あの子は熱い、だけど冷たい。
中から外へ、あの子は全てを投げつける。
放つ言葉は烈火のごとく。
潜む言葉は灯よりも頼りない。
その奥で揺れるあの子は
瞳に強く焼き付いて
だけどいつか儚く消えそうで
それなのにこの手を伸ばせば火傷してしまう。
アイツは浅い、だけど深い。
外から中へ、全てアイツに吸い込まれ落ちて行く。
放つ言葉は水たまり。
潜む言葉は大いなる海。
その奥に漂うお前の姿は
蜃気楼のように現れて
いつでもそこにいるはずなのに
それなのにこの手を伸ばせば消えてしまう。
いつも私は思う。
磁石は離れたりくっついたり
同じ極は遠ざかって異なる極は引かれ合う。
数字の上で+1と-1を足したなら距離は0になるけども
私と彼女の場合は全然違う
-1は引こうとしても+1が拒絶する。
形なんて無くなればいいのに
そうすれば、一緒になれるのかな。
遠くにいるあの子がずっと傍に居てくれるかな。
私は彼女が好きだ。
怨むのは別にもうどうでもいい。
殺すのだってどうでもいい。
もはや殺されることすらどうでもいい。
考えるのは面倒くさいし性に合わない。
何もしなくていいんだから何もしたくないのに
アイツがすぐそばに居るから、居るって分かってるから
…まあ、なんというか考えてしまう、迷ってしまう、目を開けてしまう。
「私」が生き返ってしまうんだ。
アイツは離れない、ずっと私の傍にいるから。
「私」は死ねない、アイツが居るから。
やれやれ、迷惑な奴だ。
私はアイツがだーいっきらいだ。
嘘だよ。
「もこたんマジもこたん!!!」
「かぐやマジかぐや!!!」
「「大好きだ!!!!!」」
こうしててゐは爆発した。
相変わらずですねw
華彩神護.Kマジ華彩神護.K!!!
他のがこうならないか物凄く心配
そんなもやもや感を、ラストが見事に粉砕してくれましたw