Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

続・マイナーカップリング議談

2006/08/03 03:31:18
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「さて、2つ目はどんな感じなのかしら?」


「『絶対領域のスキマ使い』の年増が一体何の用?」


「あ、紫様。ご無沙汰してます。」


「相変わらず可愛げのない……。
 どこかに私の作品を委託してくれるようなところがないかと思ったのだけど、
 どうもここではないらしいわね。」


「あら、落ちたの。無様ね。」


「ちょ、ちょっとパチュリー様!
 本人の目の前でそんなダイレクトに、落ちたなんて言ったらかわいそうですよ!」


「……いいコンビネーションね、むかつくくらい。」


「はぇ!?いやっ、違っ、決してそんなつもりでは!!」


「落ちた紫さんに慰めの言葉など不要よ。
 どこまでも落ちてしまうのだから本当にかわいそうね。」


「はぁ……折角の新刊が台無しだわ。
 『巫女さんの一人の時間の有効な使い方3』は自分でも傑作だと思ったのだけれど。」


「無駄に寝てるから、それが祟ったのね。自業自得よ。
 あなたの作品を委託してもらえるようなサークルなんて、どこ行っても無いんじゃないかしら。」


「勿体無いわねぇ。このネームバリューなら、客足も良くなると思うのだけれど……」


「いいところに来たわね。ちょうどいいからあなたも会議に参加していきなさい。
 ほら、アシスタント。さっさと紅茶持ってくる。」







『マイナーカップリング議談 第2章』




「それにしても幻想郷同人界最古参のサークルがたった2人でやっていたとは、
 案外見掛け倒しというか何というか。」


「あ、いえ、もう1方おらっしゃいますよ。入ったのは最近ですけれど。」


「あらそうだったの。で、どこに?」


「今頃、本業の方に勤しんでいるところかしら。」


「本業?」


「新聞屋さんです。」


「へぇ……あの天狗の。」


「主にネタ収集と印刷業の方もやっていらして、最速の名は伊達じゃないんですよ。」


「ネタもノンフィクションからピンク色の頭の中の産物まで、便利な妄想癖を持ってて助かるわ。」


「私も今度から頼んでみようかしら……」


「彼女はうちの専属だから、あなたも傘下に加わる、ということでいいのね?」


「そうは言ってないわ。それはそれで面白そうではあるけど。」


「まぁいいわ、本題に移りましょう。」


「今度はどんなマイナーカップリングなんです?」


「今回は四季映姫×小町よ。」


「マイナーじゃないじゃない。」


「いいえ、これは趣向を変えてみたの。マイナーであるかそうでないかは、読んでみれば分かるわ。」




~四季映姫×小町~




『色欲裁判~怠惰の断罪~』



「小町。やはりあなたを裁く必要がありそうですね。」


「なっ、今日はいつもよりは仕事してましたよ!……まぁ、ノルマ以下なんですけど……」


「ですが小町、もうあなたという存在そのものが罪になってきているのですよ。裁かねばならないほどに。」


「なっ!!?
 ……あ、あたいはそんなに許されないところまできてたんですか……」


「そうですね、これは決して許されることではありませんね。
 あなたは溜め込みすぎました……この私の性欲を。」


「はぁっ!?」


「あなたという存在そのものが、もう罪なのです。
 特にこのいやらしい胸!これが私をおかしくしているのです!」


「きゃん!そんなとこ叩かないで下さいっ!!」


「今日という今日は、その身にしっかり教えてあげましょう。
 この閻魔を悩ませるということが、どれほど重い罪なのかということを……」



~以下規制中~




※抜粋:「どうですか私の裁きは?だんだんと……そう、天にも昇る心地になってきたでしょう?」




~以上規制中~



「も、申し訳…ありませんでしたぁ……」


「これで小町も仕事に身が入るようになるでしょう。」


「……やけに達成感に満ち溢れた顔をしてるんですね。」


「えぇ、それはもう。」


「うぅ……」


「これからは成果の見られない日は、毎日裁くのでそのつもりで。
 むしろサボっていいですよ。」




~怠惰 断罪完了~




「……これはまた、酷い……」


「どこが酷いというの?マイナーだったでしょ?」


「それはまぁ……マイナーといえば、マイナーでしたけど……」


「そうね……けれど、これじゃカップリングもなにもあったものではないわ。」


「そうかしら?カップリングになってはいなくとも、
 マイナーだけどあの2人の絡みを見たい、と思う人は数多くいるわ。」


「………。」


「………。」


「あなた達には分からないかもしれないけれど、こういった絡み方を望む人はいるものよ。
 少なくとも私は、この二人ならこんなシチュエーションが最もいいと考えたわ。
 私たち同人作家は私たち自身のため、
 それと同じくらいに…いや、それ以上に読者のために全力を尽くさねばならないの。」


「そう……そうよね、私が間違っていたわ……。」


「………。」


「私、あなたとならいい作品が作れそうな気がするわ。
 私も一緒に頑張らせてもらってもいいかしら?」


「断る理由は私には無いわ。」


「……ありがとう。」


「……ところでパチュリー様、やっぱり続編も……。」


「えぇ、勿論考えているわ。
 『怠惰の小町』に始まり『嫉妬のアリス』、『強欲の魔理沙』、『傲慢のレミィ』、『暴食の幽々子』、
 『憤怒のリグル』……そして最後に、『色欲の四季映姫』本人が復讐に遭うというオチ付きよ。」


「……パチュリー様……。」


「どうしたの?」












「マイナー『カップリング』議談はどうしたんですか?」
思わずやってしまった続編。
ネタ提供は文ではなく、間違いなく俺です。ピンク色の頭を持っているのも、間違いなく俺です('A`)

なんかパチェに偉そうなこと言わせちゃったけど、こちらとしては作家さんに書いてもらえるだけで本当にありがたいと思ってます。


今日、大学の方も試験が終わりいざ夏休み!というときに、
A教授「○○君。この夏、研修旅行に行こうと思うんだが一緒にどうかな?( ^ω^)」
俺「いや、去年●●先生と一緒に行ってお盆に帰れなくなったんで、今年は遠慮しときます(´・ω・`)」
A教授「そういえば、進級に必要な単位でB先生のが足りてなかったよね?( ^ω^)」
俺「あぁ、それでしたら今さっき課題出されたところです(;´・ω・`)」
A教授「Bさーん、かくかくしかじかってことで○○君、借りてっていいですかねー?」
B教授「いいですよ~(^^)」

Σ('A`)!!

俺「ちょ俺今年色々することがあるんですけど……('A`)」
A教授「まぁまぁ、1ヶ月くらいだから平気でしょ( ^ω^)」

('A`)夏休み潰れるやんけ


書きたいネタがあったけど、明後日からいなくなるんで、今日(明日?)の深夜にでも番外編書いてご無沙汰します('A`)ノシ
精一杯の斑鳩
コメント



1.名無し妖怪削除
>『絶対領域のスキマ使い』
そんな能力が欲しいです。

攻めにまわる映姫様がかっこいい。少しでいいから、小町の乳俺にも分けてください。
2.名無し妖怪削除
>あとがき
カワイソス…(´;ω;`)
3.名無し妖怪削除
ちょwww執筆ハヤスwwwww

〉憤怒のリグル
一人場違いな気がする…

夏休み、は無さそうですけど頑張って下さい。番外編も楽しみにしてます。
4.精一杯の斑鳩削除
>名無し妖怪さん
どんなに欲しくても手に入らないものって、あるよね?(´;ω;`)

>名無し妖怪さん
家族にも友人にも彼女にも何もしてやれなくさせた教授じゃなくて、
何もしてやれない自分が嫌になりそうです。

>名無し妖怪さん
憤怒に当たる人物ってリグルか四季映姫様くらいしか思いつかなかったんで、消去法で。
このシリーズ読み続けてくれたら嬉しいです(´・ω・`)ノシ
5.名無し妖怪削除
憤怒のリグル見てぇー!
6.精一杯の斑鳩削除
>名無し妖怪さん
全く無視されて怒っているのか、皆にGと認識されて怒っているのか……

まぁ弱いんで、大した実害は無いですけどね( ´∀`)





。・゚・(ノД`)・゚・。
7.名無し妖怪削除
「憤怒のリグル」ってナウシカの王蟲とか使いそうだ
8.煌庫削除
七つの大罪!七つの大罪!だがりぐるんは憤怒でいいのか!?