缶切りで桃の缶詰をキコキコと切り取る私、そして横には寝込んでいる咲夜さん
「…御免なさいね、美鈴」
「気にしないで下さい、咲夜さん」
そう、咲夜さんが風邪を引きました
「…はい咲夜さん、口開けて下さい」
「大丈夫よ、一人で食べれるわ」
「はい、あ~んして下さい」
私はそんな咲夜さんの言葉を無視してスプーンを咲夜さんの口へ運ぶ
「うぅ」
唸りつつ口を開ける咲夜さん、可愛いです
「美味しいですか?」
「…うん」
桃を飲み込んでから頷く咲夜さん、そう言えば昔もこうして風邪を引いたとき咲夜さんにこうやって桃の缶詰を食べさせてあげたんだっけ
「美味しいと感じられれば大丈夫ですね、咲夜さん」
桃を食べ続ける咲夜さんに私は言った
「…御免なさい」
「大丈夫ですよ、生きている限り病気にかかるのは仕方ありません」
「…うん」
それでも沈んだ表情を浮かべる咲夜さん
「そうだ、今日何か食べたいものありますか?」
「そうね、久しぶりに貴方が作ったお粥が食べたいわ」
「分かりました、お粥ですね」
私は咲夜さんが平らげた桃の缶詰を片づけながら注文に応じた
「…あぁそれから咲夜さん」
「何?」
「今日一日はしっかり休んで下さい、良いですね」
そう、咲夜さんはしっかり言っておかなければ働きだしてしまう癖があるのだ、いや真面目に働くというのは良いことなんですけどね、ただ体の調子が万全でない時はしっかり休んで欲しい物だ
「…でも仕事が」
「今の咲夜さんの仕事はしっかり休んで早く良くなることです、良いですね?」
「…はい」
私は咲夜さんの前髪を掻き上げ、熱っぽい額にキスをした
「じゃあ、しっかり寝ていて下さいね」
「…うん」
私は部屋の明かりを消し、厨房へ向かった、咲夜さんの注文のお粥を仕込むために
「…御免なさいね、美鈴」
「気にしないで下さい、咲夜さん」
そう、咲夜さんが風邪を引きました
「…はい咲夜さん、口開けて下さい」
「大丈夫よ、一人で食べれるわ」
「はい、あ~んして下さい」
私はそんな咲夜さんの言葉を無視してスプーンを咲夜さんの口へ運ぶ
「うぅ」
唸りつつ口を開ける咲夜さん、可愛いです
「美味しいですか?」
「…うん」
桃を飲み込んでから頷く咲夜さん、そう言えば昔もこうして風邪を引いたとき咲夜さんにこうやって桃の缶詰を食べさせてあげたんだっけ
「美味しいと感じられれば大丈夫ですね、咲夜さん」
桃を食べ続ける咲夜さんに私は言った
「…御免なさい」
「大丈夫ですよ、生きている限り病気にかかるのは仕方ありません」
「…うん」
それでも沈んだ表情を浮かべる咲夜さん
「そうだ、今日何か食べたいものありますか?」
「そうね、久しぶりに貴方が作ったお粥が食べたいわ」
「分かりました、お粥ですね」
私は咲夜さんが平らげた桃の缶詰を片づけながら注文に応じた
「…あぁそれから咲夜さん」
「何?」
「今日一日はしっかり休んで下さい、良いですね」
そう、咲夜さんはしっかり言っておかなければ働きだしてしまう癖があるのだ、いや真面目に働くというのは良いことなんですけどね、ただ体の調子が万全でない時はしっかり休んで欲しい物だ
「…でも仕事が」
「今の咲夜さんの仕事はしっかり休んで早く良くなることです、良いですね?」
「…はい」
私は咲夜さんの前髪を掻き上げ、熱っぽい額にキスをした
「じゃあ、しっかり寝ていて下さいね」
「…うん」
私は部屋の明かりを消し、厨房へ向かった、咲夜さんの注文のお粥を仕込むために
風邪ひいたとき…
看病無しでずっと昼から3チャン見てた記憶しかない…
夜ごはんはうどん
本当に酷い人はただの風邪で40℃位になりますしね・・・うん・・・つらいんだよ・・・
桃の缶詰は食べた事無いな~。桃そんなに好きじゃないし。
お話はすっごい良かった!昔思い出した!GJ!
普段はちょっと頼りないけど、こういうときは優しくて頼りがいのある美鈴。
ホント、良いコンビだと思います。
あぁ、俺も美鈴に看病してもらいたい・・・。