~注意書き~
※途中で選択肢が出ます。選ぶと進行していきます。
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※途中でマップを表示した場合に、元の画面に戻りたい場合はブラウザの「戻る」ボタンを押してください。
※下の線にウィンドウサイズの高さを合わせてください。
~話上の設定~
※妹紅視点です。
※警察という概念はありません。
※携帯電話はもちろん、電話もありません。
※ノリはかまい○ちの夜まんまです。(グロ、暴力表現が出てきますので、ご注意ください
↓それではこちらからどうぞ
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~避暑地にインしたお~
私は藤原妹紅。
友人の上白沢慧音と共に、山間にある湖に避暑に来ている。
泊まる宿は、ほとりにある民宿『やくも』。
結構最近になってから建てられたらしく、規模は小さいながらも、きれいでなかなか立派な造りだ。
チェックインを済ませたので、今は慧音と一緒に湖の散策に出かけている。
「いや~いい景色だね。慧音」
「ああ、涼しいし、とてもいい気分だ。来てよかったよ」
1、「もっといろいろ見て回ろうよ」
2、「寺子屋は大丈夫なの?」
3、「けーね、かわいい~」
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~ここはよいとこ~
一通り散策も終わり、民宿『やくも』のロビーに戻ってきた私と慧音。
ソファにひとつの影。民宿のオーナー、八雲藍だ。
私たちに声をかけてきた。
「おかえり、外の景色はどうだったかな?」
1、「こんにちは、藍。ここはいい所だね」
2、「こんな辺鄙なところに建てちゃって、馬鹿なの? 死ぬの?」
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~なんでこいつらが~
藍が管理人室へと戻っていったとき、玄関がガラガラと開き、3人組が入ってきた。
「へ~なかなかこざっぱりしていて、ま、悪くはないわね」
ん?この聞き覚えのある高飛車な声は……
「やっぱり……輝夜! なんでお前がここにいるんだよ」
「げっ! 妹紅あんたこそなんでいるのよ!」
よくよく見ると、八意永琳とその弟子のウサギ、鈴仙・優曇華院・イナバとかいったか、も一緒か。
「あ! 妹紅さんに慧音さんも来てたんですか」
「ああ、まさかお前たちも来るとは思ってなかったよ。鈴仙に永琳、そして、輝夜もか……」
「あらあら、なんという偶然かしら。ほら姫、静かにしてください」
「妹紅もお前もだ」
1、「ぶー」
2、「いやだ。こいつと一緒になんかいられるもんか! 帰るよ慧音!」
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~厄介な客~
ふぅ、ようやく落ち着いた。おや? 玄関が開く音。また誰か来たみたいだ。
「ふ~ついたついた。疲れたぜ」
「ずいぶん山奥まで来たものね。」
入ってきたのは魔法使いコンビ、霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイドだ。
私たちを見るなり、興味深そうな顔の魔理沙。
「おんや、こりゃまた犬猿の仲が揃い踏みのようで」
「偶然だよ偶然。私は慧音と来たの」
話し声を聞きつけて、藍も再度ロビーへとやってきた。
「みんなよく来てくれた。これで7人で、残りの泊り客は星熊勇儀殿と、ああ、あと風見幽香殿か」
え? その場がざわめいた。
→
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「風見幽香って、あの風見幽香?」
アリスが恐る恐る尋ねる。
うん、気持ちよくわかるよ。わたしもびっくりしちゃったよ。
幻想郷でもトップクラスに危険人物も泊まるのか……何も起こらなきゃいいけど。
星熊勇儀ってのは聞いたことがないな。どんなやつなだろ。
1、「ま、へたに刺激しなきゃ大丈夫でしょ」
2、「怖い! 怖いよ! 慧音、助けて!」
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~満員御礼~
またもや玄関の開く音、みなの表情に緊張が走る。しかし、杞憂であったようだ。
「さて到着と。いや~なかなかいい所にあるねぇ」
「星熊勇儀殿かな? いらっしゃい」
藍が出迎えに行った。
この人が星熊勇儀とやらか。ゴツイ体してるな~。殴られたら簡単に吹っ飛ばされそうだよ。
「勇儀、久しぶりなんだぜ」
「おや、魔理沙にアリスかい。久しぶりだね」
へー、魔理沙達の知り合いなんだ。
「ああ、地底に遊びに行ったときのな」
聞いてみたらそんな答えが返ってきた。
地底も面白そうだね。今度慧音と一緒に行ってみようかな。
→
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~満員御礼~
「あとは風見幽香殿だけだな」
「あら、来ているわよ」
見ればいつも間にか幽香がロビーに立っていた。
いつの間に入ってきたんだよ……
みんなも呆気にとられている。
いつの間にか注射の針を刺されていた。そんな表情だ。
「ごほん、これでみんな揃ったわけだな。みんな『やくも』にようこそ。
今日はゆっくり泊まっていってくれ」
1、「まあ、せっかく来たんだし。楽しんでいきますかね」
2、「怖い! 怖いよ! やっぱり帰る!!」
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~自己紹介~
「なんかみんなロビーに集まったことだし、軽く自己紹介なんてどうだ。
とはいっても、あまりする必要はないかもしれないが」
藍が提案する。でもまあ、悪くないか。
「私は藤原妹紅。こっちは上白沢慧音。ここには避暑で来たんだ」
「上白沢慧音だ。妹紅の言うとおりだ。よろしく」
「蓬莱山輝夜よ」
「鈴仙・優曇華院・イナバです。鈴仙って呼んでくださいね」
「八意永琳です。ここには慰労旅行で来ました」
ぷ、慰労? 輝夜働いてないだろお前。
「アリス・マーガトロイドよ」
「霧雨魔理沙だ。まあそのなんだ、観光ってやつだ」
→
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「風見幽香よ。ここにはきれいな花が咲くから、前から来たいと思ってたの」
なんですと! この方は花を愛でるのか。びっくりしたなもう。
みると、勇儀を除く面々も驚いた表情をしている。
人は見かけで判断しちゃだめだね。
「星熊 勇儀だよ。トレーニングの一環としてきてる。麓から走って登ってきた」
これまた驚きだ……
麓って、どんだけ距離あると思ってんだよ、それを走ってきたとか……
体相当鍛えてるんだね~
「一通り終わったかな。ではここの説明をする。客室は2階に6部屋あり、そのうち5部屋使ってもらうことになる。
ここ(クリック!)に部屋の割り振りを含め、簡単な図を書いておいた。
それと、浴場は地下にある。
では、夕食になったら呼ぶから、それぞれの部屋で寛いでいてくれ」
それぞれに部屋の鍵が渡された。
→
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「なかなかいい部屋だね」
「うむ。清潔でよいな」
管理人の心配りが感じられる部屋に感心する私達。景色もいいし。
来て正解だったね。あいつがいることを除けば。
程なくして、夕食の準備が整ったという連絡が入った。
→
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~夕食の風景~
「うわぁ~すごい豪華」
川魚の塩焼きに、山菜の胡桃和え、ボタン鍋に松茸の土瓶蒸し。まだまだある。
どれもこれもおいしそうだね~。
早速料理に手を伸ばした。
「うむん、うまひ、うまひ」
「妹紅、食べている最中に喋るんじゃない。みっともない」
「らって、おいひいんらもん」
「こら!」
「やあねぇ、これだから品のないのは」
隣を見ると、永遠亭ご一行。ふん、悪かったね、品がなくて。
「まったく手のかかるやつだ……でもそういうところもかわいいんだがな(ボソボソ)」
あれ? 慧音先生今なんか言いました?
→
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私は慧音とその後も談笑していた。
周りをみても、なごやかな風景だ。
「イナバ~あんたのそれって取り外し可能なの?」
「できますよー。ホラ」
「アリスは相変わらず手が器用だな。この人形なんか、まるで生き物みたいなんだぜ」
「べ、別にあんたに見せようと思って持ってきたわけじゃないんだからね」
「いい花は見つかりそうかい?」
「ええ、ここならとても期待できそうだわ」
他愛のない会話がちらほらと聞こえてくる。みな楽しそうだ。
勇儀なんかは一人者同士、幽香と談笑している。物怖じしない性格なのだろう。
「あー、おなかいっぱい。満足満足」
すっかりご満悦な私。
→
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「ふあ~、なんだか眠くなってきちゃったよ」
大きなあくびをして、勇儀が立ち上がる。
それを機に他の面々も腰を上げていった。
1、「私達もそろそろ行こうか、慧音」
2、(もうちょっとのんびりしようかな)
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~最初の犠牲者~
ガッシャーーーン!!!
ガラスの割れるような凄まじい音が鳴り響いた。思わず身が竦む。
「な、何事だ!?」
慧音も動揺しているようだ。
廊下に出てみると、みなも同様に部屋から飛び出してきた。
「なんなんだ、今の音は」
「すごい音がしたわね……」
「勇儀さんの部屋から聞こえてきましたよね……」
よく見ると、勇儀だけがいない。
なにやら嫌な予感がした。
私は恐る恐る勇儀のドアをノックした。
→
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~最初の犠牲者~
ガッシャーーーン!!!
ガラスの割れるような凄まじい音が2階から鳴り響いた。
「な、なに今の音!?」
慌てて私と、慧音、そして藍が2階へと向かう。
他のみなも部屋から飛び出してきた。
「なんなんだ、今の音は」
「すごい音がしたわね……」
「勇儀さんの部屋から聞こえてきましたよね……」
よく見ると、勇儀だけがいない。
なにやら嫌な予感がした。
私は恐る恐る勇儀のドアをノックした。
→
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コンコンコン……
返事がない……
「勇儀ー大丈夫ー!?」
声をかけるが、やはり返答はない。どうしたものか……
「勇儀さーん、大丈夫ですかー」
鈴仙も一緒になって声をかけるが、やはり無音。
どうにも冷や汗が止まらない。
そっとドアノブに手をかけ、回してみる。
ガチャ
「鍵が……かかってない……」
意を決して私はドアを開け放った。
→
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「うわあああああああああああああああ!!」
部屋の中を見て、思わず叫んでしまった。
あまりのことに顔が引きつる他の面々。
窓に向かって棚が倒れていた。
おそらくはこれのせいでガラスが割れ、大きな音の元となったのであろう。
しかし、そんなことよりも部屋の中央で倒れている影……
首にロープをかけてこと切れている、星熊勇儀の死体であった。
本編へ
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「もっといろいろ見て回ろうよ」
「そうだな。夕食にもまだ時間があるな」
「わー見てあれ、あっち行ってみようよ!」
「はは、妹紅は元気だな」
せっかく慧音と一緒にきたんだ。楽しまないとね。
→
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「寺子屋は大丈夫なの?」
「ああ、子供たちには夏休みを取らせてある」
「へー、まあ慧音もちょっとは息抜きしたほうが良かったから、いい機会だよ」
「ふ、子供たちには悪いが、そういうことにさせてもらおうか」
あんた普段働きすぎ。少しは休みなさいって。
→
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「けーね、かわいい~」
「な、いきなり何を言うんだ!」
「だってかわいいんだもん」
「ゴニョゴニョ(私がかわいい? お前のほうがずっとかわいいぞ)」
「なにゴニョゴニョ言ってるの?」
「あ、ああ、いや、なんでもない」
顔を真っ赤にした慧音かわいい。
→
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「こんにちは、藍。ここはいい所だね」
「ああ、のどかで私も気に入っている場所なんだ。ぜひともゆっくりしていって欲しい」
「今日は妹紅ともども厄介になるよ」
「これは慧音殿、いつもうちの橙が世話になっている」
「あ、そっか。寺子屋ってちっちゃな妖怪も見ているんだっけか」
寺子屋に人間の子供と一緒に勉強しているチルノや、橙か。微笑ましいね。
「ああ。橙はとても優秀だぞ」
「そうか! そうか! さすがは私の橙だ!」
藍うれしそうだなー。
→
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「こんな辺鄙なところに建てちゃって、馬鹿なの? 死ぬの?」
「こら! 妹紅!なんてことを言うんだ」
「じょ、冗談、冗談だって。藍、ごめんね」
あちゃー怒られちゃった。
「まったく、お前というやつは。藍殿すまない。妹紅が不躾なことを言って」
「あはは、気にしていない。確かにここは辺鄙なところだ。のんびりしているとこがウリだからな。それよりも慧音殿、橙が世話になっている」
「あ、そっか。寺子屋ってちっちゃな妖怪も見ているんだっけか」
寺子屋に人間の子供と一緒に勉強しているチルノや、橙か。微笑ましいね。
「ああ。橙はとても優秀だぞ。それに比べてお前は……お前も一から学習し直したほうがよさそうだな」
あれま、とんだやぶへび。
→
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「ぶー」
「ぶー。じゃない。喧嘩しに来たわけじゃないんだから。頼むから大人しくしてくれ」
むむぅ、慧音の頼みじゃ仕方ないか。
「わかったよ。ただし、コイツが手を出さなければの話だ」
「何言ってるのよ。いつも手を出してくるのは妹紅からじゃない」
「なにを!」
「なによ!」
「ハイハイ、両者そこまでにしなさい。姫もいちいち突っかからないの」
「だってぇ」
「先が思いやられますね……」
「まったくだ……」
まったく気に入らないったらありゃしない。
まあ、藍にも迷惑かけることになるし、大人しくしときますかね。
→
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「いやだ。こいつと一緒になんかいられるもんか! 帰るよ慧音!」
「あ、おい、待て妹紅。こら、待てったら!」
輝夜となんか一緒にいられるわけがない。
我侭なのは承知しているが、そのまま私たちは民宿を後にした。
慧音にはきちんと埋め合わせしなくちゃね。
でもこれでよかったのかもしれなかった。
~~終~~
戻る
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「ま、へたに刺激しなきゃ大丈夫でしょ」
「そのとおりだ。無用な諍いは控えてくれ。彼女はそれほど融通の利かない人物ではない」
と、藍が言う。
「それが賢明のようね。姫にウドンゲ、わかったかしら」
「はーい、わかりました」
「わかってるわよ。妹紅じゃあるまいし」
「だから、姫! いちいち突っかからないの」
へへ、怒られてやんの。ざまーみろ。
→
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「怖い! 怖いよ! 慧音、助けて!」
「も、妹紅!? ど、どうした! 大丈夫だ私がついてるぞ!」
うひゃあ、慧音先生頼もしい。でもちょっと恥ずかしい……
「うん、大丈夫。ちょっと言ってみただけ」
いてっ! 叩かれた。
「おやおや、お熱いことで。私たちはお邪魔だね」
ニヤニヤするんじゃない魔理沙。
慧音は顔まっかっか。かわいいね。
→
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「まあ、せっかく来たんだし。楽しんでいきますかね」
「あんたがいなきゃ、もっとよかったんだけどね」
「姫!!」
まったくコイツは……
一部を除き、みんなも私の意見に賛同のようだった。
→
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「怖い! 怖いよ! やっぱり帰る!!」
「も、妹紅!? 大丈夫だ落ち着け、私が守ってやる!」
うひゃあ、慧音先生頼もしい。でもやっぱり恥ずかしい……
「うん、大丈夫。ちょっと言ってみただけ」
いてっ! 叩かれた。
「勝手にやってなさいよ……」
あ、アリスがあきれてる。
慧音は俯いちゃった。かわいいね。
→
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「私達もそろそろ行こうか、慧音」
「そうだな、十分堪能したし、部屋に戻るとするか」
輝夜たちもそろそろ戻るみたいだし、私達も部屋に戻ることにした。
「いやぁ、満足満足」
「うむ、あれほどのものを出してもらえるとは思わなかった」
部屋に戻り、私達は先ほどの料理を肴に再度盛り上がる。
それからしばらく経った時……
→
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(もうちょっとのんびりしようかな)
もうちょっとこののんびりした雰囲気に浸っていたいなー。まあ、焦ることはないもんね。
あ、永遠亭ご一行は戻るみたいだね。
「あれ、あの勇儀って人、部屋の鍵忘れてますよ。私届けにいってきますね」
おおー、あのウサギなかなか気配りができるじゃないの。
まあ、主人がぐうたらだから、そうなるのも当然か。
じっと輝夜を見やる私。
「なによ」
「いんや なんでも」
くくっ、こっち見てる。
1、「慧音、私達もそろそろ戻ろうよ」
2、(まだゆっくりしていきたいな)
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「慧音、私達もそろそろ戻ろうよ」
「ああ、そうだな」
2階の階段を上がったところで、ちょうど鈴仙と出くわした。
「ちゃんと鍵は届けられたかい?」
「ええ、あの人、なんかすごく疲れていたみたいです。」
「そりゃこんな山道を走って上ってきたとあっちゃねぇ」
はははと笑い合い、鈴仙と別れた。
「いやぁ、満足満足」
「うむ、あれほどのものを出してもらえるとは思わなかった」
部屋に戻り、私達は先ほどの料理を肴に再度盛り上がる。
その直後だった。
→
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(まだゆっくりしていきたいな)
だら~とだれる私。
気づけば残っているのは私と慧音だけだ。
「妹紅そろそろ戻るぞ」
「ええー、まだいいじゃん」
「ここにいたら、藍殿が後片付けできないだろう」
1、「はいはい、わかりましたよん。戻るとしますかね」
2、「もうちょい、もうちょい」
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「はいはい、わかりましたよん。戻るとしますかね」
しぶしぶといった態で、私は腰を上げた。
「いやぁ、満足満足」
「うむ、あれほどのものを出してもらえるとは思わなかった」
部屋に戻り、私達は先ほどの料理を肴に再度盛り上がる。
その直後だった。
→
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「もうちょい、もうちょい」
「まったく仕方のないやつだな、ほんとに」
そこに藍の助け舟が入った。
「いやいや、ゆっくりしていってくれ。そのための場所なのだから」
「いや、それでは藍殿の仕事に差し障る」
「私なら大丈夫だ、もう少ししてから後片付けするよ」
いやぁ話がわかるねぇ。どこぞの石頭とは大違い。
その時であった
→
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1F
┌───┬───┬──┬─────┬─────────┐
│ │ W.C │階段│管理人室 │ │
│ │ │ │ │ │
│ └───┴──┴─────┤ キッチン │
│玄関 │ 食堂 │
│ ┌ │ │
│ │ ロビー │ │
│ │ │ │
└───┴────────────┴─────────┘
2F
┌───────┬──┬───────┬───────┐
│ 妹紅 │階段│ 永遠亭 │ 勇儀 │
│ 慧音 │ │ │ │
├───────┴──┴───────┴───────┤
│ │
├───────┬──┬───────┬───────┤
│ アリス. │W.C..│ 幽香 │ 空室 │
│ 魔理沙 │ │ │ │
└───────┴──┴───────┴───────┘
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次回も期待してます。
続編に期待。
>慧音と一緒に言ってみようかな
>あっち言ってみようよ
→『行』
>胡桃会え
→『和え』
>マップ
→モバイル端末など、環境によっては正しく表示されない場合があります。
今後の展開で重要になってくるのなら、画像ファイルにするなど環境に依存しない方法をおすすめします。
>ご拝読
はい‐どく【拝読】[名](スル)読むことを、その筆者を敬っていう謙譲語。拝誦。「御著書―しました」
→著者が読者に使う言葉ではありません。
選んでない選択肢にヒントが有ったりしたのかな・・・・。
終わったらもう一度読み直してみようと思います。
続編も楽しみにしておりますー。
続き期待してます