Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

博麗霊夢によるマリアリと言ふものについて

2010/10/13 05:03:43
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【来客日記】


 私が日記を付け始めてからもう数ヶ月が経った。神社にお客が来るたんびに、そいつらのことを書き留めておいて、暇なときに眺める。
博麗神社の巫女っていうのは意外に思われるかもしれないけど(意外に思う奴なんて居るのか知らないけど)異変がないときは、結構暇を持て余してたりする。時たま里の催事に呼ばれたりもするけれど、誰も来ない日はお茶を飲むか掃除をするぐらいしかやることがない。お茶を飲むというのは博麗の巫女のもっとも大切な仕事であると言っても過言ではないのだけども、そればかりしていると巫女パワーが削れて死んでしまう。ちなみに巫女パワーは掃除でもガリガリ減ってく。今決めた。
普段の掃除なんかを怠ったりすると罰が当たるらしいけど、うちは何の神様を祀っているかもよく知らないから、実際に罰が当たるかは知らない。早苗のとこなんかは神様と一緒に住んでるからわかりやすいんだけど、うちはそうじゃない。でも、そういう雑事をこなしても、一日の間で暇な時間っていうのは必ずできる。
だから、日記を付けるという新しい暇潰しの開拓は、私にとっての人間革命。新時代に対応する自己進化とでも名付けるべきかもしれない。本当に、今、自分の才能が怖い。本気で思ってはいないけどね、あくまで、暇潰しだもの。
さてと、今回はその来客日記の中から二人を紹介したいと思う。妖怪ばっかり来るこの神社の中でも珍しい人間、霧雨魔理沙と、同じ魔法の森に住んでる人形遣い、アリス・マーガトロイドの二人だ。といってもこの紹介に付き合ってくれても付き合ってくれなくても、これは私の暇潰しのために書かれたものだから気にしない。だってこれは私の暇潰しのために書かれたものだから。





【はれた日】



 うちの神社は幻想郷の端っこだっていうのに、やたらめったらに宴会が開かれてる。もっと集まりやすいところもあるんじゃないの? っていつも来る連中には言うんだけど、じゃあ代わりの場所をどこにしようかと考えているうちにめんどくさくなって、結局博麗神社でやろうかってことになるんだってさ。私としてはわざわざ出かけなくてもいいから楽なんだけどね。片付けも萃香辺りにやらせればいいし。咲夜とか藍とかが作ってくれる料理は、一人で食べるご飯よりもずっと豪華。他の連中が納得しているなら、私としては強く出る理由なんて一個もない。
それで、宴会のときの魔理沙とアリスの二人なんだけど、仲が良いのか仲が悪いのかがちょっとよくわからない。というのも、魔理沙には酒乱の気があって、普段からぎゃーぎゃー騒いでるはた迷惑な性格に更に磨きがかかって、誰彼構わず絡み始める。しかもその絡み方も最悪で、その日も、萃香の角を引っ張ったり、帽子から引っ張り出したヤスリで削ろうとしたり無茶苦茶だった。萃香は大事な瓢箪放り出したまま、涙と鼻水垂らしながらびええええんって喚きながら逃げ回ってて、紫はそれを見て腹を抱えて笑ってた。でもまぁそれも、大体いつも通りのことだったりするけどね。

 それでアリスはって言うと、あいつは大体宴会の隅の目立たないところに座って、一人でちびちびやってる。でも宴会の出席率は良いほうだからそこんとこもすごく謎。ちょくちょく色んな人と話してるみたいだけど、特定の仲良しっていうのは多分、居ないと思う。誰とでもしつこく絡む魔理沙と、誰とでも一定の距離を取ってるアリスっていうのは真逆なようで、本質的には近いのかもしれないけど。
その日の宴会もたけなわになってきた頃、といっても私はおなか一杯に食べたら眠くなって寝てたらそういう時間になってただけなんだけど、魔理沙がアリスに膝枕されてた。あの二人ってそんなに仲が良かったかなって思って表情を眺めてみたら、アリスは呆れ顔でこっちに助けてっていうアイコンタクトを送ってきた。魔理沙は呑気に鼻ちょうちんを膨らませてたから、無理やり膝を貸せって迫られたのかしらね。
魔理沙の奴は寝起きがすごく悪くって、神社に泊まってくと布団が入れ替わってることもしょっちゅう。夜中に蹴られて起きるってことも多いから、アリスには悪いけど寝ぼけてるふりをしてその場を凌いだ。だって下手に手を出してこっちまで魔理沙に絡まれたら寝るどころじゃないしね?
そうやって狸寝入りしたつもりが、いつのまにか寝こけていることになっていたのは想定外だった。二日酔いでガンガン痛む頭を抑えて身体を起こしてみると、酔い潰れている奴以外はもう帰っちゃってた。嬉しかったのは、気を利かせてくれたのか酒瓶も料理も全部片付けてあって、布団も乱雑ではあるけど寝てる連中にはかけられてたこと。それは横に置いておくとして、魔理沙とアリスの二人はっていうと、さっきと変わらずの姿勢で、寝入ってたみたい。 
二人の寝入ってる姿は、本人に見られたら恥ずかしいからこの日記にしか書かない。悔しいけど、絵になってた。髪の長さは違うけど、二人とも髪の毛に緩い波が出来てる透き通るような金髪。肌も二人とも真っ白で、二人ともが大福みたいにぷっくりしてる。といっても、魔理沙の頬にはほんのりと赤みが差してて少し子供っぽい。何度も触ったことがあるけど、あのほっぺの柔らかさは反則だと思う。咲夜が持ってきたシフォンケーキだとか、マシマロみたいなほんのり甘くて柔らかさ。あれはもしかしたら中にクリームがたくさん入っているかもしれないから、エクレアっていうお菓子のほうが近いかなぁ? 一緒に居ると、辛抱溜まらなくなって指でぷにゅぷにゅするけど、そのたびに魔理沙はおっきい瞳に涙一杯溜めて、くすぐったいからやめろよぉって言う。でもついつい突付いちゃう魔力があると思う。あれは魔法使い特有の頬の柔らかさだと思う。パチュリーも全身がぷにゅぷにゅで、抱っこしたりすると物凄く気持ちいいけど、本人はすごい嫌がる。でも魔理沙だったら、なんだかんだでほお擦りまでは許される。顔を近づけると、髪の毛からはバニラエッセンスとコンデンスミルクが混じった、糖度の高い香りがほんのりと漂ってくる。どうやって髪を洗ったらそんな匂いがするのかって聞くと、良い香りのキノコを粉末にして髪の毛を流してるらしい。そう聞くとキノコも結構、大したものよね。アリスはキノコ大嫌いらしいけど。ちなみに私は、食べれる物だったら好き。
それで魔理沙の話に戻すと、黙ってたら魔理沙はおにんぎょさんみたいで可愛らしい。それは多分、誰しもが認めるところだと思う。だから、もっと女の子らしい格好したら? っていつも言うんだけど、魔理沙は魔法使いは黒白でなければいけないという矜持を持っているらしくって全然聞き入れてくれない。口調も少年みたいで、勿体無いなぁって思うんだけど、本人がいいならそれでいいのかな? たぶん。
それでアリスのほうなんだけど、同じ白い肌でもこっちはスベスベで隙がなくって、いつだかアリスが見せてくれた、ビスクドールとかいう人形にそっくり。触れたらひんやりしてそうでちょっと怖いんだけど、それを補って余りあるぐらいに妖しい魅力がぷんぷんしてる。香水も付けてるらしくって、アリスからはふんわりと花の香りが漂ってくる。私はそこらへんに詳しくはないけれど、幽香と花の話で盛り上がっているのは何度か見てる。香水とか、アクセサリーとか服とかの話をしているときのアリスは、私とか魔理沙と一緒に居るときのアリスとは全然違って見える。なんでも人形の服を作ってたら身についたとかで、レミリアとかの服のオーダーメイドも引き受けてるっていう噂。普段は冷静沈着ではあるけど、それなりにノリも良い奴だけど、女性の面が見えると、やっぱりアリスは別のところに居る奴なのかなぁって身が引けちゃう。化粧も教えてもらったりするけど、手際の良さも全然違うし。霊夢ももう少し、女の子らしくしたら? って、私が魔理沙に言ってることをそのまま、アリスには言われてしまう。むぅ。
話を二人に戻すと、こいつらが並んでると、ときどき姉妹みたいに見える。本人たちに言うと怒られるけど。
でも二人とも魔法使いで、金髪で緩いウェーブがかかってるからそう見えるんだって言ったら、お互いに私はこいつとは同じ魔法使いとは思ってない、思ってないぜって言われた。魔法使いの中でも、研究の目標が違ったりすると全然違うんだって。パチュリーは精霊使いだし、魔理沙は触媒を使った魔技師のようなもので、アリスはドールマスター。そう言われても私には全然ピンとこないから、ラーメンとウドンと蕎麦の違い? って言ったら馬鹿扱いされた。
でも私はやっぱり、二人は仲が良いなぁと思うんだけどね。本人たちは絶対、このことを認めないとは思うけどさ。



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strong【ごはん】/strong

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いままでは博麗神社が一手に引き受けていた催事も、守矢神社と命蓮寺と分担せざるをえなくなってきた。こればっかりは収入にも関わることだから難しいことではあるんだけども。里の人たちが支払うお礼も無限にあるわけでもないから、現物支給の量も減ってきた。競争相手の存在は、わりと死活問題だったりする。といっても守矢神社はそこらへんを配慮してくれているのか山の妖怪たちから信仰を得ているみたいだけど、命蓮寺はそういうわけにもいかないから。ご飯のおかずが一品減ったりするのかなぁ、だなんて凹みながら歩いていたら、魔理沙とアリスのコンビが向こうから歩いてきた。
「よう」
魔理沙は軽く手を挙げて、アリスは傍らの人形に会釈をさせていた。この辺わざわざ人形にさせなくても。
「これからそこに行くんだ、そこ」
魔理沙が指をさした方向を見ると、なるほど最近出来たとか言う甘味処だった。
一応私も女の子に分類されるわけだから、甘いものが嫌いなんてことは、ない。断じてない。
もちろん魔理沙とアリスの二人も結構女の子をしていて、特にアリスはお菓子作りが上手い。クッキーだとかを作って神社に持ってきてくれる。
貰ってばっかりだとたかってるみたいで嫌だから、私だって何か作って食べさせたりもしてるけどね。
「霊夢も行くよな?」
「結構美味しいのよここ。魔理沙に言ったら行きたいってうるさくて」
「なんだよ。お前だって行く口実がほしかったから話題に出したんだろ」
「なんですって?」
「ケンカすんなお前ら」
むーと睨み合う二人を諌めるのにもすっかり慣れてしまった。一緒に居ると十分に一回はこんな調子で口喧嘩をし始めるから困ったもの。まったく、仲裁役が居ないときは、この二人は一体どうしてるんだか。
「せっかく美味いものを前にしてるのに、アリスのせいで台無しだぜ」
「それはこっちの台詞よ。魔理沙ったらすぐに喧嘩腰になるから。そういうところが子供だって言ってるの。わかる?」
「はいはいはいはいはいはい。話が進まないさっさとお店いく、ついでに言えば二人とも子供が結論だから」
「ちょっと……!」
「まぁ霊夢がそう言うなら仕方ないな。食い下がってくるアリスが一番子供なんだぜ」
「……一言多いのよ、いつも」
だから、どっちも同じぐらいなんだってば。



店に入った私たちは、各々が思い思いのものを注文した。最近出来ただけあって店内は綺麗だった。それに、女の子で一杯。
壁に架かってるお勧めのメニューから私はチョコレートパフェを注文することに。洋風のお菓子は咲夜が作った物以外は縁遠いから、こういう機会に食べておきたい。
「チョコレートパフェにするのね。私はどうしようかしら」
「私はあんみつにするぜ」
「わざわざあんみつ食べなくっても……」
「やれやれ。これだから西洋被れは困るんだ。やれパフェだのシュークリームだの有難がってたら、物事の本質がわからなくなるんだぜ?」

したり顔で何事かを語っているのを聞き流して、アリスはストロベリーパフェを頼んでた。私とパフェ繋がり。
すると魔理沙ったらこの世の終わりみたいな顔して「なんなんだぜこれは」とか言いながら頭を抱えてた。
店員さんが運んできてからもずっと、何事かを呟いてる。ちょっとうざい。だいぶうざい。
「ねぇ霊夢」
「んー?」
「そっち食べてもいいかしら? 私のもあげるから」
「どうぞどうぞ」

私のチョコレートパフェとアリスのストロベリーパフェ。二人居ると味の交換もできるから嬉しい。魔理沙の奴にも要る? って薦めたら「世界の終わりだ……」とか。いやいやそろそろこっちの世界に戻ってきなさい。周囲の人が困ってるから。
里の人たちは大抵が黒髪だから、魔理沙やアリスはどうしても目立つ。妖怪連中と一緒に居ることに慣れると気づかないけどね。だって金からはじまって銀だとか青だとか白だとか緑とか赤とか紫だとか……。それにこの二人って容姿もいいから、せめて澄まし顔でいて欲しいのに魔理沙は妙なジェスチャーをひたすらしてる。超迷惑。どうすんのこいつ。あと芋羊羹すごい勢いで口に詰め込んでる。
もう片方の金髪は「ねぇ霊夢。次はクレープにしましょうよ」とか澄まし顔なのにね。どうして片割れは体から邪神を産もうとしてるかの如く身体を捻ってるんだろう。おい、頼むから変な音出すのやめろ。
「もう耐え切れない。メロンクリームスパゲッティを頼む!」
それ絶対食べきれないでしょ。地雷以外何物でもないメニューでしょ。やめようよ。
私普通にショートケーキ食べるよ。
「霊夢、クリームついてるわよ」
指で掬い取られた。
そういうアリスの鼻先にも、チョコレートソースがくっついてたからハンカチで拭いてやった。すると魔理沙が悶える。気持ち悪い。
というかくるくるフォークでスパゲッティ回してないでさっさと食べればいいのに。良く見たら半泣きになってるし。泣くぐらいなら頼まなきゃいいのに。
チラっとアリスのほうを見ると、私と同意見みたいだった。

「泣くなバカ」
「メロンスパゲッティって……。キノコもそうだけど、ちょっと悪趣味すぎない? 同じ魔法使いっていうのが嫌になるわ」

バカの友達をやってるとこう、めんどい。取り皿に緑色の毒々しい麺を載せて啜る。生温くて甘ったるいギトギト麺は、クる。
一口で大ダメージを受けたからアリスを見ると、相変わらず澄まし顔でツルツル麺を飲み込んでく。まるでスパゲッティの本場の国の人みたいだ。そういえば鼻も高いし金髪だし肌も白いしそっちの人なのかもしれない。今度から見かけたらトマトぶつけよう。
「これぐらい友達だったら当然よ、当然」
本気で言ってるなら尊敬する。そして本気以外の何物でもないから敬愛する。そして鼻水垂らしながら咽び泣いてる魔理沙に少し、嫉妬する。いい友達持ったな馬鹿娘。/div


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「やれやれ肩こったぁ……」
文字を書くというのは、書きなれている者にとっては重労働でもないんだろうけど、まだまだ日記を書き始めて日が浅い私には相当肩が凝る。どんな字書くんだっけ? っていちいち調べないといけないし、喋るだけのほうがよっぽど楽。
「んー。でもまだ眠くないのよね」
時計なんていうものは存在しないから体感でしか語れないのだけど、もう少しだけ暇を潰してからじゃないと布団に潜る気はしない。
「ああそういえば、魔理沙がこないだ本置いてったんだっけ。それ読もう」
日記をぱたりと閉じて隅に置いてから、タンスの上に置いてあった雑な本。といっても幻想郷にある本は大抵がこういう、自分で綴じた本なんだけど、を手に取る。何々。タイトルはっと。
『巫女と人形遣いの関係性を、客観的視点から探る研究レポート』
って何これ。委細詳細私とアリスのことが書かれてるじゃない。え、嘘なにこれ? え? ええ?
さっき自分が書いていた日記の内容と照らし合わせると、同じ日のことが魔理沙視点から書かれている。うわぁ、何考えてるのよあいつ。
『アリスも同様の研究レポートを纏めていたことをここに記す。霧雨魔理沙』
ってあいつも同じことしてんのかよ! 
「はぁ。私たち三人とも、バッカみたい……」
けれどもこれぐらい緩い友人関係のほうが、気も楽だったりするんだけど。

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紅楼夢お疲れ様でした。
今回レイアリ合同とマリアリ合同に参加していたんですが、マリアリ合同の原稿をアパートに置いたまま実家に帰って結局別の原稿を提出したので本来出すはずのこれが宙ぶらりんになっていました。
レイアリ合同にはこれの姉妹作が載ってるんですが、多分手に入れるのは困難かもしれないです( д)すびまぜん
結果的にマリアリ合同にはアメリカンハイスクールマリアリとかいうのが載りました。

ぐふぅ。
電気羊
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
マリアリなのかレイアリなのかレイマリアリなのか分からなくなってきたが大丈夫だろうか?
2.名前が無い程度の能力削除
なんだかんだと3人仲がいい、というのはわかった。
付き合い長いもんね。君ら3人は、さ。
3.名前が無い程度の能力削除
レイアリ合同の話と対になっているのかw 甘味処のシーンは観察者替えてるけど、まんま合同誌のあの話なのかと一瞬思ってしまったw
4.奇声を発する程度の能力削除
よし!これからレイアリ合同読もうっと!
5.名前が無い程度の能力削除
レイマリアリと言わずこの幻想郷みんな仲良しだろ絶対

パチェさんぷにぷに
6.名前が無い程度の能力削除
サイト見てみたら予約分完売って乗ってるね。
どうりでとらのあなに行っても無いはずだよ畜生。
7.名前が無い程度の能力削除
なんかムズムズしたぜ。
スパッと読めて良かったです。
8.名前が無い程度の能力削除
うーんなんか煮え切らない…
9.けやっきー削除
>けれどもこれぐらい緩い友人関係のほうが、気も楽だったりするんだけど。
緩いどころか、結構深い関係じゃないかww
面白かったです!
10.名前が無い程度の能力削除
甘すぎないマリアリいいな。
もうずっと仲良しでいてほしい。
11.名前が無い程度の能力削除
レイアリ部分もよみたかったんだぜ。
12.名前が無い程度の能力削除
レイアリは…別にいいや
13.名前が無い程度の能力削除
誰だ幻想入りした登山者は
紫や文から見た三人のレポートとかも悪くないかも?