博霊神社は雪に埋もれていた。
かなり積もっているのに雪かきをした形跡はなく、足跡もない。
「まぁ、飛んでくるやつらばかりだからな」
あえて私は雪を踏みしめ神社へ向かう。
だれも踏んでない雪を踏む時ってなんだかワクワクしないか?
やっと玄関までついた。やっぱり誰か来ていた様で、玄関の近くだけ雪がない。
ちょっと焦げた匂いがする。うん、いい方法だ、今度から私もそうしよう。私らしいしな。
「邪魔するぜ、霊夢」
「邪魔するなら帰ってや~」
「おう、じゃあな」
……。
「おい、ふざけるなよ」
「うふふふふ、まぁまぁ、アンタもこっち来なさいよ」
顔を真っ赤にした霊夢が寄ってきた。酒臭い。
「うわ、お前飲んでるな、ひどい匂いだぜ」
「うへへ~」
「うぜぇ、他に誰かいないのか?」
「どうしてこうなった」
部屋にはもう一人いた。毒人形メディスン。
「珍しいな、お前が外出なんて」
「どうしてこうなった」
ブツブツと何か呟いている。
「なんだよ、お前も酔ってるのか?」
「違うわよ。どうしてこうなった」
「何があったんだぜ?」
「魔理沙って異変を解決してくれるのよね?」
珍しい。外出した時点で珍しいのに、私に依頼だって?
「おう、ちゃんと報酬は頂くけどな。でも安心しろ、成功払いのまごころ料金だぜ」
輝く様な笑顔を向けてきた。お持ち帰りしたいぜ。
「ホント!? ありがとう魔理沙!! 霊夢は役に立たなくって」
「あいつは一体どうしたんだ?」
「報酬としてお酒が欲しいって言ったから、毒でもあるアルコールをあげたんだけど」
お前が作る場合スピリタスってレベルじゃないだろ。完全にアルコールだ。度数100だ。
「100%アルコールっておいしいのかよ」
「無料と言う最高の調味料があるじゃないの~」
黙れダメ巫女。
「あいつが酔ってるのはそれが原因か」
「お酒あげたのにね、霊夢は出来ないって言うのよ? 酷くない!?」
「一体依頼ってなんなんだぜ?」
「スーさんを助けて欲しいの!」
一体なにがあったと言うのか、誰かに荒らされたのか?
「何があった」
「スーさんが雪に埋もれちゃったの!!」
「あー、メディスン? 雪は気象現象だぜ? 異変でもなんでもない」
「そんなわけないわ! いままでこんなに降った事なんてなかったのよ!?」
んなこと知るか。
「あー、面倒くせぇ。メディ、私にも100%アルコールくれよ」
「ちょっと、魔理沙まで!」
「私の仕事の範疇外だぜ。幽香にでも頼んでおけよ」
「このまえ幽香に『すぐに他人に頼ってはいけません』って怒られたもん」
私たちに頼ってるじゃないか。
「ああもう、うるさいぜ! お前も飲め!」
私は酔いにまかせて近くにあった酒瓶をメディスンの口に突っ込んだ。
「ぎゃああああああああ」
ありがとう。たすかったわ幽香。
「なんてことないわ。……全く、何故私の所に来ないのか」
うふふ、この前叱ったんでしょ?
「やれやれ、子育ても難しいものね」
頼りにしてるわ。これからもメディをよろしくね。
「ええ、貴女の、そして私の大切な子ですもの。 じゃあ、メディスンが帰ってこない内に帰るとするわ」
じゃあね、幽香。ありがと。
かなり積もっているのに雪かきをした形跡はなく、足跡もない。
「まぁ、飛んでくるやつらばかりだからな」
あえて私は雪を踏みしめ神社へ向かう。
だれも踏んでない雪を踏む時ってなんだかワクワクしないか?
やっと玄関までついた。やっぱり誰か来ていた様で、玄関の近くだけ雪がない。
ちょっと焦げた匂いがする。うん、いい方法だ、今度から私もそうしよう。私らしいしな。
「邪魔するぜ、霊夢」
「邪魔するなら帰ってや~」
「おう、じゃあな」
……。
「おい、ふざけるなよ」
「うふふふふ、まぁまぁ、アンタもこっち来なさいよ」
顔を真っ赤にした霊夢が寄ってきた。酒臭い。
「うわ、お前飲んでるな、ひどい匂いだぜ」
「うへへ~」
「うぜぇ、他に誰かいないのか?」
「どうしてこうなった」
部屋にはもう一人いた。毒人形メディスン。
「珍しいな、お前が外出なんて」
「どうしてこうなった」
ブツブツと何か呟いている。
「なんだよ、お前も酔ってるのか?」
「違うわよ。どうしてこうなった」
「何があったんだぜ?」
「魔理沙って異変を解決してくれるのよね?」
珍しい。外出した時点で珍しいのに、私に依頼だって?
「おう、ちゃんと報酬は頂くけどな。でも安心しろ、成功払いのまごころ料金だぜ」
輝く様な笑顔を向けてきた。お持ち帰りしたいぜ。
「ホント!? ありがとう魔理沙!! 霊夢は役に立たなくって」
「あいつは一体どうしたんだ?」
「報酬としてお酒が欲しいって言ったから、毒でもあるアルコールをあげたんだけど」
お前が作る場合スピリタスってレベルじゃないだろ。完全にアルコールだ。度数100だ。
「100%アルコールっておいしいのかよ」
「無料と言う最高の調味料があるじゃないの~」
黙れダメ巫女。
「あいつが酔ってるのはそれが原因か」
「お酒あげたのにね、霊夢は出来ないって言うのよ? 酷くない!?」
「一体依頼ってなんなんだぜ?」
「スーさんを助けて欲しいの!」
一体なにがあったと言うのか、誰かに荒らされたのか?
「何があった」
「スーさんが雪に埋もれちゃったの!!」
「あー、メディスン? 雪は気象現象だぜ? 異変でもなんでもない」
「そんなわけないわ! いままでこんなに降った事なんてなかったのよ!?」
んなこと知るか。
「あー、面倒くせぇ。メディ、私にも100%アルコールくれよ」
「ちょっと、魔理沙まで!」
「私の仕事の範疇外だぜ。幽香にでも頼んでおけよ」
「このまえ幽香に『すぐに他人に頼ってはいけません』って怒られたもん」
私たちに頼ってるじゃないか。
「ああもう、うるさいぜ! お前も飲め!」
私は酔いにまかせて近くにあった酒瓶をメディスンの口に突っ込んだ。
「ぎゃああああああああ」
ありがとう。たすかったわ幽香。
「なんてことないわ。……全く、何故私の所に来ないのか」
うふふ、この前叱ったんでしょ?
「やれやれ、子育ても難しいものね」
頼りにしてるわ。これからもメディをよろしくね。
「ええ、貴女の、そして私の大切な子ですもの。 じゃあ、メディスンが帰ってこない内に帰るとするわ」
じゃあね、幽香。ありがと。
今の日本も春度が足りない
こっちの方がどうしてこうなった。
ですよね。
私も春度足りないです。色んな意味で。
奇声を発する程度の能力様>
適当な予想ですけどね。
投げ槍様>
らしいですね。安い方がいいなぁ。どうしてこうなった。
とにかくメディスンの幼稚さが何とも可愛すぎる件