ぎんのこねこ
門を守っていると後ろから気配がしたので振り向く。
そこには双手を上げて飛び掛ってくる者の姿が。
「にゃー」
言い換えよう。さくやがバンザイしながら私に抱きついてきたのだ。
もちろん避けることは出来ない。
「にゃー、うー、うなー」
「はいはい、いい子いい子。まったくご主人様に似て甘えん坊ですねぇ」
頭をなでると気持ちよさそうな目をするところなんか可愛くて仕方が無い。
「あれ?なんか具合が悪いのかな」
あまりに胸に抱えすぎてさくやが窒息寸前なのに気付くのは先の話。
怒ったさくやに引っかかれるのはさらにもう少し先の話。
小悪魔です。
廊下を歩いているとさくやちゃんの姿が。
図書館にはパチュリー様が居て病気が悪くなるので滅多に会えないのですよね。
ここで会えたのは幸運です。
「さくやちゃん、ミルクでも飲もうか。台所行こう?」
肩に上ってきました、そのまま頬をぺろっと。
ふふ、さくやちゃんだから許してあげるんですからね。
小悪魔を探していると、さくやを見つけたので思わず隠れてしまった。
まったく、あの子は鼠を退治するのが苦手なんだから。
まぁ、大概は門番が追い返すのだが。
あぁ、でも本当に可愛いのよね、つぶらな瞳とか、長い手足とか、銀色の毛並みとか。
このまま見てると病気が再発してしまいそうなので写真を何枚か取りつつ図書館に戻ることにした。
さくやはお姉様が見つけてきたんだよ。
すっごく可愛い子なの。
遊ぶときもすっごく手加減して
ちょっと握っちゃうと潰れそうだから優しく優しく。
お姉様が服とか着せてたことも有るけどやっぱり自然体が一番よね。
こんな子を捕まえて飼ってくれて、ありがとう、お姉さま。
さくやは私がペットのつもりで捕まえたんだけど、可愛くてしょうがなくてね。
もう立派な家族の一員なのよ。
侵入者退治にも役に立ってくれるし。
相変わらずいい子ね、さくや。
「はい、お嬢様」
門を守っていると後ろから気配がしたので振り向く。
そこには双手を上げて飛び掛ってくる者の姿が。
「にゃー」
言い換えよう。さくやがバンザイしながら私に抱きついてきたのだ。
もちろん避けることは出来ない。
「にゃー、うー、うなー」
「はいはい、いい子いい子。まったくご主人様に似て甘えん坊ですねぇ」
頭をなでると気持ちよさそうな目をするところなんか可愛くて仕方が無い。
「あれ?なんか具合が悪いのかな」
あまりに胸に抱えすぎてさくやが窒息寸前なのに気付くのは先の話。
怒ったさくやに引っかかれるのはさらにもう少し先の話。
小悪魔です。
廊下を歩いているとさくやちゃんの姿が。
図書館にはパチュリー様が居て病気が悪くなるので滅多に会えないのですよね。
ここで会えたのは幸運です。
「さくやちゃん、ミルクでも飲もうか。台所行こう?」
肩に上ってきました、そのまま頬をぺろっと。
ふふ、さくやちゃんだから許してあげるんですからね。
小悪魔を探していると、さくやを見つけたので思わず隠れてしまった。
まったく、あの子は鼠を退治するのが苦手なんだから。
まぁ、大概は門番が追い返すのだが。
あぁ、でも本当に可愛いのよね、つぶらな瞳とか、長い手足とか、銀色の毛並みとか。
このまま見てると病気が再発してしまいそうなので写真を何枚か取りつつ図書館に戻ることにした。
さくやはお姉様が見つけてきたんだよ。
すっごく可愛い子なの。
遊ぶときもすっごく手加減して
ちょっと握っちゃうと潰れそうだから優しく優しく。
お姉様が服とか着せてたことも有るけどやっぱり自然体が一番よね。
こんな子を捕まえて飼ってくれて、ありがとう、お姉さま。
さくやは私がペットのつもりで捕まえたんだけど、可愛くてしょうがなくてね。
もう立派な家族の一員なのよ。
侵入者退治にも役に立ってくれるし。
相変わらずいい子ね、さくや。
「はい、お嬢様」
ちょっとフランちゃ…いやフランさん…
何…だと…!?
異論は認める
これはこれでありですが
どうやって…?