「なんでひとってよわっちいの?」
最近日課となり始めている、チルノさんとの湖畔散策。
霧の煙る中、さくさく、霜柱を踏み砕きつつ足を進むているとチルノさんが不意に問いかけてきたのだ。
「何かあったんですか。」
「うん?だってー、こおりさわっただけでいたそうにするんだもん。」
ああ、霜焼け。
今、私はチルノさんと手を繋いでいる。
正直最初の頃は、軽い霜焼けになって、椛に軟膏を塗られたりしたものだ。
彼女の手は冗談抜きで冷たい。
けれど、最近は皮膚も脳も慣れたかして霜焼けなぞにはならなくなった。
代わりに、手には甘ったるい痺れが。
「そういうもんですよ、人間ってのは。」
「ふーん。」
尋ねてきた割には、薄い反応。
食いつきも浅い。
まあ、私の答えが答えだからか。
「じゃあさ、あや。」
「はい。」
「どうやったら、ひとはつよくなれるの?」
ふむ、とつい考えさせられる質問だ。
しばらく、うーんやら、ふぅむやら歩きながら呟いていたが、至った答えを口にした。
「群れ、になった時ですよ。」
「むれ?いっぱいいてもいみないよ。こおりはつめたいよ?」
「正確には、群れになって支えあえるようになったら、ですが。」
ありんこみたい、とチルノさんは小さな桃色の唇から溢した。
まさにその通り。
散り散りになってしまったら弱者へと元通り。
だからこそ。
「手、離さないで下さいね。」
「…あや?」
「そして、黙っていて下さい。」
彼女の薄氷の瞳の中の私は、不器用そうに笑っていた。
それを見ないために、焦点が合わなくなるほどまで、彼女に顔を近づけた。
雄弁は銀沈黙は金、を守れない舌が潜む唇に触れたものは、ひやりと柔らかかった。
「あや。」
「はい?」
「だまってたほうがいいことってあるの?」
「ありますよ、それこそ沢山。ふふ、言わぬが花ってやつです。」
そう言いつつ、彼女が花のように可愛らしいことに変わりはないことを、心の内で思っていた。
最近日課となり始めている、チルノさんとの湖畔散策。
霧の煙る中、さくさく、霜柱を踏み砕きつつ足を進むているとチルノさんが不意に問いかけてきたのだ。
「何かあったんですか。」
「うん?だってー、こおりさわっただけでいたそうにするんだもん。」
ああ、霜焼け。
今、私はチルノさんと手を繋いでいる。
正直最初の頃は、軽い霜焼けになって、椛に軟膏を塗られたりしたものだ。
彼女の手は冗談抜きで冷たい。
けれど、最近は皮膚も脳も慣れたかして霜焼けなぞにはならなくなった。
代わりに、手には甘ったるい痺れが。
「そういうもんですよ、人間ってのは。」
「ふーん。」
尋ねてきた割には、薄い反応。
食いつきも浅い。
まあ、私の答えが答えだからか。
「じゃあさ、あや。」
「はい。」
「どうやったら、ひとはつよくなれるの?」
ふむ、とつい考えさせられる質問だ。
しばらく、うーんやら、ふぅむやら歩きながら呟いていたが、至った答えを口にした。
「群れ、になった時ですよ。」
「むれ?いっぱいいてもいみないよ。こおりはつめたいよ?」
「正確には、群れになって支えあえるようになったら、ですが。」
ありんこみたい、とチルノさんは小さな桃色の唇から溢した。
まさにその通り。
散り散りになってしまったら弱者へと元通り。
だからこそ。
「手、離さないで下さいね。」
「…あや?」
「そして、黙っていて下さい。」
彼女の薄氷の瞳の中の私は、不器用そうに笑っていた。
それを見ないために、焦点が合わなくなるほどまで、彼女に顔を近づけた。
雄弁は銀沈黙は金、を守れない舌が潜む唇に触れたものは、ひやりと柔らかかった。
「あや。」
「はい?」
「だまってたほうがいいことってあるの?」
「ありますよ、それこそ沢山。ふふ、言わぬが花ってやつです。」
そう言いつつ、彼女が花のように可愛らしいことに変わりはないことを、心の内で思っていた。
自覚ある?
……まあ人間、自分だけはいいって思っちゃうもんだから。
いいよね、いいよね。
たうぜん、たうぜん。
それに口にだすことで変わることもあると思うのよ
なんていうか矛盾という言葉を説明したかったんですね分かります
「おれ募金したぜ」
「…」
どちらでも良いじゃんかお金はちゃんと役立つんだから
「わざわざ言うなんて売名乙!マジで酷い奴だわ!(キリッ」←正しい行為したオレすげえ!褒めて褒めてって気持ちが出てるお前のがクズ
被災地にゴミ送りつけるとか要らないもん送って自己満足したわけじゃないんだろ?
そんなの言ってる暇があるなら
送っていい物と悪い物リスト纏めするほうが有意義じゃね?