Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

鳥と手の時間と想い。

2010/10/11 13:17:03
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 「はぁ…」
 
 ごちゃごちゃとした神社の倉庫にため息一つ。
 理由は簡単。明日の宴会だ。 
 魔理沙がいきなり来たかと思えば、「明日ここで宴会するぜ!」と言い去ったのだ。
 
 「まったく、宴会するのは良いけど…」
 
 ――手伝いぐらいは来なさいよね

 そう一人呟きながら、霊夢は宴会の準備を続ける。 
 その直後、自分の近くの棚の上で桶がぐらぐら揺れているのが目に入った。
 「ちょっ――」 
 気付くのが遅かったか、と思いながら霊夢は衝撃に備える。
 「………?」
 が、いつまでたっても痛みはこないし、音も無い。
 
 「まったく、桶ぐらい気をつけなさいな。」
 
 「あ、咲夜。」
 
 目の前には器用に桶を片手で支えている咲夜がいた。
 「手伝いに来てくれたの?」
 「そんなところ。」
 お嬢様に暇を出されてね、と話す彼女に霊夢は少し違和感を覚えた。 
 
 魚の骨が喉に刺さっているような…
 そこにあったような木がなくなっているような…
 
 なんというか今日の咲夜はどことなく変なのだ。

 「あんたどうしたの?」 
 「何をいきなり。私は至って普通ですわ。」
 霊夢が心配する方がおかしい。と呟く咲夜。
  
 ――おかしい。
 
 この感じは、私を不安にさせた。
 同時に、不安になったことに疑問も抱いた。
 
 「これはあっちの部屋に持っていけばいいのかしら?」
 「あ、うん。」
 
 なにか負に落ちないが、とりあえずそれは保留にしておこう。
 とりあえず準備を先に済まして、それから聞く。
 そう決めて今度は桶に気をつけながら皿を持って部屋に行った。 
 
 「―――えっ」 
 
 驚いた。皿を落とさなかったのが不思議なほどに。 
 当然だろう。
  
 だって入った部屋の中で、咲夜が倒れていたからだ。

 「ちょっ、咲夜!どうしたの!?」
 
 顔を覗き込むが、目の焦点も合っておらず息も荒い。 
 今さっきまで動いていたのが不思議なぐらいに。
   
 「あ…、れい、む…?」

 いつもの彼女とは全く異なる舌足らずな言葉遣い。
 トロリとした潤んだ目、しかも上目遣い。
 「…っ」
 ――可愛い
 そう思ってしまった。不謹慎ながら。
 いつもの綺麗とはかけ離れた可愛さが今の咲夜にはあった。
 -って、それどころじゃない!と自分に言い聞かせる。 

 「咲夜!?あんたすごい熱じゃない!」
 「…そう?でも、だいじょう、ぶ、よ…これ、ぐらい…」
 「はぁっ!?これで大丈夫なわけないでしょうが!!」
 「だい、じょうぶ…よ。…あっ…」
 
 何を言っても聞く耳持たずな気がした私は、咲夜を抱きかかえる。
 手を綺麗に整えられている銀髪の下と、細く綺麗な足の下に手を入れる。
 いわゆる、「お姫様だっこ」というやつだ。
 体格からみたら彼女の方が大きいが、その体は今はとても細く弱弱しいものに思えた。
 
 私は咲夜を布団の中に寝かせた。
 今日の私の布団が無くなるのは心苦しいが、それも病人のためなら別に良い。
 魔理沙などが遊びに来た挙句、怪我して布団を貸すのは嫌だが。
 
 「とにかく、あんたはここで休んでいなさい。」
 「………」
 「咲夜ー?」
 「………」
 
 返事が返ってこない。
 咲夜の顔を覗くと寝息が聞こえたので寝ているのだろう。
 額と額をあわせて熱を測る。
 
 「…あっつ」
 
 この様子だと39度ちょいあるだろう。
 人間ならかなりの高熱だ。
 馬鹿、と心の中で思いながら、ふと気付く。
 
 額と額があたる距離。
 互いの息がかかる距離。
 
 咲夜の顔が、とても近くで見える距離。

 「――っ!!!!」
 
 私は理由も分からないまま後ろへと仰け反る。
 顔の辺りが熱い。  
 心なしか心臓の音がいつもより大きく聞こえる。 
 
 …なんで?

 これが私が最初に抱いた感情。
 魔理沙に何度も同じ事をしたことも有る。
 でも、妖怪退治でもどんな時でもこんな感情はなかった。
 必要がなかったのだ。
 だから今、私はこの感情の意味が分からない。
 「………」
 とりあえず、お茶でも飲みながら考えよう。
 そう思って、私は台所へと向かった。
 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 

 「霊夢さーん。」
 
 境内で響く声。
 見れば早苗が手を振りこちらに来ていた。
 
 「どうしたの?」
 「宴会の手伝いです。」

 あー、そんなこともしてたなぁ、と思いつつ霊夢はお茶を注ぐ。
 「あれ?今日は縁側で飲まないんですか?」
 「今日はね。ちょっと珍しいものがあって。」
 珍しいもの?と首をかしげる早苗。 
 「…まぁ、宴会の準備する前に見てったら?」
 私がそう促すと早苗はそうします。と神社内に入っていった。
 そして、部屋の中の彼女を見て一言。
 
 「…確かに珍しいですね。」
 「でしょ。」
 早苗にまでそう言われる咲夜。
 他の人に彼女はどう見られているのだろうか…。
 「なんというか、寝顔可愛いですね」
 「…………」 
 私が考えていることもお構いなく早苗は咲夜の頬を突く。
 「ん?」
 「どうかした?」
 早苗が咲夜の口元に少し真剣な顔で耳を近づける。
 その行為に私は少し胸の辺りが痛くなった。
 「霊夢さん、ちょっといいですか?」
 「…………」
 「霊夢さん?聞いてますかー?」
 「ん、うん早苗。なんだったっけ?」
 どうやら私はぼーっとしていたようだ。
 その痛みにも疑問を抱きながら早苗を見る。
 
 「『I'm sorry for giving birth.』」
 
 「へ?」
 早苗が発した言葉があまりこちらでは聞かないものだから少し間抜けな声が出た。
 たぶん英語というものだろう。前に早苗が教えてくれたが私にはあまりわからなかった。
 
 「咲夜さんが呟いている言葉です。この英語は。」
 「へぇ…、意味は?」
 
 「意味は『生まれてきてごめんなさい』。」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
  

 夢を見ている。
 
 過去に似た夢。
 
 鳥が空を飛ぶために周りの木々を避けて走り出す。
 
 しかし、全てを避けることは出来ず、多くの枝を折りながら進むことになる。
 
 でも枝は折るたび折るたび増えてゆき、やがて空は枝だらけになり大きな籠になって鳥を捕まえる。
 
 空を飛べなくなった鳥は地面でこう思う。

 「あの枝は、私が居なければ折れることも傷つくこともなかったんだ」 

 だから鳥は、一生地面に這い蹲って罪の鎖に縛られることになった。

 そんな夢を。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 
 
 「生まれてきて、ごめんなさい…?」
 
 「はい。」
 
 私は一瞬早苗が発した言葉の意味がわからなかった。
 だってそんな言葉、この幻想卿に全く縁がないからだ。
 
 この幻想卿は、全てを受け入れる場所。
 
 過去も、罪も、全てを受け入れ、安心できる、そういう場所。
 故にそんな言葉を言った先には慧音の頭突きが入ってもおかしくない。
  
 「……うっ…あぁ……」
 
 二人で考えているときに聞こえた咲夜の声。
 意識はまだ無いようなので、寝言のようだ。 
 「…うなされてるわね」
 「…起こします?」
 「…そうしましょうか。ついでに体を拭けばいいわ」
 私はそういい咲夜の肩を揺する。
 「咲夜ーー。起きなさーい。」 
 「起きてくださーい。」
 「…う…っ…」
 咲夜がゆっくりと目を開く。
 その開いた目は倒れる前とは違った意味で虚ろだった。
 「大丈夫ですか?随分魘されていたようですけど…」
 「…I'm sorry for alive.」
 「…へ?」
 「Do not think that the bird flew from the beginning」
 「………(わかんない)」
 「…あなたは何故そんなことを言うのですか?」
 全く英語がわからない霊夢を置いてけぼりに早苗と咲夜は話をする。

 
 「Is my crime born?」
  
 
 「…私の罪は生まれてきたことなのでしょう?、って言ってます」   
 沈黙が少し続いた後、早苗が発した言葉は、とてつもなく重たかった。 
 その言葉に、私は  

 「…あんた日本語話しなさい」 
 「…はい。」 
 その確認だけが、私の準備。
 
 「咲夜、あんたは本当にそう思うの?自分は生まれてきてはいけなかった、って」
 「そう」 
 「嘘ね」
 「…何故?」 
 
 「あんたの罪が生まれてきたことでそれをあんたが認めているんなら、とっくの昔にあんたはいない。
  でも、あんたが、咲夜が此処にいるということは、あなたは自分の生を否定していない。」 
 
 自然と言葉が出てきた。
 自分でも驚くぐらいに、すらすらと。
 でもまだまだ足りない、今の咲夜に届くには。
 
 「あんたは心の何処かで望んでいたのよ。自分を、自分の生を認めてくれる場所を。」
 
 だから、悲しまないで。

 「鳥は空がないと飛べないように、人は人がいなければ生きてはいけないの。」
 
 だから、笑っていて。
  
 「ここは幻想卿。全てを受け入れてくれる場所。
  此処にはあなたのことを認めていない人なんて、いないから…」
  
 だから、傍にいて…。

 そう言いながら上半身だけ起き上がっている咲夜を抱きしめる。
 ああ、そうか。やっと気付いた。
 
 何故こんな他人の為に必死になれたのか。

 何故今日はよく変な気分になったのか。

 簡単なことだった。
 
 
 私は、咲夜のことが好きなのだ。


 「…もし、」
 「ん?」
 「もし、誰も認めていなかったら?」 
 抱きしめている咲夜が不安そうな顔で聞いてくる。 
 その顔が嫌だったので、私は軽い頭突きを咲夜にくらわせる。
 「…誰も認めていないわけ無いじゃないじゃない」
 
 「誰がなんと言おうと、私はあんたを、十六夜咲夜を認めてる。」
 
 「…卑怯よ…」
 その言葉を言ったあと、咲夜は嗚咽をあげ、泣き出した。
 私はその震える体を優しく抱きとめた。




 
 
 「…寝ちゃったか」
 霊夢の腕の中にいた咲夜は泣いたあと疲れて眠ってしまっていた。
 今は大分引いているが、もともとかなりの熱もあったのだ。
 「…いいもの見せてもらいました。」 
 「…だな。来て正解だったぜ。」
 「…おもしろい物がみれたわね。」  
 蚊帳の外だった早苗………だけではなかった。
 「はぁっ!!?あんた達、いつの間に!?」
 ギャラリーが増えていた。
 いつの間にか私達の横の部屋から魔理沙とアリスがこちらを覗いていたという感じ。
 「いやぁ、たまには手伝いに…と思ってアリスと一緒に来たんだが…」
 「呼んでも出てこないし、倉庫にはいないし、で部屋の中かな、
  と思って中に入ろうとしたら霊夢の必死の声が聞こえた」
 というわけなんだぜ。とアリスと息を合わせて説明する魔理沙。
 「…ちなみにどういう風に見える?」
 
 「誰がなんと言おうとも、私は咲夜を認めてるわよ、って言葉と…」
 「珍しく必死だった霊夢さんと…」
 「今の抱きついている姿を見れば…」
 
 「「「誰がどう見ても告白(だぜ)(です)(よね)」」」
 
 「……………」
 私は咲夜をゆっくりと寝かせ、無言で一枚の札を構える。
 いろんな意味を込めての、強力なスペルカード。
  
 「夢想封印」 
  
 ドドドドドドドドドドドド、と神社内がグチャグチャになる。
 気絶ぐらいしていて欲しい所であった。
 が、3人は早苗を先頭に無傷だった。 
 「奇跡、ねぇ…」 
 「な、なんで霊夢さん、怒ってるんですか?」
 「怒る、というよりは今のは霊夢の照れ隠しっぽいわね」
 「流石霊夢。照れ隠しの度合いを超えてるぜ」
 
 ダメだ、こいつら。  
 私は諦める。無駄に恥ずかしがると逆に相手の思うがままだ。
 
 ―自分の事とかだとすごい鈍いのに、なんでこういうことには気がつくのかしら…
 
 「…とりあえず宴会の準備の続き、やらなきゃね。」
  
 私は強引に3人を掴み倉庫の前まで連れて行った。
 
 
 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 
 空は一気に色を変えた。

 枝で満ち、黒で染まっていた狭い空は、青く、広くかわっていった。
 
 鳥を縛っていた鎖は解け、鳥は飛ぶことを許された。 

 しかし、地面に這い蹲っていてばっかりだったから、飛ぶ勇気がなく少し戸惑っていた。

 そんなときに差し出された、一つの手。
 
 その手は鳥を羽ばたかせる勇気となった。

 鳥はその手を信じ、翼を動かし、空を飛んだ。
 
 その手の持ち主は、こう言った。
 
 「誰がどう言っても、私があなたが飛ぶのを許すから。」
 
 鳥は、泣いた。 
 
 その涙は、嬉しさか、安堵か、悲しさか、もう何かはわからなかった。
 
 それでも、その手は、鳥を包み込んでくれた。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 「……う…」 
 目を覚ますともう周りは暗くなっていた。 
 少し体を動かそう、と思い起き上がろうとするが、酷い頭痛がそれを許してくれなかった。
  
 ―宴会の準備をしにきて、倒れて、それで…

 霊夢に大事なことを教えられて…
 …ぼんやりとしか思い出せない。
 考えようにも、頭痛がそれを拒む。
 それでもいいか、と天井を見る。
 
 変な夢だったと思う。
 過去のことと少し似ていて、そして異なるもの。
 「…願わくば、この先、鳥に幸せが訪れますように。」
 そう祈るように私は一人小声で呟いた。
 
 
 「あ、咲夜。起きた?」 
 「ええ、少し前に。」
 咲夜が目を覚ました少し後、襖が開き霊夢が姿を現した。
 「大丈夫なの?随分まいってたみたいだけど。」
 「かなり頭が痛いけど、たぶん大丈夫よ。」
 「…あんたの多分は信じられないから寝ときなさい」 
 「そうさせてもらうわ。」
 
 襖の奥から何やら聞こえるうめき声を無視し、私は再び天井を仰ぐ。
 すると霊夢が横に腰をおろし、私を見ていた。
 「…………」
 「………………」
 霊夢の顔がどんどん赤くなっていく。
 私は霊夢が赤くなっていく意味が分からず、ひたすら首をかしげる。
 でも、今言いたいのはそのことじゃなかった。

「ねえ、霊夢。」 
 「な、何?」
 「ありがとう。」 
 「………そう」
 
 ありがとう。これは私が霊夢に二番目に言いたかった言葉。  
 ありがとう。私の話を聞いてくれて。
 ありがとう。私を認めてくれて。
 
 ありがとう。私を見ていてくれて。
 
 「ねえ、霊夢。」
 
 目覚めてから、一番に言いたかった言葉。
 気まずさとか色んなこととかで、二番目になってしまったが、それでも良い。
 この想いを、あなたに届けよう。
 
 
 「私、あなたの事、好きよ。」
 
    
 私は咲夜の顔を見る。
 その顔は冗談なんかじゃなく、真剣だった。 
 正直に言えばとても嬉しかった。
 
 ―――でも、
 
 それと同時にとてつもない不安が出てくる。
 
 私みたいなのが咲夜と付き合っていいのだろうか?

 私は博麗の巫女。どちらにせよ迷惑をかけるだろう。
 
 ああ、情けない。
 自分がこんなにも臆病だったなんて。
 今、私は泣きそうな顔をしているだろう。
  
 笑いたいのに、喜びたいのに、この想いを伝えたいのに。  
 
 「霊夢」
 
 咲夜の声。
 見れば彼女は少し体を重たそうにしながら立ち上がっていた。
 「寝てなきゃ、まだ頭痛いんでしょ。」
 違う。 
 「立ってるのも辛そうじゃない。寝てなさいよ。」
 違う。違う。
 
 私が言いたいのは……!!

 「霊夢」
 優しく声を呼ばれる。 
 「私に、霊夢としての答えを聞かせて」
 ツー、と私の頬を雫が伝い落ちる。
 それが涙だと認識するのには少し時間がかかった。
 涙は私の不安と共に流れ出ているような気がした。

 「私も、咲夜の事…好き、だから……」 
  
 だから、自然に言葉が出たのだろう。
 ただ、その涙を長く見せるのが恥ずかしくて、私は咲夜に抱きつく。
 咲夜はそんな私を優しく抱きとめてくれた。
 




 「…流石に今は入れませんね」
 とある部屋で霊夢にボロボロにされた三人が抱きしめあう二人を見ながら言う。
 「どうするの?恋の魔法使いさん」
 「このまま静かに帰ろうぜ。邪魔するのも悪いしな。」
 「そうですね。準備もほとんど終わりましたし。」 
 そう言う三人の顔には楽しげな笑みが浮かんでいた。

 二人に聞こえない程度の声で魔理沙は呟く。
 
 「いつまでも、お幸せに、だぜ。」 
 
 静かな夜空に二つの星が輝いた。
はじめまして、LAWと申します。

咲霊が書きたい気持ちが先行してこんな文になってしまいました。

それでも最後まで読んでいただき、アリガトウございました。
LAW
コメント



1.奇声を発する程度の能力削除
>幻想卿
幻想郷

とても良い咲霊でした!!
2.名前が無い程度の能力削除
この組み合わせは少なくて少なくて…。
とても貴重でいいものでした!
3.名前が無い程度の能力削除
GJ!
4.伏狗削除
素晴らしい。
他人の咲霊は蜜の味。御馳走様でした。

やっぱり咲夜さんには、受け止めてくれる人より、当たり前の様に受け入れてくれる霊夢さんがお似合いです
5.けやっきー削除
少し重い感じがよく似合う…
とても良かったです!
6.名前が無い程度の能力削除
GJ!
7.時間を戻す程度の能力削除
とっても良い!!
自分のジャスティスは咲霊だ!!
8.ゆっくり黒猫TV削除
私的にはこういう咲霊が物凄い好きなので有難いです!

GJ!
9.ゆっくり黒猫TV削除
私的にはこういう咲霊が物凄い好きなので有難いです!

GJ!