霊夢達幻想郷の住人は住吉三神の力を借りたロケットに乗って月に行った。月に着いた霊夢達はそこで月の守護者の一人である綿月依姫と戦い、敗れた。そして、地上に送還されてしまった。霊夢一人を除いて。
霊夢は綿月姉妹によって囚われの身となった時不安だった。自分は月を侵略しに来た者の一人であり、立場的には捕虜になるため綿月姉妹に何らかの拷問をされるのではないかと考えていたからである。しかし、霊夢の考えと違い綿月姉妹は霊夢に拷問のような行為はしなかった。それどころか食事もきちんとしたものを与え、部屋も牢屋ではなくそれなりの広さをもつものを与え、捕虜というよりもむしろ賓客のように扱った。特に綿月姉妹の妹の方である依姫はロケットが水没したことにより着替えがなくなった霊夢のために着替えを用意するなど霊夢に対して様々な便宜を図った。霊夢は月での生活を楽しめるようになっていた。
霊夢が月に残されてから一週間が経過していた。霊夢はいつものように月の都で神降ろしの舞を披露していた。霊夢の神降ろしの舞は月の都で有名になっており、霊夢の神降ろしの舞を一目見ようとたくさんの人だかりができていた。しばらくして、霊夢の舞が終わった。それを確認した月の民達はいつものように霊夢にお金を投げ込んだ。それを霊夢はいつものように拾い集める。そして、その光景を見た依姫はいつものように霊夢に注意をする。
「こら。落ちているお金を拾ってはダメと何度言ったら分かるのですか」
「別にいいじゃない。私は月のお金なんて持っていないし。それに、せっかく月に来たんだからなんか買ってみたいし」
霊夢のこの言葉に依姫はため息をついた。
「分かりました。今度貴女が欲しいものを買ってあげます。だから、落ちているお金を拾うことはやめてください」
「ほんとにっ。ありがとうお姉ちゃん」
数秒の後、霊夢はしまったと思った。霊夢は月の都で依姫と過ごすことが多かった。その時に、行儀の悪さを注意されたり、身だしなみを整えてもらったりしていた。幻想郷ではこういうことをされたことはあまりなかったため霊夢は姉ができたような気分になっていた。ゆえに、物を買ってもらうという嬉しさのあまり霊夢は依姫のことをついお姉ちゃんと呼んでしまった。自分が依姫のことを姉のようだと思っていたとしても依姫が同じように思っているとは限らない。霊夢はまたなにか小言を言われるのではないかと思って身構える。しばらくして、依姫の口が開かれる。
「いいですよ。私のことをお姉ちゃんと呼んでもいいですよ」
「えっ?」
依姫が言ったことは霊夢にとって予想外のものだった。依姫もまた霊夢と過ごし、霊夢の行儀の悪さを注意したり、身だしなみを整えたりするうちに妹ができたような気分になっていた。だから、霊夢にお姉ちゃんと呼ばれた時嬉しかったのである。もっとも表情に出してはいなかったが。
「ほんとに、ほんとに、お姉ちゃんと呼んでいいの?」
「いいですよ」
「お姉ちゃん大好き」
そう言って霊夢は依姫に抱きついた。いきなり霊夢に抱きつかれ依姫は動揺してしまうが、若干の名残惜しさを感じながら霊夢を引き剥がす。
「今日はまだ回らないといけないところがあるから行きましょう」
そう言って依姫は霊夢に手を差し出す。霊夢は依姫の意図を理解すると手を伸ばして依姫と手を繋いで歩きだした。この日から霊夢は今までよりも積極的に神降ろしを行うようになった。
霊夢が依姫のことをお姉ちゃんと呼ぶようになってから二人の仲は急速に深まって行った。依姫は神降ろしを終えた霊夢の頭を撫でるようになり、神降ろしを行って疲れた霊夢のために膝枕をしてあげるようになった。霊夢の方も依姫が風呂に入ると「お姉ちゃんと一緒にお風呂に入りたいな」と言ってお風呂に入り、夜になると依姫の寝室に行き「お姉ちゃんと一緒に寝たいな」といって依姫と一緒の布団で寝るようになった。二人が一緒にいる姿はまるで本当の姉妹のようであった。
しばらくして、依姫の謀反の疑いが晴れた。これにより、霊夢が月の都で神降ろしを行う必要がなくなった。本来ならば霊夢を地上に返さなくてはいけないのだが依姫は霊夢に好きなものを買ってあげると約束をしていたため、霊夢に月の品物を買ってあげるために霊夢と一緒に月の都にある店に来ていた。
「なんでも好きなものを買ってあげますよ」
依姫はそう言って霊夢に店に背にある商品の説明をしながら店内を案内した。月の都にある店では霊夢が見たこともないものがたくさんあり霊夢は目を輝かせながらそれらの品々を見ていた。やがて霊夢は欲しいものを見つけたのか立ち止まった。霊夢がある品物を見つめていることに依姫は気が付いた。
「あれよりももっといいものがありますよ」
依姫はそう言って霊夢を別の商品のところに連れ行こうとする。
「嫌だ。あれがいい」
だが、霊夢はそう言ってその場を動こうとしなかった。しばらく二人は同じやり取りを繰り返したが、最終的に依姫は折れて霊夢にその品物を買ってあげることにした。
依姫はどうしてそんなものが欲しいのか疑問に思ったが嬉しそうな霊夢の表情を見て口には出さなかった。霊夢は依姫に買ってもらった物、二つの腕輪を身に付けた。
「これでお姉ちゃんとお揃いだね」
霊夢はそう言って満面の笑みを見せた。霊夢の笑顔に依姫はドキッとしてしまった。
「今日はあなたに月の都を案内してあげますから早く次の場所に行きましょう」
依姫は照れを隠すためにそう言って霊夢を連れて歩きだした。
それから、二人は月の都にある料亭で一緒に食事をとり、月の都の娯楽施設でたくさん遊んだ。二人の姿は姉妹というよりもむしろ……。
その夜霊夢と依姫は一緒の布団で寝ていた。
「明日には幻想郷に帰らないといけないのか。最初月に残されると分かった時は不安だったけどこっちでの生活もけっこう楽しかったしちょっと名残惜しい気もするわね」
「楽しかったならそれはよかったです」
「その、お姉ちゃん。幻想郷に帰る前にお姉ちゃんにしてほしいことがあるの」
「なんですか?」
「私はお姉ちゃんのことが好き。だから、最後に思い出が欲しい」
霊夢は依姫と一緒に過ごすうちにいつの間にか姉以上の感情を抱くようになっていた。そのことに霊夢は気が付いた。だから、霊夢は依姫にそう告白した。
霊夢の告白に依姫は驚いた。なぜなら、依姫もまた霊夢と一緒に過ごすうちに妹以上の感情を抱くようになっていた。しかし、明日になれば別れてしまうので言いだせずにいた。霊夢に告白されるとは思っていなかったからである。依姫はしばらく霊夢の告白にどう答えようか考えて、答えを出した。
「私も霊夢のことが好き」
依姫も霊夢に思いを告げた。
「お姉ちゃん……」
「霊夢……」
二人はしばらくの間見つめ合ってから口づけを交わした。そして……。
霊夢と依姫が月で過ごした時間はふたりにとってかけがえのないものとなった。
霊夢は綿月姉妹によって囚われの身となった時不安だった。自分は月を侵略しに来た者の一人であり、立場的には捕虜になるため綿月姉妹に何らかの拷問をされるのではないかと考えていたからである。しかし、霊夢の考えと違い綿月姉妹は霊夢に拷問のような行為はしなかった。それどころか食事もきちんとしたものを与え、部屋も牢屋ではなくそれなりの広さをもつものを与え、捕虜というよりもむしろ賓客のように扱った。特に綿月姉妹の妹の方である依姫はロケットが水没したことにより着替えがなくなった霊夢のために着替えを用意するなど霊夢に対して様々な便宜を図った。霊夢は月での生活を楽しめるようになっていた。
霊夢が月に残されてから一週間が経過していた。霊夢はいつものように月の都で神降ろしの舞を披露していた。霊夢の神降ろしの舞は月の都で有名になっており、霊夢の神降ろしの舞を一目見ようとたくさんの人だかりができていた。しばらくして、霊夢の舞が終わった。それを確認した月の民達はいつものように霊夢にお金を投げ込んだ。それを霊夢はいつものように拾い集める。そして、その光景を見た依姫はいつものように霊夢に注意をする。
「こら。落ちているお金を拾ってはダメと何度言ったら分かるのですか」
「別にいいじゃない。私は月のお金なんて持っていないし。それに、せっかく月に来たんだからなんか買ってみたいし」
霊夢のこの言葉に依姫はため息をついた。
「分かりました。今度貴女が欲しいものを買ってあげます。だから、落ちているお金を拾うことはやめてください」
「ほんとにっ。ありがとうお姉ちゃん」
数秒の後、霊夢はしまったと思った。霊夢は月の都で依姫と過ごすことが多かった。その時に、行儀の悪さを注意されたり、身だしなみを整えてもらったりしていた。幻想郷ではこういうことをされたことはあまりなかったため霊夢は姉ができたような気分になっていた。ゆえに、物を買ってもらうという嬉しさのあまり霊夢は依姫のことをついお姉ちゃんと呼んでしまった。自分が依姫のことを姉のようだと思っていたとしても依姫が同じように思っているとは限らない。霊夢はまたなにか小言を言われるのではないかと思って身構える。しばらくして、依姫の口が開かれる。
「いいですよ。私のことをお姉ちゃんと呼んでもいいですよ」
「えっ?」
依姫が言ったことは霊夢にとって予想外のものだった。依姫もまた霊夢と過ごし、霊夢の行儀の悪さを注意したり、身だしなみを整えたりするうちに妹ができたような気分になっていた。だから、霊夢にお姉ちゃんと呼ばれた時嬉しかったのである。もっとも表情に出してはいなかったが。
「ほんとに、ほんとに、お姉ちゃんと呼んでいいの?」
「いいですよ」
「お姉ちゃん大好き」
そう言って霊夢は依姫に抱きついた。いきなり霊夢に抱きつかれ依姫は動揺してしまうが、若干の名残惜しさを感じながら霊夢を引き剥がす。
「今日はまだ回らないといけないところがあるから行きましょう」
そう言って依姫は霊夢に手を差し出す。霊夢は依姫の意図を理解すると手を伸ばして依姫と手を繋いで歩きだした。この日から霊夢は今までよりも積極的に神降ろしを行うようになった。
霊夢が依姫のことをお姉ちゃんと呼ぶようになってから二人の仲は急速に深まって行った。依姫は神降ろしを終えた霊夢の頭を撫でるようになり、神降ろしを行って疲れた霊夢のために膝枕をしてあげるようになった。霊夢の方も依姫が風呂に入ると「お姉ちゃんと一緒にお風呂に入りたいな」と言ってお風呂に入り、夜になると依姫の寝室に行き「お姉ちゃんと一緒に寝たいな」といって依姫と一緒の布団で寝るようになった。二人が一緒にいる姿はまるで本当の姉妹のようであった。
しばらくして、依姫の謀反の疑いが晴れた。これにより、霊夢が月の都で神降ろしを行う必要がなくなった。本来ならば霊夢を地上に返さなくてはいけないのだが依姫は霊夢に好きなものを買ってあげると約束をしていたため、霊夢に月の品物を買ってあげるために霊夢と一緒に月の都にある店に来ていた。
「なんでも好きなものを買ってあげますよ」
依姫はそう言って霊夢に店に背にある商品の説明をしながら店内を案内した。月の都にある店では霊夢が見たこともないものがたくさんあり霊夢は目を輝かせながらそれらの品々を見ていた。やがて霊夢は欲しいものを見つけたのか立ち止まった。霊夢がある品物を見つめていることに依姫は気が付いた。
「あれよりももっといいものがありますよ」
依姫はそう言って霊夢を別の商品のところに連れ行こうとする。
「嫌だ。あれがいい」
だが、霊夢はそう言ってその場を動こうとしなかった。しばらく二人は同じやり取りを繰り返したが、最終的に依姫は折れて霊夢にその品物を買ってあげることにした。
依姫はどうしてそんなものが欲しいのか疑問に思ったが嬉しそうな霊夢の表情を見て口には出さなかった。霊夢は依姫に買ってもらった物、二つの腕輪を身に付けた。
「これでお姉ちゃんとお揃いだね」
霊夢はそう言って満面の笑みを見せた。霊夢の笑顔に依姫はドキッとしてしまった。
「今日はあなたに月の都を案内してあげますから早く次の場所に行きましょう」
依姫は照れを隠すためにそう言って霊夢を連れて歩きだした。
それから、二人は月の都にある料亭で一緒に食事をとり、月の都の娯楽施設でたくさん遊んだ。二人の姿は姉妹というよりもむしろ……。
その夜霊夢と依姫は一緒の布団で寝ていた。
「明日には幻想郷に帰らないといけないのか。最初月に残されると分かった時は不安だったけどこっちでの生活もけっこう楽しかったしちょっと名残惜しい気もするわね」
「楽しかったならそれはよかったです」
「その、お姉ちゃん。幻想郷に帰る前にお姉ちゃんにしてほしいことがあるの」
「なんですか?」
「私はお姉ちゃんのことが好き。だから、最後に思い出が欲しい」
霊夢は依姫と一緒に過ごすうちにいつの間にか姉以上の感情を抱くようになっていた。そのことに霊夢は気が付いた。だから、霊夢は依姫にそう告白した。
霊夢の告白に依姫は驚いた。なぜなら、依姫もまた霊夢と一緒に過ごすうちに妹以上の感情を抱くようになっていた。しかし、明日になれば別れてしまうので言いだせずにいた。霊夢に告白されるとは思っていなかったからである。依姫はしばらく霊夢の告白にどう答えようか考えて、答えを出した。
「私も霊夢のことが好き」
依姫も霊夢に思いを告げた。
「お姉ちゃん……」
「霊夢……」
二人はしばらくの間見つめ合ってから口づけを交わした。そして……。
霊夢と依姫が月で過ごした時間はふたりにとってかけがえのないものとなった。
いやさよりれいむと聞いて(ry
お姉ちゃん系よっちゃ(ry
霊夢がお姉ちゃんっていうと新鮮ですね
よっちゃんは妹のくせに姉属性が過ぎる。
豊姫→(ジェラスィ)→依霊
豊姫→霊夢←依姫
うへへ
豊姫→依姫 霊夢←紫
豊姫→ 依姫⇔霊夢 ←紫
豊姫→→依姫⇔霊夢←←紫
しかし二人の仲を引き裂くことはできず…歯がゆい思いをする豊姫と紫は互いに慰めあううちに…
豊姫→→依姫⇔霊夢←←紫
豊姫→→→ ←←←紫
豊姫→→→→ ←←←←紫
豊姫→→→→⇔←←←←紫
豊姫⇔紫
H A P P Y E N D
豊姫ェ……
地上人なんかとねんごろになっちゃったよっちゃんは罰として地上に落とされるべき、そして寿命を得て霊夢と幸せな一生を過ごせば良いと思うよ
妹霊夢は私も可愛いと思います。
>>2様
よっちゃんと霊夢は姉妹のようになればいいと思います。
>>すすき様
落ち着いてください。
>>4様
豊姫「昨晩はお楽しみでしたね」ってことですねw
>>5様
私の中では豊姫は二人を祝福すると思います。
>>6様
今度書いてみようと思います。
>>7様
すいませんがこのssの設定ではそうなる予定はございません。
>>8様
このssの設定ではそうなる予定はございません。
>>過剰様
今度は光を超える速さでクリックできるようなssを書いてみたいです。
>>10様
今度そういうssを書いてみようと思います。
>>11様
私も依姫と霊夢は地上で幸せに過ごせばいいと思います。
>>こーろぎ様
依霊は素晴らしいと思います。
>>13様
依霊は素晴らしいと思います。