自己紹介をさせて下さい
私はある魔法使いに仕えている悪戯好きで献身的な女です
私はそのお方に仕える前に幾世も生きてまいりました
そのお方に出会うまでは、多くの人々に悪戯をしてきました
人と妖の共存を目指した尼僧が人間に裏切られ封印された時に私はそこに居ました
愚かな人間達は高笑いを上げ
聖者を謂れの無い罪で裁いた時も
私はそこに居ました
初めまして
私の名前を知っていますよね
私の企み、行ってきたことに貴方達は戸惑っていますね
私は桜の綺麗な場所に居ました
満開の妖怪桜を老剣士と共に見ました
私の目の前で美しい少女は紅い花を咲かせ
老剣士は空に向かって泣き叫ぶ
私がここを何となしに訪れた時に
私はここと向こうを隔てる結界を見ました
紫色の服をきた女と紅白の衣装の少女が何やら難しい事をしていて
雲の間から龍神の長い腹を眺めていた
初めまして
私の名前をご存じなんでしょう
私の企みに貴方はきっと戸惑っているはず
私は結界なんてお構いなしですし
私は喜んで見ていました
自らの作りだした妄想で穢れに怯える月の民
勝手に作りだしたその考えで愚かな姉妹が戦いの準備をしている事を
罪のない一匹の兎を駄目にした事を
誰があの大統領を殺したのか
私は叫ぶ
だけど殺したのはその可哀そうな兎とそれを唆した私
何もかもを失った哀れな子兎を誑かすなんて私には容易いこと
自己紹介をさせて下さい
私は悪戯好きで献身的な女
私は高名な歌人に罠を掛ける
綺麗な桜の下で死ぬようにと
全ての聖人は罪人
全ての罪人は聖人
この世は表裏一体
私をルシファーと呼びなさい
私に下手な制御は利かないわよ
もし私に会ったのなら
礼儀を持って労い憐れみを持って接しなさい
これまでに身に付けた礼儀をすべて持って
私をもてなしなさい
さもなければ貴方の魂をぶち壊します
初めまして
私の名前をご存じでしょう
私の企みをご存じでしょう
私の名前に戸惑うでしょう
私の企みに戸惑うでしょう
ふふ続けましょう
紅白の巫女様よ私の名前が言えますか
白黒の魔法使いよ私の名前を知っているでしょう
一度だけ教えて差し上げます
ふふふ一度だけですよ
紅白の巫女様私の名前が分かりました
白黒の魔法使い私の名前を言ってみなさい
私の名前は何ですか
私は誰ですか
私はある魔法使いに仕えている悪戯好きで献身的な女です
私はそのお方に仕える前に幾世も生きてまいりました
そのお方に出会うまでは、多くの人々に悪戯をしてきました
人と妖の共存を目指した尼僧が人間に裏切られ封印された時に私はそこに居ました
愚かな人間達は高笑いを上げ
聖者を謂れの無い罪で裁いた時も
私はそこに居ました
初めまして
私の名前を知っていますよね
私の企み、行ってきたことに貴方達は戸惑っていますね
私は桜の綺麗な場所に居ました
満開の妖怪桜を老剣士と共に見ました
私の目の前で美しい少女は紅い花を咲かせ
老剣士は空に向かって泣き叫ぶ
私がここを何となしに訪れた時に
私はここと向こうを隔てる結界を見ました
紫色の服をきた女と紅白の衣装の少女が何やら難しい事をしていて
雲の間から龍神の長い腹を眺めていた
初めまして
私の名前をご存じなんでしょう
私の企みに貴方はきっと戸惑っているはず
私は結界なんてお構いなしですし
私は喜んで見ていました
自らの作りだした妄想で穢れに怯える月の民
勝手に作りだしたその考えで愚かな姉妹が戦いの準備をしている事を
罪のない一匹の兎を駄目にした事を
誰があの大統領を殺したのか
私は叫ぶ
だけど殺したのはその可哀そうな兎とそれを唆した私
何もかもを失った哀れな子兎を誑かすなんて私には容易いこと
自己紹介をさせて下さい
私は悪戯好きで献身的な女
私は高名な歌人に罠を掛ける
綺麗な桜の下で死ぬようにと
全ての聖人は罪人
全ての罪人は聖人
この世は表裏一体
私をルシファーと呼びなさい
私に下手な制御は利かないわよ
もし私に会ったのなら
礼儀を持って労い憐れみを持って接しなさい
これまでに身に付けた礼儀をすべて持って
私をもてなしなさい
さもなければ貴方の魂をぶち壊します
初めまして
私の名前をご存じでしょう
私の企みをご存じでしょう
私の名前に戸惑うでしょう
私の企みに戸惑うでしょう
ふふ続けましょう
紅白の巫女様よ私の名前が言えますか
白黒の魔法使いよ私の名前を知っているでしょう
一度だけ教えて差し上げます
ふふふ一度だけですよ
紅白の巫女様私の名前が分かりました
白黒の魔法使い私の名前を言ってみなさい
私の名前は何ですか
私は誰ですか
最初あたりで予想はつきましたが、読み進めていくうちにかっこよすぎて疑ってしまいました。
後書きのこぁも可愛かったです。
I tell you one time, you're to blame
(俺の名前が言えるかい? 一度だけ言ってやろうか)
聞きながら返信をば。やはり薬でラリった目は外せない。
名前をくださいキャラがこの詩を歌うのは面白いですね。結局名乗らないのですから。