※注意※
・ヌルッと口調崩壊です
・はたてが変態です
・今回の椛はまっとうです
秋の涼しい夜、私は久しぶりに一人で月を見ながら酒を楽しもうとしたのだが…
「…でさー、椛見てよ、先輩のこの寝顔!可愛くない?」
そのささやかな楽しみは色々とぶっ壊れたはたてにぶっ壊された
「あーうんうん可愛いね」
横目で見た写真は私の知り合い、射命丸文さんだった
「でしょ?仕事をしてる先輩も格好いいけどこうやって眠ってる先輩は可愛いわよね」
こいついつもは文さんを見れば『妄想新聞記者』とか『パパラッチ』とか罵詈雑言を浴びせるくせに文さんが居ないときはこうである、だれか助けてくれ
「水玉模様の可愛いパジャマで寝てる姿なんか、もう、色々滾るわ!」
…この前こいつの手帳だと思ったら『射命丸先輩のベストショット集』という名前だった
「…あやや、月夜の晩にこんばんは、お二人さん」
そこに突如現れたのは私の上司(直属ではないが)、射命丸(以下略)だった
「こんばんは、文さん」
「何しに来たのよ、文」
うわっ変わり身早っ
「そういえば文さんこんな時間に何用でしょうか」
「あぁ今日ははたてさんに用がありましてね」
「…何よ(な、なにかしら先輩が私に用って)」
…私は覚りになったのか、彼女の本音が見えてしまう
「貴方ネタ帳落としましたか?今日の昼頃に食堂で見つけたので」
それはまさしく『射命丸先輩の(以下略)』であった
「あ、それ私の(あ、それ私の)」
「…貴方がネタ帳持ってるのを初めて知りましたよ」
「わ、悪いかしら?(あの、それネタ帳じゃないんです…)」
「いや、いつもその携帯電話みたいなカメラだったじゃないですか」
「……………(……………)」
「…まぁ中身は見てませんよ、はいどうぞ」
そう言って文さんははたてさんに手帳を渡した、はたての反応は…
「あ、ありがと(ありがとうございます!先輩!大好きです!)」
うん、いつもの反応だよね、心以外は
「じゃあ二人とも、お休みなさい」
「はい、お休みなさい、文さん」
「烏はとっとと帰りなさい!(あ、先輩もう帰っちゃうんですか…もっと話したかったな)」
私たちの返答を聞いた文さんは自宅と反対の方向へと夜空を飛んでいった、こんな時間まで仕事だろうか
「…………………」
「…………………」
暫しの沈黙を打ち破ったのははたてだった
「…先輩、優しいな、えへへ」
彼女は幾分か紅くなった顔で手帳を見つめていた
「ん?」
「どうしたんです?」
はたては手帳に何かの異変を見つけ、顔を近づけた
「…先輩、石鹸変えたんだ、良いにおいだな、うふ、うふふふふふ」
「分かるの?そんなこと」
「うん、先輩の使ってるシャンプーやリンスとかの銘柄は把握済みだからね、そういえば先輩の胸ポケットに入ってたって事は…」
はたては文さんが持ってきたという事実を改めて確認し、少し溜めた後
「フォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(ry」
暴走した
「もっ!椛」
はたては鼻息を荒げ私の両肩を掴んだ
「うわ何だ気持ち悪ぃ」
それが私の第一声だった
「もう帰る!じゃあね!」
そう言って彼女は夜空を飛び上がり自宅へと帰っていった
「今夜は夜通しソリティリープレイよ!イェア!」
それが彼女の去り際の言葉だった
・ヌルッと口調崩壊です
・はたてが変態です
・今回の椛はまっとうです
秋の涼しい夜、私は久しぶりに一人で月を見ながら酒を楽しもうとしたのだが…
「…でさー、椛見てよ、先輩のこの寝顔!可愛くない?」
そのささやかな楽しみは色々とぶっ壊れたはたてにぶっ壊された
「あーうんうん可愛いね」
横目で見た写真は私の知り合い、射命丸文さんだった
「でしょ?仕事をしてる先輩も格好いいけどこうやって眠ってる先輩は可愛いわよね」
こいついつもは文さんを見れば『妄想新聞記者』とか『パパラッチ』とか罵詈雑言を浴びせるくせに文さんが居ないときはこうである、だれか助けてくれ
「水玉模様の可愛いパジャマで寝てる姿なんか、もう、色々滾るわ!」
…この前こいつの手帳だと思ったら『射命丸先輩のベストショット集』という名前だった
「…あやや、月夜の晩にこんばんは、お二人さん」
そこに突如現れたのは私の上司(直属ではないが)、射命丸(以下略)だった
「こんばんは、文さん」
「何しに来たのよ、文」
うわっ変わり身早っ
「そういえば文さんこんな時間に何用でしょうか」
「あぁ今日ははたてさんに用がありましてね」
「…何よ(な、なにかしら先輩が私に用って)」
…私は覚りになったのか、彼女の本音が見えてしまう
「貴方ネタ帳落としましたか?今日の昼頃に食堂で見つけたので」
それはまさしく『射命丸先輩の(以下略)』であった
「あ、それ私の(あ、それ私の)」
「…貴方がネタ帳持ってるのを初めて知りましたよ」
「わ、悪いかしら?(あの、それネタ帳じゃないんです…)」
「いや、いつもその携帯電話みたいなカメラだったじゃないですか」
「……………(……………)」
「…まぁ中身は見てませんよ、はいどうぞ」
そう言って文さんははたてさんに手帳を渡した、はたての反応は…
「あ、ありがと(ありがとうございます!先輩!大好きです!)」
うん、いつもの反応だよね、心以外は
「じゃあ二人とも、お休みなさい」
「はい、お休みなさい、文さん」
「烏はとっとと帰りなさい!(あ、先輩もう帰っちゃうんですか…もっと話したかったな)」
私たちの返答を聞いた文さんは自宅と反対の方向へと夜空を飛んでいった、こんな時間まで仕事だろうか
「…………………」
「…………………」
暫しの沈黙を打ち破ったのははたてだった
「…先輩、優しいな、えへへ」
彼女は幾分か紅くなった顔で手帳を見つめていた
「ん?」
「どうしたんです?」
はたては手帳に何かの異変を見つけ、顔を近づけた
「…先輩、石鹸変えたんだ、良いにおいだな、うふ、うふふふふふ」
「分かるの?そんなこと」
「うん、先輩の使ってるシャンプーやリンスとかの銘柄は把握済みだからね、そういえば先輩の胸ポケットに入ってたって事は…」
はたては文さんが持ってきたという事実を改めて確認し、少し溜めた後
「フォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(ry」
暴走した
「もっ!椛」
はたては鼻息を荒げ私の両肩を掴んだ
「うわ何だ気持ち悪ぃ」
それが私の第一声だった
「もう帰る!じゃあね!」
そう言って彼女は夜空を飛び上がり自宅へと帰っていった
「今夜は夜通しソリティリープレイよ!イェア!」
それが彼女の去り際の言葉だった
ここまで激しいといっそ清々しいw
そのちょっと暴走気味な愛情は先輩には秘密になw