ある日のことだった。
美鈴がいつものように門で寝ていると、いつもとは違う起こされ方をされた。
それはナイフで刺される感覚ではなく、どちらかといえば頬を思い切り叩かれた感じ。
「…って、痛いです! 誰ですかッ!?」
「主に向かって誰とは、いい度胸してるわね。美鈴」
「いぃ!? お嬢様…」
美鈴が目を開けると、そこには仁王立ちで睨みつけているレミリアの姿があった。
レミリアはなんとも言えないオーラを放って美鈴の胸倉をつかんだ。
「また寝てたのね」
「いえ、少し休憩を…」
「これじゃ咲夜が呆れるのも無理ないわぁ」
「すみません…」
レミリアは片手で美鈴の胸倉をつかんだまま、もう片方を振り上げた。
「あの、その振り上げてる腕はなんでしょう…?」
「これ? 安心なさい。少し罰を与えるだけだから」
「なんだかずいぶんとその手に気が集中してるように感じるんですか…?」
「アンタにはこれくらいがちょうどいいかと思って」
「いやいやいやいや! それ私の顔吹っ飛びますよ! どこぞのあんぱんみたいになっちゃいますよ!?」
「新しい顔なんて用意してやらないわよ?」
「鬼畜すぎ!」
美鈴は必死になって逃げようとしたが、レミリアの腕から逃れることが出来ない。
もう涙目になってこれから衝撃がくるであろう顔全体を気で覆い、防御力を高めた。
レミリアは笑いながら美鈴の頬めがけて腕を振りおろした。
「覚悟しなさい美鈴!!」
「いいいぃぃぃいいぃい!!」
「せぇいッ!!!!」
「ぐはッ!!!?」
美鈴は血を吐いた。
顔は吹っ飛んではいない。
ただ頬にくると思っていた衝撃が鳩尾にヒットしていた。
レミリアはニヤリと笑い美鈴の頭を軽く小突いた。
「そんなバカ正直にやるわけないでしょう? さっきのはフェイクよ、フェイク」
「目の前が…暗くなって、」
「あら? この程度で倒れるの? ちょっと力が入り過ぎたかしら?」
「うぐ…、無念、です…」
バタっ、っと美鈴は倒れた。
レミリアはそれを見て、「どうしよう?」などと呟いたあとにこう叫んだ。
「咲夜! 美鈴に新しい顔を作ってあげてッ!!」
レミリア 美鈴のタグでうっかり期待した自分が馬鹿だった…なんにせよ酷いなこれ…
何に萌えたのですかね?
あと、話に脈絡がなく、内容が薄すぎると思う。
この組み合わせ好きだなぁ
この話はつまらないけどね
レミリアに殴られて血を吐いて倒れると言うある意味、キツイ内容が含まれてるん
ですから、オチをもっとしっかりしないと、ただ単に不愉快な作品になって御仕舞
いです。
美鈴は東方プロジェクトが出来た当初から美鈴は色々と酷い目に合う事が、当たり前
のように成ってしまい、美鈴ファンからすれば「いい加減にしてほしい」と言うのが
心境です(通称「美鈴虐待オチ」)
これからどんな作品を作るのか分かりませんが、救いの無い話しなら徹底的に救い
の無い話しにする。救いのある話の時は、徹底的に救いのある話にした方が良いと思
います。
兎に角、オチはしっかりと考えてから投稿された方が良いでしょう。
こういうのは手持ちのノートの片隅にでも書いて満足しておいてください。
あと、こういうの書くだけでキャラを嫌いになる人もいます。
そういうのを自覚した上で投稿しましょう。不愉快極まりないです。
騙されてはいけない。
でもこの後、咲夜さんにレミィは叱られて
美鈴が慰められるぐらいのことはあってもいいんじゃない?
面白かったです