かえして

魔理沙とずっと一緒にいたい。

魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　。いたいに緒一とっずと沙理魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。。いたいに緒一とっずと沙理魔
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。。いたいに緒一とっずと沙理魔
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　。いたいに緒一とっずと沙理魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。。いたいに緒一とっずと沙理魔
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。いたいに緒一とっずと沙理魔　　　　　　　　　　　　　
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。

。いたいに緒一とっずと沙理魔　　　　　　　　　　　たい。　　　魔理沙とずっと　いたい。
　　　　　　　　　　　　　理　　　　　　　　　　　い　　　魔理沙とずっと　一
　　　　　　　　　　　　　沙　　　　　　　　　一緒に　　　　　　　　　　　緒
　　　　　　　　　　　　　と　　　　　沙とずっと　　　　　　　　　　　　　に
　　　　　　　　　　　　　ず　　　　　理
　　　　　　　　　　　　　っ　　　　　魔
　　　　　　　　　　　　　と一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　





あと何回繰り返したら私は満足できるんだろう。



☆　　☆　　☆　　☆　　☆　　☆



「魔理沙ぁ……ん、もっと強く」
「アリス綺麗だ…愛してる、ぜ」


凍てつくような寒さの夜、魔女は少女と抱き合った。


「ねぇ魔理沙、ずっと一緒にいましょうよ」
「ずっと？ ずっとっていつまでだ」
「ずっとは『ずっと』よ！」
「アリス悪いが…私はずっとなんて言えないぜ」

無茶なことを言ってるのは分かってる。でもね、だけどだけど。
本当に私はあなたとずっと一緒にいたいの。いつまでも愛し続けていたいのよ。

「アリス…悲しませてごめん」


　　　　　　魔
　　　　　　理
　　　　　　沙
　　　　　　と
　　　　　　ず
　　　　　　っ　
　　　　　　と
　　　　　　一
　　　　　　緒
　　　　　　に
　　　　　　い
　　　　　　た
　　　　　　い
　　　　　　　。


「私だってできるならいつまでも一緒にいたいさ。お前のこと愛してるからな」

魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。

「けど、な」

魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。

「できもしない約束はしちゃダメなんだぜ」

魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。
　　　　　　　　　　　　　　魔理沙とずっと一緒にいたい。魔理沙とずっと一緒にいたい。


魔法の言葉でがんじがらめにして、ぐるぐるにコーティングした。
目には見えず、無味無臭でタチの悪い魔法。


ずっとずっと、いつまでも。二人で一緒にいましょうよ。

魔女は少女にまじないをかけた。



★　　★　　★　　★　　★　　★



「アリス、そろそろ魔理沙、……かえして」
「嫌よ霊夢。いくらあなたが魔理沙のこと好きでも、魔理沙は私を選んだのよ」
「いいから聞き分けなさい」
「駄目よ、私、約束したもの。私たちずっと一緒にいましょうねって」

「……また来るわ」
「いつ来てもおんなじだけどね。ばいばい霊夢」



紅白の巫女はもう飛ぶことはできない。とぼとぼ歩いて暗い魔法の森から神社へと帰る。
飛べば数分の距離を１時間以上もかけて歩く。すべては親友のために。

「あと何回説得できるかしらねぇ…」

しわしわの手を見、しわがれた声でひとりごちた。

『アリス、そろそろ魔理沙、土にかえして』


---------------------------------------------
【追記　2011/6/3】
お読みいただきありがとうございました。

目を細めたり、やや離れて見ても特に何もございません。アリスの願いが一途で強すぎる、くらいに受け取って下さい。
昔チンパンジーの母親が死んで随分経ち、白骨化した『我が子だったもの』を背負って森の中を移動し、落ちたら乗せて、拾っては乗せて…という映像を見たことがあり、それを意識しました。きっと魔理沙は今でもアリスの家に一緒にいることでしょう。