※会話のみでひたすらいちゃついてるだけですが、甘いかと言われると疑問符をつけざるをえません
どうして登るのかって?そこに山があるからさ。
「よく聞く台詞ですね。パブロフの犬並の条件反射なんでしょうか」
夢がない言い方ね。知的好奇心から発生した実に勇敢な行動の結晶じゃないの。
「勇敢と無謀は違うと思いますよ。そこに山があっても様々な条件を加味して登山するかどうか決めるべきじゃないでしょうか」
面白味もないわね。常識捨ててたんじゃないの?
「いつまでも気の迷いを継続させるつもりはないです。それはともかく」
何よ?
「今の話と私の胸を揉むのと何の関係があるんですか?」
これだから……。知的好奇心を満たすために行動しているだけでしょ。わからないの?
「どちらかというと痴的好奇心だと思うのですが」
これだけの山、しかも二つもあるのに探求しないなんて失礼にもほどがあるわ。
「はぁ……。で、何かわかったのですか?」
むむむ……。知れば知るほどわからなくなるわね。何をやったらこんな山ができるのよ?答えなさい!
「知りませんよ、そんなこと。勝手に育っただけですし」
くぅ、まさに奇跡的な双子山。む!さてはあんた能力使って育てたのね!反則よ!
「そんなことできるわけないじゃないですか。私の能力なんだと思ってるんですか?」
都合よく主人公補正をかける能力。
「それはどちらかというと霊夢さんじゃないですか。そんな事ができるなら色々苦労はないですよ。そんな便利な力じゃないです」
じゃあ何ができるのよ。
「お買い物に出かけたらちょうどタイムサービスが始まるとか、大福を注文したらたまたま一番大きいものを選んでもらえるとか、転んでも卵が割れずに済むとか」
なんで買い物に関するものばかりなのよ。というか地味な上にせこい効果ばっかね……。
「奇跡なんて小さいことも含めればあちこちで起こってるんですよ。ところでいつまで触ってるんですか?」
そんなことより一個わかったことがあるわ。この山はまろい。
「まろい?」
まろやかで素晴らしい、略してまろいよ。
「はぁ、そんなものですか」
何その興味なさそうな感想は。最大級の評価なのよ?もっと喜びなさいよ。
「そう言われても、自分の体ですからよくわかりませんし」
仕方ないわね、ちゃんと説明してあげる。まろいとはやわらかくてまろやかであったかくてふにふにしてて素晴らしくて思わずゴチになりたくなるという意味よ。
「要するにやわらかいって事ですか」
NO!そんな言葉だけでは言い表せない素晴らしさを秘めてるのよ!
「そんな事言われてもピンと来ませんよ」
むぅ、困ったわね。これ以上の説明となると味も見た上でないと難しいわ。では早速……
「めっ。私有地では持ち主の許可なく勝手なことはしちゃいけませんよ」
じゃあ、許可して。
「めっ」
ぶーぶー。けちー。
「けちでも駄目なものは駄目です」
ふーんだ。場所移すからいいもん。
「それで今度はおなかですか」
はぁ……。あんたはおなかも素晴らしいわね。
「あの、頬ずりはくすぐったいんですが」
何よ。まろさを感じるにはこれが一番なの。
「またまろいですか」
そうよ。まさにまろい!奇跡のごときまろさ!
「うーん、そうですか…」
何残念そうなのよ?さっきも言ったけどまろいは完璧なる褒め言葉よ?
「でも、まろいって、やわらかくてふにふになんですよね?」
色々足りないけど、まぁ間違ってないわ。
「それってつまり私が太ってると」
はぁ?あんた何言ってるのよ。頭おかしいんじゃない?
「年中春の霊夢さんほどじゃないですよ」
あんたはまさに理想の体現なの。太ってるとか意味不明すぎるわ。
「理想って、私の目の前に痩型で理想的かつ魅力的な女の子がいるんですが。その人に比べたらとてもとても」
全くこれだから……。わかってない、早苗、あんたわかってないわ!
「え、霊夢さんは魅力的ですよ」
あのねぇ、あんたの体はまろいの!痩せでも太いでもない、実に絶妙なバランスの中に存在する、まさに貪り尽くしたい奇跡の産物!くそう、また奇跡か!自重しろ!
「だから能力使ってませんってば」
それに対して、私のようなのは痩せてるではなく貧相って言うの。アンダスタン?
「貧相って。いくら霊夢さんでも言っていいことと悪いことがありますよ?」
口で言ってもわからないなら体でわからせるしかないわね!とぅ!
「きゃ!急に抱きつかないでくださいよ」
いいからあんたもぎゅっとする!安藤とろわ!ハイ!
「はい」
これでわかったでしょ!さぁ、あんたの感じたものをそのままに口に出してみなさい!
「んー、やわらかであったかでふにふにで……。あ、これって霊夢さんがまろいってことですね」
何もかもが違うでしょ!あんたが感じてるまろさは、この貧相なバディに跳ね返されているあんた自身のまろさよ!
「違いますよ。霊夢さんはやわらかであったかでふにふにですよ」
錯覚よ!貧相体はあらゆるものをReflectする硬体なのよ!まろいとはまさに対極!
「無駄に流暢な発音ですね。というか、そんなに貧相貧相言ってて悲しくならないんですか?」
この体のおかげであんたのまろさを奥深くまで堪能できるのよ。ビバ貧相!持っててよかった貧相体!
「霊夢さんはいつでも前向きですね」
そんなわけでこのまろさに包まれたまま寝る!おやすみ!
「お昼寝ですか?ごゆっくり」
は!あまりのまろさに気がついたら夜じゃないの!
「あら、おはようございます。起きたならそろそろ帰りますね」
なに?帰るの?それじゃ。
「……あのー、霊夢さん?」
なによ?
「どうしてしがみついてるんですか?」
ん?何でそんなこと聞くのよ。
「私帰ろうと思うんですけど」
うん、そう言ってたよね。
「……もしかして帰ってほしくないんですか?」
え?何で?
「え?だってしがみついて」
わかんないわね。帰るんでしょ?
「ええ、帰りますけど」
だから一緒に帰るんじゃないの。何が不思議なのよ。
「一緒に帰るんですか?」
何よ。私と帰るの嫌なの?
「いいえ、そんなことは決して。でも守矢神社に帰るんですよ?」
そりゃそうよね。
「あそこって霊夢さんのおうちだったんですか」
何言ってるのよ。あんたの帰るところが私の帰るところでしょ。
「そうだったんですか」
そうだったのよ。
「じゃあしっかりつかまっててくださいね」
言われなくても全力であんたのまろさを堪能してるわ。
「じゃ、行きますよー」
ういういー。
どうして登るのかって?そこに山があるからさ。
「よく聞く台詞ですね。パブロフの犬並の条件反射なんでしょうか」
夢がない言い方ね。知的好奇心から発生した実に勇敢な行動の結晶じゃないの。
「勇敢と無謀は違うと思いますよ。そこに山があっても様々な条件を加味して登山するかどうか決めるべきじゃないでしょうか」
面白味もないわね。常識捨ててたんじゃないの?
「いつまでも気の迷いを継続させるつもりはないです。それはともかく」
何よ?
「今の話と私の胸を揉むのと何の関係があるんですか?」
これだから……。知的好奇心を満たすために行動しているだけでしょ。わからないの?
「どちらかというと痴的好奇心だと思うのですが」
これだけの山、しかも二つもあるのに探求しないなんて失礼にもほどがあるわ。
「はぁ……。で、何かわかったのですか?」
むむむ……。知れば知るほどわからなくなるわね。何をやったらこんな山ができるのよ?答えなさい!
「知りませんよ、そんなこと。勝手に育っただけですし」
くぅ、まさに奇跡的な双子山。む!さてはあんた能力使って育てたのね!反則よ!
「そんなことできるわけないじゃないですか。私の能力なんだと思ってるんですか?」
都合よく主人公補正をかける能力。
「それはどちらかというと霊夢さんじゃないですか。そんな事ができるなら色々苦労はないですよ。そんな便利な力じゃないです」
じゃあ何ができるのよ。
「お買い物に出かけたらちょうどタイムサービスが始まるとか、大福を注文したらたまたま一番大きいものを選んでもらえるとか、転んでも卵が割れずに済むとか」
なんで買い物に関するものばかりなのよ。というか地味な上にせこい効果ばっかね……。
「奇跡なんて小さいことも含めればあちこちで起こってるんですよ。ところでいつまで触ってるんですか?」
そんなことより一個わかったことがあるわ。この山はまろい。
「まろい?」
まろやかで素晴らしい、略してまろいよ。
「はぁ、そんなものですか」
何その興味なさそうな感想は。最大級の評価なのよ?もっと喜びなさいよ。
「そう言われても、自分の体ですからよくわかりませんし」
仕方ないわね、ちゃんと説明してあげる。まろいとはやわらかくてまろやかであったかくてふにふにしてて素晴らしくて思わずゴチになりたくなるという意味よ。
「要するにやわらかいって事ですか」
NO!そんな言葉だけでは言い表せない素晴らしさを秘めてるのよ!
「そんな事言われてもピンと来ませんよ」
むぅ、困ったわね。これ以上の説明となると味も見た上でないと難しいわ。では早速……
「めっ。私有地では持ち主の許可なく勝手なことはしちゃいけませんよ」
じゃあ、許可して。
「めっ」
ぶーぶー。けちー。
「けちでも駄目なものは駄目です」
ふーんだ。場所移すからいいもん。
「それで今度はおなかですか」
はぁ……。あんたはおなかも素晴らしいわね。
「あの、頬ずりはくすぐったいんですが」
何よ。まろさを感じるにはこれが一番なの。
「またまろいですか」
そうよ。まさにまろい!奇跡のごときまろさ!
「うーん、そうですか…」
何残念そうなのよ?さっきも言ったけどまろいは完璧なる褒め言葉よ?
「でも、まろいって、やわらかくてふにふになんですよね?」
色々足りないけど、まぁ間違ってないわ。
「それってつまり私が太ってると」
はぁ?あんた何言ってるのよ。頭おかしいんじゃない?
「年中春の霊夢さんほどじゃないですよ」
あんたはまさに理想の体現なの。太ってるとか意味不明すぎるわ。
「理想って、私の目の前に痩型で理想的かつ魅力的な女の子がいるんですが。その人に比べたらとてもとても」
全くこれだから……。わかってない、早苗、あんたわかってないわ!
「え、霊夢さんは魅力的ですよ」
あのねぇ、あんたの体はまろいの!痩せでも太いでもない、実に絶妙なバランスの中に存在する、まさに貪り尽くしたい奇跡の産物!くそう、また奇跡か!自重しろ!
「だから能力使ってませんってば」
それに対して、私のようなのは痩せてるではなく貧相って言うの。アンダスタン?
「貧相って。いくら霊夢さんでも言っていいことと悪いことがありますよ?」
口で言ってもわからないなら体でわからせるしかないわね!とぅ!
「きゃ!急に抱きつかないでくださいよ」
いいからあんたもぎゅっとする!安藤とろわ!ハイ!
「はい」
これでわかったでしょ!さぁ、あんたの感じたものをそのままに口に出してみなさい!
「んー、やわらかであったかでふにふにで……。あ、これって霊夢さんがまろいってことですね」
何もかもが違うでしょ!あんたが感じてるまろさは、この貧相なバディに跳ね返されているあんた自身のまろさよ!
「違いますよ。霊夢さんはやわらかであったかでふにふにですよ」
錯覚よ!貧相体はあらゆるものをReflectする硬体なのよ!まろいとはまさに対極!
「無駄に流暢な発音ですね。というか、そんなに貧相貧相言ってて悲しくならないんですか?」
この体のおかげであんたのまろさを奥深くまで堪能できるのよ。ビバ貧相!持っててよかった貧相体!
「霊夢さんはいつでも前向きですね」
そんなわけでこのまろさに包まれたまま寝る!おやすみ!
「お昼寝ですか?ごゆっくり」
は!あまりのまろさに気がついたら夜じゃないの!
「あら、おはようございます。起きたならそろそろ帰りますね」
なに?帰るの?それじゃ。
「……あのー、霊夢さん?」
なによ?
「どうしてしがみついてるんですか?」
ん?何でそんなこと聞くのよ。
「私帰ろうと思うんですけど」
うん、そう言ってたよね。
「……もしかして帰ってほしくないんですか?」
え?何で?
「え?だってしがみついて」
わかんないわね。帰るんでしょ?
「ええ、帰りますけど」
だから一緒に帰るんじゃないの。何が不思議なのよ。
「一緒に帰るんですか?」
何よ。私と帰るの嫌なの?
「いいえ、そんなことは決して。でも守矢神社に帰るんですよ?」
そりゃそうよね。
「あそこって霊夢さんのおうちだったんですか」
何言ってるのよ。あんたの帰るところが私の帰るところでしょ。
「そうだったんですか」
そうだったのよ。
「じゃあしっかりつかまっててくださいね」
言われなくても全力であんたのまろさを堪能してるわ。
「じゃ、行きますよー」
ういういー。