ガタンゴトン
「はい、もしもし。清水です。」
「うむ、お前が清水だな。」
「はい、私が清水です。」
「それではな、少し話があるんだがな。」
「はい、なんでしょう。」
「助成金をな、出してほしいんだな。」
「助成金、ですか?」
「うむ、助成金をだな、少しでいいんだがな。」
「何の助成金でしょうか。」
「神社の助成金なんだがな。」
「神社、ですか。」
「そうだな。」
「一体どちらの神社でしょうか。」
「守矢の神社なんだがな。」
「あぁ、あの神社の方ですか。」
「そうだな。少しでいいんだがな。」
「うーん、どうでしょうかねぇ、その神社には何か御利益や神通力のようなものはおありですか。
助成金は分かりませんが、神社に行こうという振興策は出せるかもしれませんので。」
「ふむ、最近大きな台風が来たな。」
「来ましたね。」
「あれは私が起こした。」
「それは凄いですねー。」
「そうであろう。」
「ですが、どうして台風など起こされたのですか。」
「うむ、皆が暑い暑いと言っていたのでな、涼しくしてやろうと思ったのだ。」
「ははぁー。けれど、それによって逆に皆様に迷惑をかけてしまってはいけないと思いますよ。」
「反省しておる。」
「・・・で?」
「はい?」
「どうなんだ。助成金は出るのか。」
「うーん、どうでしょう。難しいかもしれないですねぇ。」
「なぜだ。」
「規模が大きすぎて認定されにくいのではないかと思います。」
「ではどうしろというのだ。」
「えー、もう少し規模を小さくしてみてはどうでしょうか。」
「ふむふむ。」
「・・・で?」
「はい?」
「具体的にはどうすればいいのだ。」
「具体的、ですか。それでは局所的な突風でも起こされてはどうでしょう。」
「ふむ、突風を起こせばいいのだな。」
「はい。」
ガシャン
「すわかな様、ただいまでございます。」
「二人分をまとめて言うのやめて。」
「まぁ現人神に免じてここは一つ。と、それより神奈子様はどうかしたのですか。機嫌が悪いみたいですけれど。」
「ああ、楽して金を稼ごうとしたのが上手くいかなくて怒ってるのさ。」
「違うの!上手くいきそうだったのに清水が勝手に電話を切りやがったの!」
「それはうざがられただけなんじゃないかな。」
「ちゃうわーい。そんなんじゃないわーい。」
「まあまあ、落ち着いてくださいよ神奈子様。そういえば今日、人身事故があったとかで電車が止まってたんですよ。」
「ほへぇー、かわいそうに。会社を首にでもなったのかな。」
「あれ、でも電車が止まった割に帰る時間変わってないよ?」
「空を飛べば余裕でした。」
「なにせ現人神だもんね。」
「電車が使えないなら空を飛べばいいじゃないってね。」
あっはっはっはっは
「はい、もしもし。清水です。」
「うむ、お前が清水だな。」
「はい、私が清水です。」
「それではな、少し話があるんだがな。」
「はい、なんでしょう。」
「助成金をな、出してほしいんだな。」
「助成金、ですか?」
「うむ、助成金をだな、少しでいいんだがな。」
「何の助成金でしょうか。」
「神社の助成金なんだがな。」
「神社、ですか。」
「そうだな。」
「一体どちらの神社でしょうか。」
「守矢の神社なんだがな。」
「あぁ、あの神社の方ですか。」
「そうだな。少しでいいんだがな。」
「うーん、どうでしょうかねぇ、その神社には何か御利益や神通力のようなものはおありですか。
助成金は分かりませんが、神社に行こうという振興策は出せるかもしれませんので。」
「ふむ、最近大きな台風が来たな。」
「来ましたね。」
「あれは私が起こした。」
「それは凄いですねー。」
「そうであろう。」
「ですが、どうして台風など起こされたのですか。」
「うむ、皆が暑い暑いと言っていたのでな、涼しくしてやろうと思ったのだ。」
「ははぁー。けれど、それによって逆に皆様に迷惑をかけてしまってはいけないと思いますよ。」
「反省しておる。」
「・・・で?」
「はい?」
「どうなんだ。助成金は出るのか。」
「うーん、どうでしょう。難しいかもしれないですねぇ。」
「なぜだ。」
「規模が大きすぎて認定されにくいのではないかと思います。」
「ではどうしろというのだ。」
「えー、もう少し規模を小さくしてみてはどうでしょうか。」
「ふむふむ。」
「・・・で?」
「はい?」
「具体的にはどうすればいいのだ。」
「具体的、ですか。それでは局所的な突風でも起こされてはどうでしょう。」
「ふむ、突風を起こせばいいのだな。」
「はい。」
ガシャン
「すわかな様、ただいまでございます。」
「二人分をまとめて言うのやめて。」
「まぁ現人神に免じてここは一つ。と、それより神奈子様はどうかしたのですか。機嫌が悪いみたいですけれど。」
「ああ、楽して金を稼ごうとしたのが上手くいかなくて怒ってるのさ。」
「違うの!上手くいきそうだったのに清水が勝手に電話を切りやがったの!」
「それはうざがられただけなんじゃないかな。」
「ちゃうわーい。そんなんじゃないわーい。」
「まあまあ、落ち着いてくださいよ神奈子様。そういえば今日、人身事故があったとかで電車が止まってたんですよ。」
「ほへぇー、かわいそうに。会社を首にでもなったのかな。」
「あれ、でも電車が止まった割に帰る時間変わってないよ?」
「空を飛べば余裕でした。」
「なにせ現人神だもんね。」
「電車が使えないなら空を飛べばいいじゃないってね。」
あっはっはっはっは
つまり、犯人は人であり神でもあr(ピンポーン)
おや、誰か来たようだ
でも偶然ですもんね
偶然なら仕方ない。
いや、つまんない評価であってると思うよ
コントや漫才のネタを作ってみたパターンかな