霊「楽しみねぇ」　魔「文に見張らせてるのかよ」

　
早「なんだか前回は咲夜さんがかなり暴走したみたいですね」

霊「収拾つかなくなるからやめてよね」

魔「…私は悪くないからな」

咲「なんか申し訳ないわね」




早「そんなわけで、今回は私と神奈子さまの愛の物語についてお話ししようと思います」

霊「はい却下」

魔「お前の話し聞いててもつまんないぜ」

咲「魔理沙、思うだけ口に出してはいけないわ」




早「みなさん酷くないですか…？」

霊「そんなことないわよ。人への愛は皆それぞれ違うの」

魔「ま、そういうことだぜ。悪気はない」

咲「そうね。早い話し、つまらないってところね」




早「いいですよべつに！ 私は神奈子さまが笑顔でいてくださればなにもいりませんから」

霊「じゃあ、これから一週間、神奈子と水だけで生活してみてちょうだい」

魔「面白そうだな！ やってみろよ」

咲「安心して？ 葬儀には出席してあげるから」




早「ちょ、それはさすがに無理が…って咲夜さん、それじゃまるで私死んじゃうみたいじゃないですか！」

霊「しょうがないから私が仕切ってあげるわよ」

魔「葬儀が終わったら宴会だな」

咲「あくまで可能性の話をしてるまでよ。一週間くらいやってみなさいよ」




早「やりませんよ！」

霊「やらなかったらアンタの神社を潰すから」

魔「手伝うぜ」

咲「私も久しぶりに体を動かしたいから付き合うわ」





早「ちょっと！ なにしようとしてるんですか！！」

霊「じゃあ一週間後を楽しみにしてるから～。また会えたら会いましょうね」

魔「早苗も災難だな。ま、頑張ってくれよ」

咲「あ、お嬢様がそろそろ起きられる時間だわ。またね、早苗」








諏訪「早苗がすごい顔して帰ってきたけど…」

神奈「なんか今から私と一週間過ごしてくれって、言われたんだけど…」

早「誰も監視してるわけじゃないからやらなくてもいいんじゃ…」

文「霊夢さんに一週間見張ってろと言われたので張り込ませていただきます」

早「ちくしょーッ！！！」
　
　
　

　
早苗さん可哀相に…。