※霊「楽しみねぇ」 魔「文に見張らせてるのかよ」 の続きです。
早「………。」
霊「久しぶりね早苗。どうだった?」
魔「死んだ魚の目みたいな目してるぜ?」
咲「げっそりしてるし」
早「…に、…く…」
霊「肉?」
魔「なんだ、肉が食いたいのか?」
咲「今から焼いてこようか?」
早「違います! 貴方たちが憎いんですッ!!!」
霊「うわッ!? 急に大声出さないでよ。びっくりするでしょ?」
魔「ずいぶんと元気じゃないか。これならあと五日はいけたんじゃないか?」
咲「いえ、まだもう一週間いけたんじゃない?」
早「全員でとぼけないでください!! 私本当に死ぬかと思ったんですよ?!」
霊「そのまま死ねばよかったのに」
魔「霊夢。それはさすがに言い過ぎだぜ…」
咲「ま、せめて自機から外れてくれればよかったのだけれど」
早「どれだけ私のこと嫌いなんですかッ!?」
霊「えーっと…、これだけ?」
魔「おい霊夢よ。私に向いてるその人差し指はなんだ?」
咲「答えは簡単ね。貴方並みに嫌いってことなんでしょう?」
早「私相当嫌われてるじゃないですかッ!!」
霊「ええ。主に私に」
魔「待てやコラ! 私を基準に考えるなよ! それってつまり私も相当嫌われてるってことじゃねぇか!!」
咲「大丈夫。私は魔理沙のこと大好きよ」
早「なんで私を嫌うんですか…?」
霊「同じ巫女だから?」
魔「スルーか!? 私のことはスルーなのか!? てか、どさくさに紛れて何言ってるんだよ咲夜!」
咲「いいじゃないべつに。私と魔理沙の仲でしょ?」
早「それだけで私嫌われてるんですか?」
霊「あと、基本私ってドSなのよね。アンタみたいな苛めがいのあるやつには」
魔「霊夢の目が恐い…。て、ちょ、咲夜どこ触ってんだよ!!」
咲「あら、いいでしょ? あっちはあっちでよろしくやってるみたいだし」
早「痛いッ!! ちょっとなんですかそれーッ!?」
霊「これ? 対天子用の電気鞭」
魔「おいやめろってば! ちょ、…あ、らめえええぇぇええ!!!!!」
咲「ふふっ。さ、楽しみましょう?」
天「ああ、私もあの鞭で叩かれたい…!」
衣「いくらでも私が叩いてあげますからとりあえず服着てください」
うむ、大丈夫だ。