昼下がり、私は縁側でお茶を飲んでいるグータラ巫女の元に訪れた
「…久しぶりね、霊夢」
「あら、幽香じゃない、珍しい」
そう、博麗神社の巫女、博麗霊夢である
「なんか用かしら?私は忙しいんだけど」
「縁側でお茶飲むことがかしら?」
「そう、私はお茶飲むのに忙しいの」
「…お土産持ってきたんだけど」
「早く言いなさいよ」
あっさりと掌を返して座布団を用意する彼女、仕事早いわね
「ん、ありがと」
私は霊夢の隣に座る
「で、お土産って何?」
「あぁ忘れてたわ、はいこれ」
「あら、蜂蜜じゃない、ありがとう」
ホクホク顔で蜂蜜の瓶を持つ霊夢
「他にも果物とか持ってきたわ」
私が持ってきた土産に狂喜乱舞する霊夢、しかし彼女はとたんに真面目な表情をして私に質問した
「幽香がこんなに食糧持ってきてくれるなんて、どうしたの?」
「んー、まぁ昔からのつきあいだし、それくらい良いじゃない」
私がそう言うと霊夢は泣き出した
「うっ、幽香が、私のことそんなに思ってくれたなんて…うっ幽香ぁ、ありがとう」
その瞬間、霊夢は私に抱きついて泣き崩れた
「ぐすっ、幽香ぁ…幽香、ありがとう」
私は腕の中で泣いている霊夢を優しく抱きしめ、霊夢は私の腕の中で泣いていた
夏の、夕暮れのことだった
「…夢、か」
起きると自宅の天井
「良い夢だったのに、全く」
私は外を眺め微笑んだ
「夢を夢のまま終わらせたくないわね、フフフ」
私はそう呟きながら着替え、人里へ向かった、果物の種を手に入れるため
>寝袋で寝るのが結構好き
同じく結構好きですね
>寝袋で寝るのが結構好き
布団の両端を体の下に入れて即席寝袋は好きです。
夢よりもいい内容にするんだ!!
詳しく言うとネt(ry
これから蒔いて育てるのかw
さすが妖怪、時間感覚が違うというか気長だw
幽香なら促成栽培も可能だろうけど、きっとあえてそうしないと思ふ。
とか少し目を反らして言えばもう…
それはともかく、お土産ぐらいで泣き崩れなくてもww