あらすじ
星屑ロンリネス
永遠に紅い幼き月。
「いらっしゃいフラン」
レミリア=スカーレット。
「さ、もう日が昇るわ。いい子は寝る時間よ」
私の大好きなお姉様。
「あら、人形も持ってきたのね」
お姉様は私のお姉様。
「まだ人形を抱いて寝てるなんて、フランは子供ね」
私よりも、少し大人。
「ふふ、子ども扱いがイヤなら、ひとりで寝れるようになりなさい」
少しいじわるで。
「その子も一緒に? いいわよ。フランのお気に入りですもんね」
とってもやさしい。
「ダメよ、もうお話はここまで」
厳しいときもあるけれど。
「お話していると、フランはずっと起きてるでしょ?」
それも全部、私のため。
「そうしたら朝、眠れなくなって、調子を崩すじゃないの」
お姉様は、私を愛してくれる。
「だからダメよ」
すごく、うれしい。
「聞き分けがいいわね。さ、いらっしゃい」
お姉様の居るベッドの中に潜り込む。
「おやすみなさい、可愛いフラン」
おやすみのキスをしてくれるお姉様。
「ええ、おやすみなさい」
おかえしにおやすみのキスをする私。
「―――――」
お気に入りの人形を抱いて、目をつぶる。
「――――――」
寝つきのいいお姉様は、すぐに寝てしまう。
「―――――――」
すやすやと眠るお姉様の寝顔も、今は独り占め。
「―――――――」
お姉様、絵本で見た天使みたい。
「――――――ん」
お姉様は、ときどき寝言を言う。
「――――――ぅ」
そんなとき、私は胸がもやもやする。
「――――――チェ」
この寝言は、きっと咲夜も知らない。
「――――パチェ…」
私だけの、ひみつのないしょ。
「―――パチェ………パチェ……」
何度も何度も、パチュリーの名前を呼ぶお姉様。
「――――パチェ…」
閉じていた瞼を開くと、目の前にお姉様の寝顔。
「――――――」
頬には涙。
『―――なんでもないわ。目にゴミが入っただけよ?』
うそつき。
「――――――」
お姉様のうそつき。
「――――――パチェ…」
人形と一緒に、お姉様をぎゅっと抱きしめる。
「――――――」
静かになる寝言、流れる涙は止まる。
「――――――ずっと一緒よ、お姉様。だから泣かないで」
呟いて、瞼を閉じる。
「――――――」
お姉様の安らかな寝息を聞きながら、私も夢の中。
「――――――フラン」
ずっと一緒よ、お姉様。
星屑ロンリネス
永遠に紅い幼き月。
「いらっしゃいフラン」
レミリア=スカーレット。
「さ、もう日が昇るわ。いい子は寝る時間よ」
私の大好きなお姉様。
「あら、人形も持ってきたのね」
お姉様は私のお姉様。
「まだ人形を抱いて寝てるなんて、フランは子供ね」
私よりも、少し大人。
「ふふ、子ども扱いがイヤなら、ひとりで寝れるようになりなさい」
少しいじわるで。
「その子も一緒に? いいわよ。フランのお気に入りですもんね」
とってもやさしい。
「ダメよ、もうお話はここまで」
厳しいときもあるけれど。
「お話していると、フランはずっと起きてるでしょ?」
それも全部、私のため。
「そうしたら朝、眠れなくなって、調子を崩すじゃないの」
お姉様は、私を愛してくれる。
「だからダメよ」
すごく、うれしい。
「聞き分けがいいわね。さ、いらっしゃい」
お姉様の居るベッドの中に潜り込む。
「おやすみなさい、可愛いフラン」
おやすみのキスをしてくれるお姉様。
「ええ、おやすみなさい」
おかえしにおやすみのキスをする私。
「―――――」
お気に入りの人形を抱いて、目をつぶる。
「――――――」
寝つきのいいお姉様は、すぐに寝てしまう。
「―――――――」
すやすやと眠るお姉様の寝顔も、今は独り占め。
「―――――――」
お姉様、絵本で見た天使みたい。
「――――――ん」
お姉様は、ときどき寝言を言う。
「――――――ぅ」
そんなとき、私は胸がもやもやする。
「――――――チェ」
この寝言は、きっと咲夜も知らない。
「――――パチェ…」
私だけの、ひみつのないしょ。
「―――パチェ………パチェ……」
何度も何度も、パチュリーの名前を呼ぶお姉様。
「――――パチェ…」
閉じていた瞼を開くと、目の前にお姉様の寝顔。
「――――――」
頬には涙。
『―――なんでもないわ。目にゴミが入っただけよ?』
うそつき。
「――――――」
お姉様のうそつき。
「――――――パチェ…」
人形と一緒に、お姉様をぎゅっと抱きしめる。
「――――――」
静かになる寝言、流れる涙は止まる。
「――――――ずっと一緒よ、お姉様。だから泣かないで」
呟いて、瞼を閉じる。
「――――――」
お姉様の安らかな寝息を聞きながら、私も夢の中。
「――――――フラン」
ずっと一緒よ、お姉様。
うー
お願いっじょにーずさん><
うー…うぉぁぁぁぁぁあああああ!!
…すごい幼女だ