Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

2011/03/07 21:19:19
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神社。
境内。

「りっ」
「……」
「りっりー。りっりー」
「……おん?」
霊夢は言った。
「りっ。りっ」
「……。なに、あんたって喋れなかったっけ?」
「りーり? りっりっ」
「うん。ごめん。ぜんぜんわかんない」
霊夢は言った。そのまま、きびすをかえして、境内を移動する。
季節は春である。境内の桜も見頃だ。
「……」
「りい」
「……」
「りい? りいりりりり?」
「……」
「りぃ……」
「いや。しょんぼりされてもな。なに。なにかいいたいわけ?」
「りっりー。りりりりりりりり? りりりりりりりりりい! りっりっ」
「うん。ごめん。ぜんぜんわかんない。ん? なに? 桜? じゃじゃーん。ちがう? うんうん。あー、うん……」
霊夢は首をひねって、春告げ精の動きを見た。桜。花びら。空。ばーん。
「……。春ですよー?」
「そう! それ!」
「うわびっくりした!」
「あーよかった。もう二度と喋れないかと思ったわ……」
「というよりか、なんであんなあほなことになってるのよ」
「いえ、それが話すと長いんだけどね。あれは、つい、昨日の夜のことだったんだけど」
「じゃあ話さなくていいわよ。別に聞きたかないし」
「えー聞いてよー。こっからが話の山場なんだから」
「長くないじゃん」
「いや、実はね。昨日の夜」
春告げ精はぐぐぐと顔を近づけてきた。霊夢は仕方なくその顔を見下ろした。
「昨日の夜?」
霊夢は言った。春告げ精はうなずいて言った。
「隣の家に塀ができたってさ。かっこいー」
「……」
「……」
「……」
「……」
「春ですね?」
「あんたが聞いてどうする」

そういうわけで、とりあえず春だった。
少々急ですが、今作以後、創想話サイトへの投稿は、ほぼ自粛いたします
放置していた続き物に関しては完結いたしませんので、近日中に削除いたします。すみません
これまでおつきあいいただいた方々には、本当にありがとうございました
酸化鉄(無言坂)
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
えあ!? なんで!?
2.名前が無い程度の能力削除
話の内容が少ないため何とも評価し辛いです。
短編とは言え、一捻り欲しかったです。
3.名前が無い程度の能力削除
この話で何が言いたかったのかはわからんがお疲れさん
4.華彩神護.K削除
おや、リトバス?
まあお疲れさまでした。また。
5.奇声を発する程度の能力削除
おわー…取り合えずお疲れ様でした
6.名前が無い程度の能力削除
泣ける
7.名前が無い程度の能力削除
ええ、残念だ…
8.名前が無い程度の能力削除
せめてどうかこれからも、あなたが東方を好きであれば嬉しいです

お疲れ様でした
9.名前が無い程度の能力削除
え?え、ちょ?
10.名前が無い程度の能力削除
この話を最後にしようと思える時点で、やめにして正解かもね。
何が言いたい話かも分からない。貴方らしくもない…。
11.名前が無い程度の能力削除
貴方の有無を言わさずに読者を引き込む物語が、とても好きです。今までも、これからも。

お疲れ様でした。これからもどこかで、素晴らしい物語を書き続ける事を祈っています。
12.名前が無い程度の能力削除
今までファンだったので非常に残念です
よければまた作品をみせてください
13.名前が無い程度の能力削除
東方を嫌いになってやめたのでなければいいのですが・・・
お疲れ様でした。作者様の作品好きでした
14.ずわいがに削除
リリー結局何で喋れなかったんだよww呪いか?


続きものは消すつもりみたいですが、出来れば他の作品だけでも残しておいて欲しいというのが正直なところ。

ともかくお疲れ様です。
また気が向いたらいつでも帰って来て下さいね。