裁判官が裁かれた話

作者は余り東方を東方花映塚程度しかPLAYしておらず。
性格や各キャラクターの立場は、本や、本編の所でしか確認しておりません。
それでも良い方は、スクロールバーをお下げ下さい。






























私の罪は、何なのでしょう?

人を裁く身でありながら、数十年、数百年、否、もしかしたらそれ以上の間、考えていました。

数十年経ちました、相変わらず答えは出ません。

数百年過ぎました、やはり答えは出ません。

何故私は裁く身でありながら、裁かれる事を考えるのでしょう?

それから数百年経った頃、ある上司につい質問してしまいました。

四「私の罪は何なのでしょうか?」と。

上司はこう言いました。

＊「後数百年考えて見なさい、心正しい者なら、きっと判るはずです。」

それから、幾日も幾日も人を裁きながら、必死に考えました。

一人裁き、考え、一人裁いては考え。

それから、数百年経ちました。

私は、もう一度上司に尋ねました。

四「数百年考えましたが、やはり判りません。」

四「＊＊様は、如何御考えになられますか?」

上司は、頭を上げると、こう言いました。

＊「貴女は判ってるはずです、唯気がつかないだけ。」

＊「考えなさい、少し考えれば判ります。」

＊「この答えは、数百年後に聞きます。」

そしてやはり考えました、数年経ち、数十年経って。

しかし、やはり答えは出ませんでした。

そして、それから数百年経った頃。

やはり私は上司に、答えを聞きました。

四「今まで必死に考えましたが、答えが浮かびません。」

四「やはり私には、罪など無いのでは?」

そう言うと上司は、笑いながらこう言いました。

＊「まだ判りませんか?」

四「まだ判りません。」

＊「まだ･･･ですか?」

四「まだです。」

＊「答えは簡単です、貴女がその罪に気がつかないのが、貴女の罪状です。」

私は、唯呆然と立ち尽くしていると、上司はこう言いました。

＊「何も、目の前の全てが、全てではないのですよ?」

＊「精進なさい、四季映姫･ヤマザナドゥ。」

四「･･･はい。」

そう言うと、私は早足にその場を立ち去った。

四(私も、精進しなくては･･･)

ため息を一つ零した。

上司ってこんな感じが良いとおｍ(ﾗｽﾄｼﾞｬｯﾁﾒﾝﾄ

さて、話が何だか変だったら、御一報下さい。
急いで直しに掛かります。