※上がり怪談の続きです
逃げても逃げても追いかけられて、追いかけても追いかけても逃げられて
ずっとクルクルと何度も何度も廻り続けて終わらない
どれだけ廻り続ければ良いのか、何時まで廻り続ければ良いのか
其れだけを考えながら、螺旋状に回り続ける
「咲夜、トイレに行きたくない? 」
「メイドはトイレに行きません」
十六夜咲夜は、何かを我慢していた
運命を操る、それは絶対的な能力だろう
死ぬであろう運命を操れば、操られた相手は運命の元に必ず死ぬ
生き続ける運命を操れば、どんなに苦しくても運命の元に死ぬ事は出来ない
しかし、運命に反逆する一人の人間が此処に居た
完全で瀟洒な従者、メイド長の十六夜咲夜
彼女は、己の能力でも運でもなく、ただ自分の意思のみで運命と拮抗しているのだ
「(まだよ! まだお嬢様との、このプレイは早すぎる! )」
拮抗していた
そんな己の従者を流石だと感心しながらも、吸血鬼は人間を堕とさんと語りかける
「いけない子、私に嘘をつくのね」
「・・・・・・いえ、お嬢様。決してそのような事は」
「嘘よっ! 」
突然の大声に、従者は身体を震わせる
しかし吸血鬼の予想と違い、従者は何かの代わりの鼻血を噴き出した
「あぁお嬢様、確かに健康に良いかも知れませんがそれは私の役目ですぅー」
「何を夢みている」
夢見る時間で正しいのかもしれないが、吸血鬼にとっては醒める時間
目覚めよ我が従僕、そう言いながら吸血鬼は従者の腹に重い右ストレートを放った
まさに悪魔の所業、従者の生存本能が働いたのかさらに激しく鼻血が噴き出す
「これが にんげんの さが か」
「・・・・・ていっ」
吸血鬼は、己の従者がバラバラにされる様を想像して眉を顰める
そして放たれた斜め45度からのチョップが従者の頭に当たり、やっと従者は正気を取り戻した
すると従者は鼻血が垂れたままでありながら、なんとも瀟洒な様子で吸血鬼に真摯な言葉を投げかける、ちょっと投槍
「お嬢様。この十六夜咲夜、お嬢様の望みとあれば命さえ捧げる覚悟が御座います」
「ほぅ」
「お命じください。ただお嬢様が望む事を」
捨て身の攻撃、効果は抜群だ
己の従者の言葉に吸血鬼はドキドキする、なんて瀟洒なメイドなのか
なら予定変更でもっと凄い事を、血を吸う鬼だった
「そこらのメイド、は流石に不味いか。それじゃあ、今からパチェと美鈴を集めてお茶を飲むから貴女も一緒に飲みなさい」
「はい、畏まりました。それでは二人を」
「私が呼ぶ、お前は其処を動くな。微動だにするな、能力の使用を禁じる。許すのは呼吸だけだ」
「・・・・・・・畏まりました」
従者は、己の主人の言葉に打ち震える
そしてこれからの未来を予測する
「(きっとお茶は美鈴が入れて、私はお茶のお代わりを飲む事にもなるだろう。そして)」
その先を想像し、従者の眼から血が流れ始める
「(お嬢様、それはあまりにも非道に御座います! お嬢様と私の生涯の思い出になる初めてが4人でだなんて!)」
自らの予測に、想像した未来に従者は耐えられなかった
「(パチュリー様着やせして美鈴の胸があたってやわわわああぁぁ駄めだめそこはだめぇっ!? )」
【完全】
「苦しくたって、悲しくたって 館の中では平気なの♪ 」
「お前の馬鹿さ加減には、かあちゃん、情けなくて涙出てくらぁ! 」
「かあちゃんごめーん! 」
【瀟洒】
従者の白いメイド服がめるぽっ!
メイド服ガッ!
二匹の妖精が、月夜の光にキラキラと輝く湖の上で話していました
『毛玉は笑ったよ』
『毛玉はかぷかぷ笑ったよ』
『毛玉は立ちあがって笑ったよ』
『毛玉はかぷかぷ笑っ
<裁かれました>
「えぐ・・・・・・・ぐす」
「はい、これで大丈夫ですよ。さ、向こうで着替えましょうね」
「レミィ。原因は貴女なのに全部を美鈴に任せるてしまうのは、正直感心しないわ」
「これが一番良い方法なのよ」
「・・・・・昨日、自分がもら
<裁かれました>
「じ、自分で着替えれるから! 」
「駄目です」
「ちゃんと着替えるから! 」
「万歳してくださいねー」
「ば、ばんじゃ
<裁かれました>
「私のパッ
<裁かれました>
<裁かれました>
<裁かれました>
逃げても逃げても追いかけられて、追いかけても追いかけても逃げられて
ずっとクルクルと何度も何度も廻り続けて終わらない
どれだけ廻り続ければ良いのか、何時まで廻り続ければ良いのか
其れだけを考えながら、螺旋状に回り続ける
「咲夜、トイレに行きたくない? 」
「メイドはトイレに行きません」
十六夜咲夜は、何かを我慢していた
運命を操る、それは絶対的な能力だろう
死ぬであろう運命を操れば、操られた相手は運命の元に必ず死ぬ
生き続ける運命を操れば、どんなに苦しくても運命の元に死ぬ事は出来ない
しかし、運命に反逆する一人の人間が此処に居た
完全で瀟洒な従者、メイド長の十六夜咲夜
彼女は、己の能力でも運でもなく、ただ自分の意思のみで運命と拮抗しているのだ
「(まだよ! まだお嬢様との、このプレイは早すぎる! )」
拮抗していた
そんな己の従者を流石だと感心しながらも、吸血鬼は人間を堕とさんと語りかける
「いけない子、私に嘘をつくのね」
「・・・・・・いえ、お嬢様。決してそのような事は」
「嘘よっ! 」
突然の大声に、従者は身体を震わせる
しかし吸血鬼の予想と違い、従者は何かの代わりの鼻血を噴き出した
「あぁお嬢様、確かに健康に良いかも知れませんがそれは私の役目ですぅー」
「何を夢みている」
夢見る時間で正しいのかもしれないが、吸血鬼にとっては醒める時間
目覚めよ我が従僕、そう言いながら吸血鬼は従者の腹に重い右ストレートを放った
まさに悪魔の所業、従者の生存本能が働いたのかさらに激しく鼻血が噴き出す
「これが にんげんの さが か」
「・・・・・ていっ」
吸血鬼は、己の従者がバラバラにされる様を想像して眉を顰める
そして放たれた斜め45度からのチョップが従者の頭に当たり、やっと従者は正気を取り戻した
すると従者は鼻血が垂れたままでありながら、なんとも瀟洒な様子で吸血鬼に真摯な言葉を投げかける、ちょっと投槍
「お嬢様。この十六夜咲夜、お嬢様の望みとあれば命さえ捧げる覚悟が御座います」
「ほぅ」
「お命じください。ただお嬢様が望む事を」
捨て身の攻撃、効果は抜群だ
己の従者の言葉に吸血鬼はドキドキする、なんて瀟洒なメイドなのか
なら予定変更でもっと凄い事を、血を吸う鬼だった
「そこらのメイド、は流石に不味いか。それじゃあ、今からパチェと美鈴を集めてお茶を飲むから貴女も一緒に飲みなさい」
「はい、畏まりました。それでは二人を」
「私が呼ぶ、お前は其処を動くな。微動だにするな、能力の使用を禁じる。許すのは呼吸だけだ」
「・・・・・・・畏まりました」
従者は、己の主人の言葉に打ち震える
そしてこれからの未来を予測する
「(きっとお茶は美鈴が入れて、私はお茶のお代わりを飲む事にもなるだろう。そして)」
その先を想像し、従者の眼から血が流れ始める
「(お嬢様、それはあまりにも非道に御座います! お嬢様と私の生涯の思い出になる初めてが4人でだなんて!)」
自らの予測に、想像した未来に従者は耐えられなかった
「(パチュリー様着やせして美鈴の胸があたってやわわわああぁぁ駄めだめそこはだめぇっ!? )」
【完全】
「苦しくたって、悲しくたって 館の中では平気なの♪ 」
「お前の馬鹿さ加減には、かあちゃん、情けなくて涙出てくらぁ! 」
「かあちゃんごめーん! 」
【瀟洒】
従者の白いメイド服がめるぽっ!
メイド服ガッ!
二匹の妖精が、月夜の光にキラキラと輝く湖の上で話していました
『毛玉は笑ったよ』
『毛玉はかぷかぷ笑ったよ』
『毛玉は立ちあがって笑ったよ』
『毛玉はかぷかぷ笑っ
<裁かれました>
「えぐ・・・・・・・ぐす」
「はい、これで大丈夫ですよ。さ、向こうで着替えましょうね」
「レミィ。原因は貴女なのに全部を美鈴に任せるてしまうのは、正直感心しないわ」
「これが一番良い方法なのよ」
「・・・・・昨日、自分がもら
<裁かれました>
「じ、自分で着替えれるから! 」
「駄目です」
「ちゃんと着替えるから! 」
「万歳してくださいねー」
「ば、ばんじゃ
<裁かれました>
「私のパッ
<裁かれました>
<裁かれました>
<裁かれました>