「隙間妖怪から、"ぶいえいちえす"ってのと"てれび"なる物を借りてきたわ!」
お嬢様が気紛れで八雲家に遊びに行き、帰ってきてからの発言だった。
その場には、地下室から妹様、図書室からパチュリー様・小悪魔さんまでも呼んできていた。
勿論、咲夜さんはお嬢様のお側に瀟洒に立っている。
「で、レミィ、その"ぶいえいちえす"って何?」
私も気になっていた事をパチュリー様が聞いてくれた。
というか、おそらく此処に居るお嬢様を除く者全員が思っていた事だろう。
「ん?コレ?あの隙間曰く、映像を保存できる代物らしいわよ!」
「それって、記憶魔法の様なモノなのかしら?」
「さぁ?詳しい事は私も聞かなかったし分からないわ」
「お姉様、それって保存できるのって映像だけなの?」
「いや、正確には分からないけど、映像と音声を保存できるって事らしいわよ」
映像と音声…つまり、今のこの会話と映像と音声を両方とも保存できるって事なのだろうか?
「まぁ、概ね美鈴の言う通りね」
成る程、それは凄いものだ。
映像や音声を保存するためには、魔法が幻想郷では主流の様なものだ。
幻想郷で保存の媒体といったら他には、書物が主だろうか。
「何ソレ凄いねお姉様!」
「ええ。最初聞いた時は私も驚いたわ。それにコレ、外の世界では主流の時代があったらしいしね」
「時代?今は違うという事でしょうか?」
「えぇ…。今の外の世界は"でぃーぶいでぃー"と言うのが主流らしいわ」
"でぃーぶいでぃー"?
一体何が違うと言うのか?
「何か容量がどうのこうの言ってたけど…よく覚えてないわ」
「ふーん…ま、いっか」
「で、レミィその"ぶいえいちえす"には何が保存されてるのかしら?」
「さぁ?」
「は?」
「へ?」
「え?お姉様知らないの?」
お嬢様が内容を知らない…と言う事は…
何か展開が分かってきたような…?
「ええ。中々画期的なモノがあるわねって関心してたら、館の方達と見てみれば、って勧められたから。あ、因みに内容は隙間のお墨付きらしいわ」
あの方のお墨付き…
何でだろう、それだけで不安がドンドン増していくんだが…
「ま、私に勧める位のモノだからつまらないものではないでしょうね」
「その自信はどっから出てくるのやら…」
パチュリー様は溜息を隠さず吐いていた。
まぁ、お嬢様のこんな行動は今に始まった事ではないが…
「さぁ!全員で見るわよ!」
───
取り敢えず目の前に"てれび"を置き、横一列で全員椅子に座る形になっている。
因みに、"てれび"は"ぶいえいちえす"の映像を見るために必要なものらしい。
そして席の順番は、
小悪魔さんと私が両端の席。
私の右側には咲夜さん、小悪魔さんの左側にはパチュリー様。
そんな私達四人の間にお嬢様と妹様。
因みにお嬢様は咲夜さん側、妹様はパチュリー様側
という順番である。
「楽しみですね!パチュリー様!」
「えぇ、どんな映像かしらね」
「お姉様、早く早く!」
「フラン、落ち着きなさいな…」
「何が保存されているのかしら…ねぇ?美鈴?」
咲夜さんに質問されて取り敢えず、
そうですね、なんて軽く返答をしておいた。
「それじゃあ、再生するわよ!」
お嬢様が再生ボタンを押し、映像が再生され始めた。
───
ふぅ…やっと画面に終わりの文字が見えた…
内容としては、所謂怪談物であった。
妖怪の自分としてはあまり怖いとは思えなかったな…
「ふぅ…ったくあの隙間つまらないもの渡しやがって…」
「面白かったですね~」
お嬢様と小悪魔さんも私と同じっていうか小悪魔さん、あの映像の何処に面白成分が?
まぁ、咲夜さんやパチュリー様も同じ様な反応かn
「お、お姉様、わ、私トイレ行きたくなっちゃった」
「そう?早く行ってらっしゃいな」
「お、お姉様もトイレ行きたくない?」
「?私は別n「い、行きたいよね!、さ、さぁ一緒に行こう!今行こう!?」」
お嬢様が妹様に連れて行かれた…
どうしたんだろうk
「面白かったですね、パチュリー様!」
「そ、そうかしら?」
「ええ!あの追いかけられるシーンとかが特に!」
「い、言わなくていいわよ!」
「ほぇ?そうですか」
「と、ところで小悪魔最近寒いわね」
「へ?まぁ確かに」
「ひ、一人のベッドじゃ寒そうだから一緒に寝てあげてもいいわよ!?」
「ほぇ?今日は本はお読みn「さ、さぁベッドに行くわよ!?」」
パチュリー様までもが連れて行かれた…
一体どうしたのだろうか…?
さて、私もいつまでも此処に居るわけにもいかないし、夜のシフト交代にでも行こうかn
「め、美鈴?ど、何処に行こうというのかしら?」
へ?今日は夜のシフトがあるし、そろそろ時間なので交代してこようかと…
「き、今日は休みなさいな!」
え?そりゃまた何で…
「な、何で!?な…何でもよ!?」
は、はぁ…?
「さ、さぁ!早く私の部屋で寝るわよ寝ましょうさぁ早く!?」
え!?ちょ!?さ、咲夜さん!?
───
「お、お姉様居る!?そこに居るわよね!?」
「あ~はいはい…居ますよ~」
「こ、小悪魔?いい?今日は寒いから絶対に一人にしないでよ!?一人だとベッドが冷たくなっちゃうのよ!?」
「もう…分かりましたって~」
「美鈴!?もっと、ギュっってしなさい!ギュって!」
「はいはい…コレでいいですか?」
紅魔館の夜は更ける……
お嬢様が気紛れで八雲家に遊びに行き、帰ってきてからの発言だった。
その場には、地下室から妹様、図書室からパチュリー様・小悪魔さんまでも呼んできていた。
勿論、咲夜さんはお嬢様のお側に瀟洒に立っている。
「で、レミィ、その"ぶいえいちえす"って何?」
私も気になっていた事をパチュリー様が聞いてくれた。
というか、おそらく此処に居るお嬢様を除く者全員が思っていた事だろう。
「ん?コレ?あの隙間曰く、映像を保存できる代物らしいわよ!」
「それって、記憶魔法の様なモノなのかしら?」
「さぁ?詳しい事は私も聞かなかったし分からないわ」
「お姉様、それって保存できるのって映像だけなの?」
「いや、正確には分からないけど、映像と音声を保存できるって事らしいわよ」
映像と音声…つまり、今のこの会話と映像と音声を両方とも保存できるって事なのだろうか?
「まぁ、概ね美鈴の言う通りね」
成る程、それは凄いものだ。
映像や音声を保存するためには、魔法が幻想郷では主流の様なものだ。
幻想郷で保存の媒体といったら他には、書物が主だろうか。
「何ソレ凄いねお姉様!」
「ええ。最初聞いた時は私も驚いたわ。それにコレ、外の世界では主流の時代があったらしいしね」
「時代?今は違うという事でしょうか?」
「えぇ…。今の外の世界は"でぃーぶいでぃー"と言うのが主流らしいわ」
"でぃーぶいでぃー"?
一体何が違うと言うのか?
「何か容量がどうのこうの言ってたけど…よく覚えてないわ」
「ふーん…ま、いっか」
「で、レミィその"ぶいえいちえす"には何が保存されてるのかしら?」
「さぁ?」
「は?」
「へ?」
「え?お姉様知らないの?」
お嬢様が内容を知らない…と言う事は…
何か展開が分かってきたような…?
「ええ。中々画期的なモノがあるわねって関心してたら、館の方達と見てみれば、って勧められたから。あ、因みに内容は隙間のお墨付きらしいわ」
あの方のお墨付き…
何でだろう、それだけで不安がドンドン増していくんだが…
「ま、私に勧める位のモノだからつまらないものではないでしょうね」
「その自信はどっから出てくるのやら…」
パチュリー様は溜息を隠さず吐いていた。
まぁ、お嬢様のこんな行動は今に始まった事ではないが…
「さぁ!全員で見るわよ!」
───
取り敢えず目の前に"てれび"を置き、横一列で全員椅子に座る形になっている。
因みに、"てれび"は"ぶいえいちえす"の映像を見るために必要なものらしい。
そして席の順番は、
小悪魔さんと私が両端の席。
私の右側には咲夜さん、小悪魔さんの左側にはパチュリー様。
そんな私達四人の間にお嬢様と妹様。
因みにお嬢様は咲夜さん側、妹様はパチュリー様側
という順番である。
「楽しみですね!パチュリー様!」
「えぇ、どんな映像かしらね」
「お姉様、早く早く!」
「フラン、落ち着きなさいな…」
「何が保存されているのかしら…ねぇ?美鈴?」
咲夜さんに質問されて取り敢えず、
そうですね、なんて軽く返答をしておいた。
「それじゃあ、再生するわよ!」
お嬢様が再生ボタンを押し、映像が再生され始めた。
───
ふぅ…やっと画面に終わりの文字が見えた…
内容としては、所謂怪談物であった。
妖怪の自分としてはあまり怖いとは思えなかったな…
「ふぅ…ったくあの隙間つまらないもの渡しやがって…」
「面白かったですね~」
お嬢様と小悪魔さんも私と同じっていうか小悪魔さん、あの映像の何処に面白成分が?
まぁ、咲夜さんやパチュリー様も同じ様な反応かn
「お、お姉様、わ、私トイレ行きたくなっちゃった」
「そう?早く行ってらっしゃいな」
「お、お姉様もトイレ行きたくない?」
「?私は別n「い、行きたいよね!、さ、さぁ一緒に行こう!今行こう!?」」
お嬢様が妹様に連れて行かれた…
どうしたんだろうk
「面白かったですね、パチュリー様!」
「そ、そうかしら?」
「ええ!あの追いかけられるシーンとかが特に!」
「い、言わなくていいわよ!」
「ほぇ?そうですか」
「と、ところで小悪魔最近寒いわね」
「へ?まぁ確かに」
「ひ、一人のベッドじゃ寒そうだから一緒に寝てあげてもいいわよ!?」
「ほぇ?今日は本はお読みn「さ、さぁベッドに行くわよ!?」」
パチュリー様までもが連れて行かれた…
一体どうしたのだろうか…?
さて、私もいつまでも此処に居るわけにもいかないし、夜のシフト交代にでも行こうかn
「め、美鈴?ど、何処に行こうというのかしら?」
へ?今日は夜のシフトがあるし、そろそろ時間なので交代してこようかと…
「き、今日は休みなさいな!」
え?そりゃまた何で…
「な、何で!?な…何でもよ!?」
は、はぁ…?
「さ、さぁ!早く私の部屋で寝るわよ寝ましょうさぁ早く!?」
え!?ちょ!?さ、咲夜さん!?
───
「お、お姉様居る!?そこに居るわよね!?」
「あ~はいはい…居ますよ~」
「こ、小悪魔?いい?今日は寒いから絶対に一人にしないでよ!?一人だとベッドが冷たくなっちゃうのよ!?」
「もう…分かりましたって~」
「美鈴!?もっと、ギュっってしなさい!ギュって!」
「はいはい…コレでいいですか?」
紅魔館の夜は更ける……
と言いたいところだが、君には幼パルの続きを書いてもらう。
貴様は何も知らないだろうが、読者一同の幼パル素敵改愬計画はここから始まりとなるのだ。
貴様はこれから何の手助けもうけず、ただひたすら全ルートを書くだけだ。
どこまでもがき苦しむか見せてもらおう。
「書」 く が よ い 。
(訳:幼パル続きマダァ-?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン)