Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

茶屋「博霊神社」

2006/07/18 05:32:12
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あーるー晴れた、ひーるー下がり。かーぐーやーがーゴートゴトー







注:意味はありません





























~ ふろむ 博麗神社 ~




ズズズズズ……はぁ。

ズズズズズ……はぁ。

お茶が美味いわ。

お茶が美味いですね。

ズズズズズ……。

ズズズズズ……。

所で妖夢。

何でしょうか、霊夢。

何でアンタが唐突に、私の所でお茶を啜っているのかしら?

さぁ?

まぁ良いんだけれどね、アンタは雰囲気と言うか何かその辺を弁えてるし。

弁えるも何も、茶と言う物はこう静かに飲むものでは。

うちに来る輩を考えて見なさい。

正直悪かった。

ズズズズズ……。

ズズズズズ……。

と言うか妖夢。

今度は何です。

冥界の庭仕事は良いの?

今から始めても間に合いませんよ、色々と。

アンタもサボタージュのどったらこったらに感染したか。

春を奪ったあの時にちょっとだけグレただけよ。

グレるのだったら煙草は必須条件。

とりあえず刺青は入れてみた。

また古風なグレかたね。どんな刺青よ。

腕に輝く十字架模様。

それは刺青とは言わない。

メイドからの傷は治りが悪いのよ。

知らんがな。

ズズズズズ……。

ズズズズズ……。

そもそも妖夢。

何でしょう。

幽々子の世話はしなくて良いの?

時には突き放すのが愛情だ……って、人形遣いが言っていた。

行動が過ぎれば相手に伝わらないわよ。

まぁあの方の事は私が二番目に知ってるから。

だがまだ未熟。一番目にのし上がりなさいよ。

後百年くらい待ってくれませんか。私はまだ心の準備が……。

ええゐ、ならぬならぬ。半端物として生きうるものか、はてさて一人前か、選びなされい。

じゃあ半端物で。

意外と欲が無いのね。

幽々子様には、今の私の様な半端物が丁度良いのよ。

あー、まぁ。そんな感じはするわね。

ズズズズズ……。

ズズズズズ……。

お茶が切れたわ。

注ぎ足しましょう。

訂正。お茶葉が切れたわ。

取って来ようか?

剣を構える必要は?

辺りの芝刈り。

ついでに害虫駆除もお願いするわね。

楼観剣に切れぬものはほとんど無い!

剣に頼る辺りで駄目駄目じゃない。

「この世に切れぬもの無し。一文字流斬岩剣!」とか言えればいいのか。

むしろ手刀で。

それはもう剣術じゃない。

あら、それは残念。

さて、そろそろ幽々子様が不機嫌になる頃合かな。

お帰りの際にお賽銭を入れていっても良いのよ?

考えておくわ。

一律壱万円から私を好きにして良いわよ?

残念。私は二刀流は使うけれど、二刀では無いわ。

大丈夫、私が二刀だから。

勘弁してくれ。

まぁ冗談なのだけれど。

冗談に聞こえない辺りが霊夢の人徳を物語っているわね。

そんなに高かったなんて知らなかったわ。

そんなに高い人は、白玉楼ではお断り。

行く気も起きない。

それは残念。

そろそろ帰らなきゃマズイんじゃないの?

マズイわ、幽々子様がそろそろグズりだす時間だ。

赤子がアイツは。

言ってくれるな。腐ってもお嬢様なのだから。

腐り具合は一流ね。ま、気が向いたらまた来なさい。

そんな所で一流になられても……。それではこれにて。



























数十秒後


うぇっぐ、ふぇーん。霊夢ぅー。妖夢が家出して帰って来ないのぉー。

冥界帰れ。


馴染む!実に良く馴染むぞぉーっ!
やはりプチ創想話の空気は馴染むっ!
アティラリ
コメント



1.名無し妖怪削除
れ、霊夢・・・。一律一万円で好きにしていいんですか・・・?

迷わず一万円を・・・ッ!
2.名無し妖怪削除
このかけあいの妙。貴方、なかなかよろしくてよ
3.名無し妖怪削除
この空気感がたまらん。
脳がふやけるかのようにまったりと俺を侵してゆくこの感覚!
4.名無し妖怪削除
>あーるー晴れた、ひーるー下がり。かーぐーやーがーゴートゴトー
ついに師匠に見放されたかッッッ!?
5.変身D削除
>>数十秒後
幽々子様はやっ(w
あと、冒頭でかぐやがどうなったか気になるのは私だけでしょうk
6.名無し妖怪削除
イイネ

いやここはむしろおっけーねb
7.廿四削除
輝夜が売られている市場はココですか?
8.削除
>一律壱万円から私を好きにして良いわよ?
>勘弁してくれ。

なんてもったいないことを!