Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

こーりん「恰好を気にするのかい?ここは幻想だぞ」

2011/03/26 12:11:06
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朝起きると、霖之助の視界が反転していた。
彼の起きぬけの空っぽの胃が悲鳴を上げ猛然と抗議した、簡単に言うと腹が減っている。

「おはよう霖之助さん、貴方の紫よ」

声のする方に目を向けると逆さになった紫。いや、霖之助が逆さだ。

「マイハニー紫じゃないか、どこから入って来たんだ?」

「あの畳みの隙間から」

「成る程」

「おはようございます、SOCOM:FTV3を昨日やりすぎて眠れなかった八雲・アンチタンク・紫です」

「ふむ、君はAT教団に入信したのか……成る程、聖白蓮も助走つけて殴るレベルだね」

「良くおわかりで」

眠れなかった、それは目の下に出来ているくまが如実に語っていた。

「今朝何食べました?霖之助さん」

「夢の中で素麺を食べたよ」

「それは良かったじゃない」

確かに、夢で出て来たあの素麺は絶品だったような気がしないでもないけどやっぱり普通の味だったと霖之助は心で呟く。

「そうだ紫、昨日グパヤマにあったよ、シポムギニでね、君によろしく伝えてくれと言っていたよ」

「あらそう、元気でした?」

「うん、前世はアメリカシロヒトリだったそうだ」

「それこの前聞きましたわ」

「僕は初めて聞いたよ」

「そうだ霖之助さん、コーヒーって知ってます?」

「あぁあの黒い飲み物だね?」

「いいえケフィアです」

「なんだと」

気まずいような気まずくないような空気が一瞬漂ったが、まぁ良い。

「ケフィア、ロシアの飲み物だったね、ヨーグルトの様な感じの」

「いいえやずやです」

「なにっ」

そしてまた訪れる静寂。外では小鳥が青空を楽しそうに舞っているかと思ったが曇りだった、畜生。

「霖之助さん、お外に戦車がありましたけど、何でしょうあれは」

「!」

「可愛らしいお名前ですね、側面に穴が空いてましたけど」

「あぁ、魔理沙に開けられたんだ」

「ファイナルスパーク?」

「…ファイナルアンサー」

「残念、マスタースパーク」

「貧弱な装甲だ、一発で火を噴く。あれじゃ棺桶だよ」

「……曲がりなりにも中戦車なのに」

「あぁ、あんな戦車を作ったやつは搭乗員に土下座するべきだ」

「月では結構活躍しましたわ」

「マジか」


まぁ、あんな木の棒みたいな鉄砲担いでる兎どもにゃ贅沢な敵だ。 By作者

銃剣戦闘なんか時代遅れにも程がある、今は誘導兵器が飛び交いkm単位の銃撃戦が繰り広げられている。対テロ戦闘でも至近戦なんかそこまでしねぇよ。By中東帰りの傭兵さん

でも銃剣は今でも訓練が盛ん。日本国自衛隊の銃剣術は世界最高峰って慧音が言ってた。幻想郷では紅魔館門番隊が最強だな。By ビッグ・ジョン

でも銃剣って見た目が威圧的だから全ての小銃から着剣用のラグが消えないんだ。一昔前の海外派遣の自衛官さんたちが一番頼りにしたのは銃剣らしい。 By N氏

戦闘機乗りは英雄になり、爆撃機乗りは歴史になる。 By E氏

この世に最強の戦車などありはしない、あるのは鉄の棺桶だけだ。 By 無名の戦車兵

あたいったらさいきょーね By チルド

見捨てられたくなければ、見捨てるな。 By誰だっけ



「ね?結構銃剣に関しての言葉があるでしょ?」

「ふむ、これはメモしておかなければ……紫、僕のメモ用紙とペンは何処かな」

「あらやだ、霖之助さん、褌の中に入れてあるでしょ?」

「はっはっは、いくら僕とは言えそんなこと……やっぱりないよ」

「確認するのね、一応」

今日も幻想郷は平和だと思っていたのか!馬鹿者め。












「きゃぁっ?」

白磁の様な美しい肌を晒した妖怪の賢者、八雲紫は飛び起きた。
隣を見れば裸で寝息を立てる藍の姿。
夢だったのか、安堵しつつ紫は深呼吸する

「…うぅん……はっ!紫様、おはようございます!」

主人よりも遅く起きた事に恥じているのか、藍は顔を赤らめながら挨拶。
そんな藍に紫は微笑む。

「おはよう、藍」

「あの、朝ですがもう一回しませんか?」

何と言う事だ、顔を赤らめていたのは恥じていたからではない。紫のうなじと肌蹴た寝巻から覗く鎖骨と肩に欲情していたのだ!
…まぁ実際朝起きて隣に寝巻を肌蹴させた女性がいたら毎朝元気だよな。

「それより朝ごはん作って、ちょっと今日は香霖堂に行ってくるわ」

「はい、紫様」

「きゃっ!藍!らめぇ♡」

因みに藍の朝ごはんは紫になった。









香霖堂のドアを開けるとき、紫は少なからず躊躇した。
もし、扉を開けた向こうに居る彼が逆さまだったら、自分はどうすれば良いのか。

「…お邪魔するわ」

意を決して入店する。
目に入った光景は…

「…やぁマイハニー紫、待っていたよ」

逆さになった霖之助だった。
まずは初めまして。
読んでいただきありがとうございました。
これからよろしくお願いします。
無名兵士
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
…?
2.名前が無い程度の能力削除
ごめんなさい。
意味が分かりません。
3.こじろー削除
夢の中の世界らしいノリだね
最後のもまだ夢の中で紫はまだ布団の中で寝間着で丸くなって寝てると妄想すると藍の気持ちが少し分かった
4.名前が無い程度の能力削除
時々、こーりんじゃなくてただのこーりんですね
タグはこーりんにしたほうが良いかもしれませんね
5.名前が無い程度の能力削除
産 廃想創話へGO
6.名前が無い程度の能力削除
tanasinnには程遠いな。励めよ。
7.名前が無い程度の能力削除
分かった、あなた中学生ですね!
だからこんな意味不明の文章なんだ
8.名前が無い程度の能力削除
途中MGS2のバグった大佐のAIからの無線そのまま…
俺もMGS大好きだけど何でもかんでも混ぜればいいってもんじゃないぜ…
9.名前が無い程度の能力削除
俺は好きだぜ、こういう作品。

まあ、ゲテモノ食いなのは自覚してるがねw
10.名前が無い程度の能力削除
2次創作なめんな