために彼女の服を閉まっているタンスに近づく。
そのときだった
私は後ろから何者かに抱きしめられた。持ち上げられた後の行動は早いもので私を抱きしめた相手は腰に手を回し、私の足が付かない位置まで持ち上げられる。
そして…
「寂しがりもいいけど、盗って行っちゃうのはいけないわよ?」
この家の主の声が、聞こえるはずの無い彼女の声が聞こえる。
「あ、アリス…?なんでいるんだぁ…??」
私の完璧なまでにパーフェクトな計画が崩れ去っていく音が聞こえてくる。
まさか、あの巫女たちが計画をばらしたのか?いや、そんなはずは…
「ちょっと罠を張ったのよ。寝室の入り口に魔法の糸をね。あなた、私が3日人形作りしてたときあったでしょ?その3日間の服を着てたままあなたと会ったときに珍しくあなたから強く抱きしめてきてたのよ?それでもしかして1週間も経ったら寂しさのあまりに借りて行こうと思うんじゃないかなって思ったの。」
油断していた…。確かにあの時、私はたかが3日だったが会えないという寂しさにアリスに自分から思い切り抱きついた。その時にこの服の匂いを嗅いで私はこの計画を思いついたのだ。まさか…こんなはずでは!
「うふふ…魔理沙ぁ~。1週間あえなかったぶん愛してあげるわ~。その服では味わえないような匂いも香りもね~。」
「あ、あぁ…」
直後、私の体ごとアリスはベッドに倒れこむ。
「ア、アリス酔ってないか?」
「私~?酔ってるわけないじゃないのよ~。もう…うふふ」
「いや、絶対に酔ってるよなアリス?アリっ…んぅー…んぅ!!!!????」
「うふふ…私たちの宴はこれからよマ☆リ☆サ」
と思って読んでみたら魔理沙wwwこいつド変態じゃねーか。
久しぶりに変態な魔理沙を見た気がしますw
どう考えてもアリスの方が上級変態だよな・・・
二人とも変態とはめずらしいw
将来 手の上で転がされてそうwww