「あ、ネコだ。メリーと名付けよう」
「おい。勝手に人の名前ノラネコにつけんなや」
「大阪弁が出ていますよ」
「大坂ちゃうわ、神戸じゃ」
「そう違いもありまへんがな」
「これはまたうさんくさい関西弁ですこと」
「メリー、こっちおいで。チッチッチ」
「人の話聞いてた?」
「なんですかマエリベリーさん。彼はクリスマスに会ったからメリーという名前なのです」
「ではクリスマスまでに彼氏ができなかった蓮子さんのお相手も見つかったようですし私は帰ってよろしいかしら」
「そうやって説明口調で心を抉るのはやめてほしかった」
「あとそのネコ、三毛だから彼じゃなくて彼女よ」
「私を暖めてくれるならもう彼でも彼女でもいいよ」
「蓮子って同性もいけるほうだったの、知らなかった」
「マエリベリーさんはすぐにレズくさい妄想をする」
「お前が振ったんだろが」
「ニャーン」
「ニャァ」
「あっ」
「ぷっ。彼女は蓮子と違ってお相手が居るみたいよ」
「身も心も凍えそう」
「私だって暖まりたい。でもどこのお店も空いてないわ、さすがクリスマス」
「彼氏さえ居れば私だって今頃素敵なレストランでワイングラスを傾けていたのに」
「見知らぬ平行世界の話はいいから、お店探そう」
「うん」
「牛丼屋があいてる」
「クリスマスに牛丼という発想へ至るなんてさすがマエリベリーさんね」
「文句言うてもしゃーないやろ他の店空いてへんし」
「そうでんなー」
「蓮子の関西弁はまだまだね」
「へいへい、じゃあちょっと食べて私の家で飲もうか」
「うん」
「おい。勝手に人の名前ノラネコにつけんなや」
「大阪弁が出ていますよ」
「大坂ちゃうわ、神戸じゃ」
「そう違いもありまへんがな」
「これはまたうさんくさい関西弁ですこと」
「メリー、こっちおいで。チッチッチ」
「人の話聞いてた?」
「なんですかマエリベリーさん。彼はクリスマスに会ったからメリーという名前なのです」
「ではクリスマスまでに彼氏ができなかった蓮子さんのお相手も見つかったようですし私は帰ってよろしいかしら」
「そうやって説明口調で心を抉るのはやめてほしかった」
「あとそのネコ、三毛だから彼じゃなくて彼女よ」
「私を暖めてくれるならもう彼でも彼女でもいいよ」
「蓮子って同性もいけるほうだったの、知らなかった」
「マエリベリーさんはすぐにレズくさい妄想をする」
「お前が振ったんだろが」
「ニャーン」
「ニャァ」
「あっ」
「ぷっ。彼女は蓮子と違ってお相手が居るみたいよ」
「身も心も凍えそう」
「私だって暖まりたい。でもどこのお店も空いてないわ、さすがクリスマス」
「彼氏さえ居れば私だって今頃素敵なレストランでワイングラスを傾けていたのに」
「見知らぬ平行世界の話はいいから、お店探そう」
「うん」
「牛丼屋があいてる」
「クリスマスに牛丼という発想へ至るなんてさすがマエリベリーさんね」
「文句言うてもしゃーないやろ他の店空いてへんし」
「そうでんなー」
「蓮子の関西弁はまだまだね」
「へいへい、じゃあちょっと食べて私の家で飲もうか」
「うん」
後、文中に出てきたクリスマスって何ですか?
99%がメスなだけで、ちゃんとオスもいるんだ……
から、もうちょっと長く読みたかった…
けどもっと読みたい!