この作品は「悪魔の館に差し込む光 2」の続きとなっております。
そちらから読むことをお勧めします。
↓面倒だぜ!って方のためのあらすじ↓
・しばらくフランのメイドとして働くことをルナとスターに伝えに森に行こう。
・二人ともいないみたいだししばらく待とう。
以上分かりにくいあらすじでしたー
本編どうぞ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
遅い、遅すぎる。
もうここに着いてから3,4時間は待ってるわよ、そろそろ話を続けるのも厳しいかも……
フランさんも暇そうにしてるしどうしようかしら?
今日はいったん戻ってまた出直しましょうかね。
「フランさんフランさん、いったん帰ってまた今度ここに来てもいいですか?」
「サニーがいいならそれでも構わないよー」
「じゃあ帰りましょうか」
「はーい」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
うーん結構日が落ちてきてるわね。
これなら能力もあんまり使わなくても大丈夫そう……ってあの人影は……
「あ、魔理沙だー!やっほー!」
「ん?その声はフランか?どうしてこんなところにいるんだ?」
「少しの間私のメイドになった子がいてね、その子の仲間にこのことを報告するためにきたんだけど留守みたいで」
「フランのメイドだって?ってお前は確か光の三妖精の……メイドってお前のことか?」
「えぇ、紅魔館で迷子になってるところをフランさんに捕まってしまいまして……でもメイドってなんだか面白そうだったのでやってみようかなーと」
「そういうのは月の奴の役目だと思ってたんだがお前も迷子とかなるんだな」
月の奴ってルナのことよね?確かによく気づいたらはぐれたりしてるわねルナは。
スターは気配がわかるから迷子になることはないわね、まぁ自分からふらふらどっかいっちゃうことならあるけど。
「私だってたまには迷子ぐらいなりますよ。ところで魔理沙さんはなにを?」
「あー私か?私は今からアリスの家に遊びに行くところなんだ、お前達も来るか?」
「いくいく!」
「フランさんが行きたいなら私もいきますよー」
「じゃあ行くぜ!といってもアリスの家はすぐそこだがな」
アリスさんって同時にたくさんの人形操ってた人よね?
あの時は死ぬかと思ったわ……あの鳥が来なかったら危なかったわ、つんつんつつかれて痛かったけど。
っと着いた着いた、ほんとにすぐそこだったわね。
「アリスー!遊びに来てやったぜー!」
「あら魔理沙いらっしゃい……って今日はずいぶんと大勢なのね」
「アリスこんにちわ!この前のクッキーおいしかったよ!」
「おじゃましまーす……」
「あらあなたは光の三妖怪……じゃなくて光の三妖精の 別に襲ったりはしないから怯えないでいいわよ」
「は、はぁ……」
そう言われても大量の人形が槍構えて襲ってきそうだったあの光景は忘れられないわよ。
今は魔理沙さんとフランさんもいるし大丈夫だと思うんだけどやっぱり……
「まったくしょうがないわね……ほらちょうどクッキーも焼けたところだしあげるわ」
「あ、ありがとうございます」
もぐもぐ……こ、これは!?
なにこれすごくおいしいんだけど!アリスさんすごい!
「すっごくおいしいですこれ!もっと食べていいですか?」
「えぇ、沢山あるから好きなだけどうぞ」
「ありがとうございます!」
「やっぱり妖精って単純だな」
「紅魔館の妖精メイドだってみんなこんなもんよ」
む、なんだかあそこの二人が妖精のことをバカにしてるような
でもこのクッキーおいしいしそんな事どうでもいいわね!あーおいしいー
それにしてもこの家は相変わらず人形が多いわねぇ……あ、あれは魔理沙さんの人形かしら?すごい完成度ね。
フランさんの人形もあるみたい……私達の人形とかないのかしら?
「あ、そうそうあなた達三人の人形は今ちょうど作ってるところなのよ」
「そうなんですか!?完成したら見てみたいです!」
「そう?じゃあ完成したらプレゼントしてあげましょうか?でもどこに住んでるかわからないわね……」
「あ、今私は紅魔館でフランさんのメイドとして働いてるんでしばらくはそこにいると思いますよ」
「紅魔館に?じゃあ完成したら届けに行くわ、楽しみにしててね」
「はい!」
完成したらどんな感じなのかな、楽しみだわー
「いいなー私も人形欲しい!」
「フランも欲しいの?だったら一緒に持っていくわ」
「わーい!」
じーっとこっち見てると思ってたらフランさんも欲しかったのね。
結構子供なところもあってやっぱりかわいいわー
「そろそろ外も暗くなってきてるけどあなた達帰らなくて大丈夫なの?」
「あ、ほんとだ。そろそろ帰らないと咲夜とかが心配するかも」
「じゃあそろそろ帰りましょうか?アリスさんクッキーご馳走様でした!」
「えぇ、またいつでもいらっしゃい。魔理沙はどうするの?」
「私はもうちょっとここにいさせて貰うぜ。ちょっと用事があってきたからな」
「そ、じゃああなた達気をつけて帰るのよ」
「はーい、お邪魔しました!人形楽しみにしてますね!」
「じゃあね二人とも!いつでも紅魔館遊びにきてね?」
「おう、また遊びに行くぜ」
いやーアリスさんってあんないい人だったのね。
この前のイメージで怖い人だと思ってたわ……
さて外が真っ暗になる前に帰りましょー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そろそろ紅魔館着くけど楽だったわ!能力使わないで飛ぶのって楽ね!
門番に見つからないようにー……って今回は堂々と入れるじゃない!
いつもコソコソしてるから癖がついちゃったわね
「めーりんただいま!」
「あ、妹様おかえりなさい」
「今日は珍しく起きてるんだね」
「そんないつも寝てるみたいな言い方しないでくださいよ!とまぁ今日は話し相手がいるので暇じゃないんですよねー」
「話し相手?」
「えぇ、今ちょっと飲み物を持ってきてもらってるんですが……あ、帰ってきましたね」
「お待たせしましたー……ってサニーじゃない!」
「え?スター!なんでここに!?」
びっくりした、なんでスターがここで門番してるのよ?
「昨日はぐれたあとにメイドに捕まっちゃってね、罰として一週間ここで働けって」
「いやーそれにしてもスターさんの能力は門番に向いてますよ、どこから人が来るのか分かっちゃうんですから」
「かくれんぼの鬼をさせてもらえない妖精だからね。まぁそんなわけで一週間ぐらいここにいるわ」
「私もここで働くことになったから一週間経ったら一緒に帰りましょうか」
「そうね……ん?美鈴さん、あっちから何か来ますよ。言葉も通じない下級妖怪かしら」
「本当ですか!?じゃあちょっと痛い目にあわせないと……いきますよスターさん」
「はーい。じゃあまたねサニー」
「えぇ、がんばってね」
「サニー早く中に入ろうよー」
「あ、はーい今行きまーす」
それにしてもスターまで捕まってたなんてね、ちゃっかり抜け出してそうだと思ってたんだけど。
私もスターも捕まってるってことは……
「わぁ!?」パリーン
今の声……やっぱり……
「はぁ、あなたこれでお皿割るの何枚目?足元に気をつけなさい」
「す、すみません」
あーやっぱりルナだわ。
また転んでるし、どこにいってもほんとルナは鈍くさいなぁ。
「ほらほら、踏むと危ないからどいてどいて」
「はい……ってあれ?サニーじゃない」
「今日も絶好調ね、ルナ」
「悪かったなぁ、サニーも捕まったの?」
「えぇ、フランさんのメイドやってるわ。一週間後にはみんなで家に帰るつもりだけど」
「そう、じゃあお互いがんばりましょ。私は夕食の支度があるからこれで」
「転ぶんじゃないわよー」
「わ、わかってるわよ!じゃあね!」
ルナは気がつけば転んでるからなぁ……
ま、そこが可愛いんだけど♪
「そういえばフランさん」
「ん?なーに?」
「勝手に一週間後には帰るって約束しちゃいましたけど……それで大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ!仲良しの三人を離れ離れにするのも悪いしね」
「ありがとうございます!じゃあ一週間は仕事がんばりますね!」
「うん!」
あぁ、優しいなぁフランさんは。
可愛くて優しくて強いとか何でも揃ってる感じね、いいなぁ。
とまぁこれから一週間働くことになったわけですが、気合入れてがんばるわよ!ファイトよサニー!
そちらから読むことをお勧めします。
↓面倒だぜ!って方のためのあらすじ↓
・しばらくフランのメイドとして働くことをルナとスターに伝えに森に行こう。
・二人ともいないみたいだししばらく待とう。
以上分かりにくいあらすじでしたー
本編どうぞ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
遅い、遅すぎる。
もうここに着いてから3,4時間は待ってるわよ、そろそろ話を続けるのも厳しいかも……
フランさんも暇そうにしてるしどうしようかしら?
今日はいったん戻ってまた出直しましょうかね。
「フランさんフランさん、いったん帰ってまた今度ここに来てもいいですか?」
「サニーがいいならそれでも構わないよー」
「じゃあ帰りましょうか」
「はーい」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
うーん結構日が落ちてきてるわね。
これなら能力もあんまり使わなくても大丈夫そう……ってあの人影は……
「あ、魔理沙だー!やっほー!」
「ん?その声はフランか?どうしてこんなところにいるんだ?」
「少しの間私のメイドになった子がいてね、その子の仲間にこのことを報告するためにきたんだけど留守みたいで」
「フランのメイドだって?ってお前は確か光の三妖精の……メイドってお前のことか?」
「えぇ、紅魔館で迷子になってるところをフランさんに捕まってしまいまして……でもメイドってなんだか面白そうだったのでやってみようかなーと」
「そういうのは月の奴の役目だと思ってたんだがお前も迷子とかなるんだな」
月の奴ってルナのことよね?確かによく気づいたらはぐれたりしてるわねルナは。
スターは気配がわかるから迷子になることはないわね、まぁ自分からふらふらどっかいっちゃうことならあるけど。
「私だってたまには迷子ぐらいなりますよ。ところで魔理沙さんはなにを?」
「あー私か?私は今からアリスの家に遊びに行くところなんだ、お前達も来るか?」
「いくいく!」
「フランさんが行きたいなら私もいきますよー」
「じゃあ行くぜ!といってもアリスの家はすぐそこだがな」
アリスさんって同時にたくさんの人形操ってた人よね?
あの時は死ぬかと思ったわ……あの鳥が来なかったら危なかったわ、つんつんつつかれて痛かったけど。
っと着いた着いた、ほんとにすぐそこだったわね。
「アリスー!遊びに来てやったぜー!」
「あら魔理沙いらっしゃい……って今日はずいぶんと大勢なのね」
「アリスこんにちわ!この前のクッキーおいしかったよ!」
「おじゃましまーす……」
「あらあなたは光の三妖怪……じゃなくて光の三妖精の 別に襲ったりはしないから怯えないでいいわよ」
「は、はぁ……」
そう言われても大量の人形が槍構えて襲ってきそうだったあの光景は忘れられないわよ。
今は魔理沙さんとフランさんもいるし大丈夫だと思うんだけどやっぱり……
「まったくしょうがないわね……ほらちょうどクッキーも焼けたところだしあげるわ」
「あ、ありがとうございます」
もぐもぐ……こ、これは!?
なにこれすごくおいしいんだけど!アリスさんすごい!
「すっごくおいしいですこれ!もっと食べていいですか?」
「えぇ、沢山あるから好きなだけどうぞ」
「ありがとうございます!」
「やっぱり妖精って単純だな」
「紅魔館の妖精メイドだってみんなこんなもんよ」
む、なんだかあそこの二人が妖精のことをバカにしてるような
でもこのクッキーおいしいしそんな事どうでもいいわね!あーおいしいー
それにしてもこの家は相変わらず人形が多いわねぇ……あ、あれは魔理沙さんの人形かしら?すごい完成度ね。
フランさんの人形もあるみたい……私達の人形とかないのかしら?
「あ、そうそうあなた達三人の人形は今ちょうど作ってるところなのよ」
「そうなんですか!?完成したら見てみたいです!」
「そう?じゃあ完成したらプレゼントしてあげましょうか?でもどこに住んでるかわからないわね……」
「あ、今私は紅魔館でフランさんのメイドとして働いてるんでしばらくはそこにいると思いますよ」
「紅魔館に?じゃあ完成したら届けに行くわ、楽しみにしててね」
「はい!」
完成したらどんな感じなのかな、楽しみだわー
「いいなー私も人形欲しい!」
「フランも欲しいの?だったら一緒に持っていくわ」
「わーい!」
じーっとこっち見てると思ってたらフランさんも欲しかったのね。
結構子供なところもあってやっぱりかわいいわー
「そろそろ外も暗くなってきてるけどあなた達帰らなくて大丈夫なの?」
「あ、ほんとだ。そろそろ帰らないと咲夜とかが心配するかも」
「じゃあそろそろ帰りましょうか?アリスさんクッキーご馳走様でした!」
「えぇ、またいつでもいらっしゃい。魔理沙はどうするの?」
「私はもうちょっとここにいさせて貰うぜ。ちょっと用事があってきたからな」
「そ、じゃああなた達気をつけて帰るのよ」
「はーい、お邪魔しました!人形楽しみにしてますね!」
「じゃあね二人とも!いつでも紅魔館遊びにきてね?」
「おう、また遊びに行くぜ」
いやーアリスさんってあんないい人だったのね。
この前のイメージで怖い人だと思ってたわ……
さて外が真っ暗になる前に帰りましょー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そろそろ紅魔館着くけど楽だったわ!能力使わないで飛ぶのって楽ね!
門番に見つからないようにー……って今回は堂々と入れるじゃない!
いつもコソコソしてるから癖がついちゃったわね
「めーりんただいま!」
「あ、妹様おかえりなさい」
「今日は珍しく起きてるんだね」
「そんないつも寝てるみたいな言い方しないでくださいよ!とまぁ今日は話し相手がいるので暇じゃないんですよねー」
「話し相手?」
「えぇ、今ちょっと飲み物を持ってきてもらってるんですが……あ、帰ってきましたね」
「お待たせしましたー……ってサニーじゃない!」
「え?スター!なんでここに!?」
びっくりした、なんでスターがここで門番してるのよ?
「昨日はぐれたあとにメイドに捕まっちゃってね、罰として一週間ここで働けって」
「いやーそれにしてもスターさんの能力は門番に向いてますよ、どこから人が来るのか分かっちゃうんですから」
「かくれんぼの鬼をさせてもらえない妖精だからね。まぁそんなわけで一週間ぐらいここにいるわ」
「私もここで働くことになったから一週間経ったら一緒に帰りましょうか」
「そうね……ん?美鈴さん、あっちから何か来ますよ。言葉も通じない下級妖怪かしら」
「本当ですか!?じゃあちょっと痛い目にあわせないと……いきますよスターさん」
「はーい。じゃあまたねサニー」
「えぇ、がんばってね」
「サニー早く中に入ろうよー」
「あ、はーい今行きまーす」
それにしてもスターまで捕まってたなんてね、ちゃっかり抜け出してそうだと思ってたんだけど。
私もスターも捕まってるってことは……
「わぁ!?」パリーン
今の声……やっぱり……
「はぁ、あなたこれでお皿割るの何枚目?足元に気をつけなさい」
「す、すみません」
あーやっぱりルナだわ。
また転んでるし、どこにいってもほんとルナは鈍くさいなぁ。
「ほらほら、踏むと危ないからどいてどいて」
「はい……ってあれ?サニーじゃない」
「今日も絶好調ね、ルナ」
「悪かったなぁ、サニーも捕まったの?」
「えぇ、フランさんのメイドやってるわ。一週間後にはみんなで家に帰るつもりだけど」
「そう、じゃあお互いがんばりましょ。私は夕食の支度があるからこれで」
「転ぶんじゃないわよー」
「わ、わかってるわよ!じゃあね!」
ルナは気がつけば転んでるからなぁ……
ま、そこが可愛いんだけど♪
「そういえばフランさん」
「ん?なーに?」
「勝手に一週間後には帰るって約束しちゃいましたけど……それで大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ!仲良しの三人を離れ離れにするのも悪いしね」
「ありがとうございます!じゃあ一週間は仕事がんばりますね!」
「うん!」
あぁ、優しいなぁフランさんは。
可愛くて優しくて強いとか何でも揃ってる感じね、いいなぁ。
とまぁこれから一週間働くことになったわけですが、気合入れてがんばるわよ!ファイトよサニー!
後、出来ればまたアリスを出して欲しいなー何て思ったり…
次回以降も期待
当然出てくるだろうけどパッチェさん期待
アリスはきっと出てくると思いますよ!ていうか出す!
>2様
そうですね・・この際思い切って時系列無視して進んでいきます!
>3様
パチュリーも結構重要人物で進んでいきますよ!