蝶よ花よ、もとい仏よ法よと育った聖は、世間の汚れに染まっていない。遊行先で未知の俗語を耳に入れると、発話者や命蓮寺の私達に意味を尋ねてくる。解説することがためらわれるような、驚異的に白い笑顔で。
「一輪、『できてる』って何? 誰々と誰々ができてるって、奇妙な言い方をしていたのだけど」
「え、えーと、はい。友愛や恋愛のような、特別な間柄ができている、ということではないでしょうか」
「なら私とお寺の皆もできてるのね」
「嬉しいけどちょっと違っ、それ外で使っちゃ駄目ですよ姐さん」
「ムラサ、『やんでれ』って何? 辞典になかったの」
「あ、ああ。病的な好意のことです。病んで、でれっとする」
「どうするとやんでれなの?」
「一途に尽くし過ぎたり恋敵に黒く嫉妬したり暗部に無自覚だったり自覚しながらも止まらなかったり、でしょうか。あの聖、真剣に記録しなくていいですよ。実践したら泣きますからね」
「星、『百合』って何? 花じゃないらしいの」
「だ、男色の女の子版ですそれ以上のことは理解しなくていいんです失礼します」
今夜も聖の「何?」で、暑気の取れない茶の間が凍りついた。
「ねえ皆、『SM』って何? SFの親戚?」
一輪、雲山に突っ伏す。
ムラサ船長、食卓に轟沈。
ご主人様、仏像と化す。
「サディズムのSと、マゾヒズムのMのこと。聖に通じるように訳すと、いじめて喜ぶのがS。いじめられて悦ぶのがM。SとMはほぼ仲良し」
ぬえが簡潔に説明をした。それで終わりにしろと、船長が人差し指でばつの字を作る。一輪と雲山、ご主人様が視線で同意した。彼女達三人と雲山は、清流保存協会の如く綺麗な聖の維持を望んでいる。聖は簡単に濁る器ではあるまい。それでも、尼公としての品位を保っていて欲しいのだろう。
空気を巻物にする聖と、空気を読まないぬえは寺院に似つかわしくない談義を続けた。
「どうすれば見分けられるのかしら。説法に役立ちそう」
「言動と雰囲気で判別できるわ。自分はこっちだって認識してる奴もいるし。寺だとそうね、あの辺全員M。顔がいじめてくださいってねだってる」
聖愛護連合四名が指差された。入道組が激昂し、ムラサ船長が湯飲みを振りかぶった。ご主人様が諦めと思しき微笑を浮かべた。
「否定するほど逆効果なのよね。煽られる。星の場合は反論できないんでしょ、ナズーリンに毎日躾けられてるもの」
安全地帯にいた私が話題に上がった。日々の躾とは心外、
「私は部下の仕事に徹しているだけだよ。失態は正すものだ」
「そんな鬼従者のナズーリンと、私はSのはず。獲物がいると弄りたくなる。気付くと手が出てることもあるわ」
勝手に同類にされていた。鞭のように、赤と青の妖しい翼がしなっている。
「まあ絶対の決めつけは無理ね。誰だって両方の要素を持ってる。どっちが表れやすいかでしょ。善悪は無い」
「私はどちらかしら」
評論家気取りのぬえに、聖が法衣の身を乗り出した。陽気に唸るぬえの向かいで、一輪らが長テーブルを引っ叩いた。就寝前の集会は、強制的に解散となった。
何がSMだ、明日の花火で不純物は燃やしてやる。一輪とムラサ船長は気炎を吐いていた。
万人をサディストとマゾヒストに二分するのは滑稽だが、二人はぬえの判定通りMの部類だろう。ふざけたぬえを懲らしめる様に、異様な熱気は漂っていない。正義感と友情ゆえのお仕置きに終始している。一輪は姐さんの聖に注意されると、赤面しつつにこやかになる。船長は反発し切れなくなるとかなりしおらしくなる。
では、被虐性を明確に打ち消さなかったご主人様はどうか。私は、彼女はSの傾向にあるのではないかと疑っている。紋白蝶のように寝着物の袂を羽ばたかせて、
「参拝客の火薬商さんにお礼をしたいですね。今年は鼠花火もありましたよ」
「火の輪に追いかけ回されないようにね。助けないよ」
「怖いことを想像させないでください、うぅ」
情けなくへたれているけれど。
「お休みご主人様、目覚ましは六時半に頼むよ」
「はい。お休みなさいナズーリン」
離れた部屋の私の覚醒役にされているのに、怒らない。召使いのような主。彼女は実は、サドと自己分析するぬえや、加虐側に配された私を上回る恐怖なのではないだろうか。
片鱗らしきものは、昔から見せていた。
私の裏の任務は、彼女に五日でばれた。報告用の念話回線に、宝塔の操作ミスで偶然割り込まれた。予想外の事態だったが、私は慌てなかった。大問題には発展しない。冷静に身分を明かし、上下関係をはっきりさせた。お前は下っ端だがご主人様扱いをする。そのつもりでいるように。私の命令を受けたご主人様は、喜色を顕わにした。
「貴方のような素敵なお目付け役をくださるとは、有難いことです」
お世辞ではないようだった。未熟と断定された悔しさや、子供じみた怒気の表出はなかった。意外な反応で、私は一瞬返答に詰まってしまった。急いで平常心を復旧させた。動揺から平静への変化を、彼女は見破ったのか。笑みを深め、
「頑張ります。ますますやる気になりました」
虎の牙を覗かせた。
古寺には生活の掟と、破った際の罰があった。罰則の制定者は聖なので、最悪でも妖気の鈍る反省房拘束という緩いものだったが。縛り手は交替制で、ご主人様も担当していた。私は処罰に同行した。彼女は蔓草のような麻縄一本で、容易に解けそうな戒めを後ろ手にかけた。端は出っ張った釘に申し訳程度に固定。床板が腐って弱っているからとの、温かな警告を忘れなかった。施錠し、甘いと批判した直後に、短い叫びが響いた。
「もう動いてしまったのですか。大人しくしていればいいでしょうに」
ご主人様は溜め息を落とした。何をしたのかと問うと、何でもないことだと教えてくれた。
「人間の荷運びの結び方です。引っ張ると重荷が締められて留まる。自力では戻せません。せっかく軽い細縄にしたのに、これでは痛みが増すだけですね」
本格的にやれば、太い縄より細い縄の方が圧迫されてきつい。しかもご主人様の方法では、緊縛を緩和できない。床の劣化という忠告が、ここで効いてくる。苦しくても下手に暴れられない。釘が外れてしまうのも危ない。脱走未遂と見なされて、再度の刑になるかもしれない。
「悪いことは、するものではありませんね」
苦笑に寒気を覚えた。
聖の封印と寺の荒廃後、山に逃亡犯や妖怪の賊が立ち入ることがあった。彼女は単身交渉に出ていって、帰ってきた。私の協力を拒んだ。非常時の外出を禁じた。危険もある、貴方は戦闘向きではないと。
帰還が遅くて、六合目まで隠れて下ったことがある。ご主人様が、平伏する野武士の集団に丸腰でお願いしていた。高僧の山を荒らさないで欲しい、改心して元の土地へ、お参りはいつでも云々。普通の頼みに、大の男達が震えていた。彼女に種籾を渡されて、逃げるように去っていった。脚を引き摺る者や、腕の振りのおかしい者がいた。煙臭かった。早く戻るべきだと思った。現場に背を向けた瞬間、肩を重石のように叩かれた。
「お寺にいる約束でしたよね」
「大分待ったからね。見に来て当然だ」
「心配をかけたのならすみません。でも来ないでください」
武神の装束は煤に塗れていた。彼らが火矢を射たので、争いが長引いたそうだ。
「加勢しても構わないだろう。ご主人様に私を制止する権利はない」
「守る権利はあります。貴方は戦わなくていい。来られると防戦になってやり辛いです」
「盾になる発想を捨てたらどうだい。私とて自衛の心得の二、三」
「骨を折りましょうか。あの人達みたいに、脚と腕」
涼やかで過激な発言だった。冗談ですと、朗らかに刻んで投げた。右肩の手には、関節を外せそうな力があった。
「嫌なんですよ、誰かが傷をつけるの」
消えた聖や、親友を思い出しての本音だろう。言い返せなかった。
「行きましょうか。喉が渇きました」
彼女に押さえられたままの帰り道は、恐ろしかった。虎に捕まった鼠の心境になった。
これらご主人様のSっ気疑惑は、天の川の星粒のような大量のうっかりに潰されている。つまずき転んで墨被り、小物大物何でも紛失。近年一の失せ物は、毘沙門天様の宝塔だ。聖を復活させ損なうところだった。基本的に有能なのに、この一点で台無しになっている。ただ、失敗群の底で、残酷な面も窒息せず生きている気がする。監視屋の勘だ。きっとレアに発動する天然物だから、不用意に揺らさなければいい。御しやすい相手でいて欲しい。
朝日の烈しさで、意識が覚めた。ご主人様は、いるのかまだか。今日も夏満開だなと、くたびれながら薄目を開けた。
ご主人様が、枕辺で私を見下ろしていた。檻の子鼠を愛でるような、S全開の目で。理由もないのに変だ。
夢らしいので細目を下げて、唸ってみた。
「ナズーリン、朝ですよ。あと五分とか五十分とか、禁止ですからね」
うん、素晴らしい現実。さようならSM。もう五分を三回繰り返し、ご主人様が涙声になった辺りで起きた。
「私が困るとわかってやってるでしょう、ナズーリン」
「よくわかったね、偉いよご主人様」
「うぁあん」
うん、とてもまともな現在。蓮で飾った金黒頭を撫でてやった。
「そんなだから、ぬえに虐めっ子にされるんですよ」
「その雑談は昨夜終結しただろう。元気になるんだご主人様、泣かせるなんて酷い奴だな」
「自分を見詰め直してください」
不憫な猛獣を飼い馴らし、新しい一日を始めた。
仲間内での花火会を控えて、皆心が浮き立っていた。
一輪が種類別に仕分け。ぬえが試し打ちで消費しないように、雲山が壁になった。
失くし物の不安のあるご主人様は、聖と買い物。今晩は飲酒ありだそうだ。
私は船長と浴衣の準備をしていった。去年仕立てた睡蓮や提灯花が広がった。
ぬえの着付けは一輪も参加して、三人がかりだった。六本の羽がもがいて、帯を回しにくかった。先に着替えるのではなかった。
「一輪とナズーリン、邪魔なのまとめたわ。あんたは直立不動、またおはしょり曲がった」
「ムラサ達が締めつけるから。背中くすぐったい」
「不満なら一人で着られるようになりなさい。翼持ちに着せるの面倒なのよ? はい二人、帯一周」
とんだ重労働になった。木苺色の布地を握って、畳を巡る。
「うが、腰千切れる!」
「こら、飛ぶのなし! ムラサ下ろして、滑っ」
「一輪、こっちに倒れてくるのだが!?」
「あ、沈むわこれ」
波の音なく四者水没、
「ただいま、え、皆大丈夫? 立てる?」
「はしゃぐには早いですよ、しっかり」
崩れた組体操のような有様を、聖とご主人様に救出された。
「大変だったようですね」
「流石に三人は重かったよ」
笑いながら、ご主人様は日向色の帯の具合を確かめていた。裂けそうなほどきちんと張って。
火の勢いに酒気が加わると、馬鹿騒ぎになる。夜の庭は明るい宴会場だった。
「誠に眩しく、有頂天外であるッ! いざ、なむさーん」
手持ち花火の光で、聖がハートマークを描いていった。外の世界で流行していた、魔法少女を彷彿とさせた。
住職からしてこれなのだ。火柱を背負うぬえや、空瓶にロケット弾を仕込むムラサ船長、三色花火を遊ばせる一輪の賑わしいこと。あの雲山も煙幕に交ざり、渋い小声で歌っている。夏の蝶が異国の蹴球選手の応援歌に変わって、酔っ払ったなと確信した。ご主人様はぬえの点けた鼠花火と鬼ごっこをしていた。下駄で転倒しなければ噛まれまい。
船長の火炎砲が上昇して、口笛のような高音の尾を引いた。空の闇に炸裂して、一同を見惚れさせる。合戦の伝令用具も、随分平和になったものだ。線香花火を開かせ、顔を上げて風流を感じた。火薬の黒っぽいにおいも、今は悪くない。
「ん」
右足の甲に、焼ける音と痛みが走った。線香の火の玉が落下していた。私ものぼせてうっかりしている。宴に水を差さないように、グラスを片付けるからと抜けた。
台所の灯りに患部を照らした。灰を払うと赤や黄に膨れていた。鼻緒で擦れたのか、皮膚が一枚めくれかけている。歩行に支障はないけれども、疼痛が辛くなってきた。廊下の風を通りたくなかった。
床下倉の氷塊を割って、浴室の風呂桶に入れた。水で満たして脱衣所に置いた。座って足を静かに浸した。冷たさで、持続する疼きが浅く和らいだ。私達の回復力ならば、直に厄介なものは引くだろう。薬棚を漁るまでもない。
蓮庭のさざめきに耳を澄ましていたら、肩に何かが載った。重たく、一度打つように。前にもあった感触に、浴衣下の尻尾が硬直した。淡紅牡丹の紋様が歪んだ。
「やっぱり。火傷でしたか」
鬼灯柄と雑味のない声に、警鐘の幻聴が追加された。このご主人様はまずいのではないか。責めの矛先を私に向けている。別に悪事は働いていないのに。
「大したことじゃないよ」
「そうですか」
ご主人様が、水中の氷を余さず攫った。
「やめ、冷やさないと」
「当たって凍傷になるかもしれないでしょう。それとも、そんなに冷やさないと耐えられませんか? 大したことじゃないのに?」
正論に近い囁きや、言質の利用。ぬえの数倍性質が悪い。ぬるい苦痛を堪える羽目になった。表情に出せない。
「ご主人様は、不機嫌なのかい」
「わかります?」
「私に落ち度はなかったはずだが」
皺の寄った着物と、治療中の右足を指で示された。薄ら暗い苦笑いが、ご主人様からなくならない。
「帰ってみれば一輪達の下敷き。睦まじく何をさせられているのか、負傷していないか。不安で苛立ちました。足は不注意で火膨れしますし」
「浴衣の件は四人とも被害者のようなものだよ。お得意の博愛主義はどこに行った?」
何それと言わんばかりの失笑を買った。
「嫌なんですよ、誰かが貴方に傷をつけるの。寺のひとであろうと、貴方のうっかりであろうと」
「年中うっかりしているご主人様に、警戒を促されてもね。宝塔は骨の折れる捜し物だったよ」
かの愚行の指摘にもご主人様は怯まず、
「こう仮定したことはありますか」
楽しそうに仮説を立てた。
寅丸星は、取り返しのつかないミスは犯さない。油断を武器にしている。貴方の本職を初日から察知し、法具の操作の手違いを装って虚偽を剥いだ。頼りないご主人様でいることで、貴方の気を他所にやらないでいる。宝塔は手元にあったけれど、うっかり零すことにした。貴方が探索せずとも、私の能力で回収可能だった。何故貴方に泣きついたのか? 正面での戦いを担わせたくなかったから。不愉快なんですよね、貴方が痛めつけられるの。
「証明してみましょうか。私が呼んで宝塔が来るか否か」
咄嗟に首を横に振っていた。異物を注射された心地がした。こっちのご主人様には、敵わないかもしれない。主導権を奪還できそうにない。けれども、監視の私が上にいなければならない。屈したくない。
「私情で毘沙門天様の宝を放るのは、いただけないね。本当だとしたら厳罰ものだよ」
「本当だとしたらそうですよね。貴方は立証を拒否しましたけれど。まるで私情のように素早く」
反抗で退路が狭まっていく。頭が回転しない。唇が乾いていた。
「ご主人様の、目的は何」
計算や策のない、本心からの疑問を口にしていた。
顎の角度を指で変えられた。妖虎の眼が、餌を見つけたようにぎらついていた。
「言ったでしょう。嫌いなんです、誰かが貴方に傷をつけるの」
私以外の、誰かが。心の奥を、直接突くような声が被さった。
慄きを弱い呼吸で抑えた。背筋に汗の線が伸びている。ご主人様が、こわい。私を追い詰めて何になる。第一どうして私なのか。
危機を打開する言葉を、見出せなかった。睨むのみになった。
緊張の間を空けて、
「ひっく」
ご主人様がしゃっくりをした。柑橘酒の匂いが淡く舞った。私を征服しかけた瞳は、涙に潤んでいた。
「すみません、ひっく。慣れないものを飲み過ぎました。酔うと喋り上戸になるんですね、私。っく。ナズーリン、私変なこと話してましたか」
私にいびられて「うぁあん」と喚く、ご主人様に切り替わったらしい。仏門の遣いとして、これほど酒に感謝したことはない。
所詮疑念で仮のこと、一時の夢のようなものだ。彼女はこうでなければ。私は半ば無理矢理に、望ましい心理を形成していった。
「ご主人様は一日中変だよ、さっさと庭に戻れ。ぬえが花火を燃えかすにしてしまうよ」
「は、はい。足お大事に、ひっく」
「ありがとう。痛さは忘れたよ」
ご主人様の所為で。
彼女はよろめき歩いていった。平べったい打撃音がした。敷居で前のめりになったのだろう。
うん、微笑ましい晩だ。
脱脂綿を傷口に貼って、脱衣所を出た。
三歩とかからず、背後の気配を察した。
「聖、どうしたんだい」
白蓮の浴衣の膝を胸に寄せ、聖が両頬を両手で包んでいた。紅い。湯気と花々の幻が視えた。
「いつからそこに」
「星の『やっぱり、火傷でしたか』」
頭を抱えた。全部聞かれていたのか。
「飲み物の補充に来たら、ここの照明が漏れてて。ごめんなさい耳がへばりついちゃったの。誠に熱く興味爆発でした、なむすいません」
酔いが激しくなっている。
でもおかげで学べたわと、聖は興奮して立ち上がった。
「星は『S』で『やんでれ』で、ナズーリンと『百合』で『できてる』のね」
「よし聖、その救いようのない結論を忘却しようか」
私も綺麗な聖愛護連合に所属しようと、決意した真夏の夜だった。
★
「お帰り星。姐さんお茶持ってくるって。ナズーリンは?」
「ちょっぴり火傷したみたいです。手当てしてますよ」
「災難ね。ん、貴方片袖湿ってない?」
「お酒で濡らしちゃって。よかった、まだ花火一杯ですね」
「どれでもどうぞ。線香花火? もっと派手なのあるわよ」
「好きなんです、一番」
――ちっちゃくて、手の平に収まるでしょう。火花は強気で媚びない。芯で全てに抗おうとする。でも、最後は咲かすも堕とすも私次第。そういう子って、一緒にいて凄くわくわくしませんか?
俺もなじられたい。
星さん怖いでもかっこいいとなっていた所であの台詞、思わず笑いました。
うん。アリです。
なにこの素敵な星ちゃん、いや星さま
聖のHは不案内のH!
聖の結論が見事すぎますw
うっかりキャラの裏に潜むものを想像するのは楽しいですよね。
そして聖wwwwwwwwwwww
新しいちょっとゾクゾクする星でした
ツボった
隠れS星はもっとはやれ!
これはすばらしい星。
この星くんには私にも是非、言葉責めをして戴きたい! 本当にありがとうございましたッ!
>俺もなじられたい
>この星くんには私にも是非、言葉責めをして戴きたい!
>星ちゃんに調教されてぇ
素敵な反応ありがとうございます。まさかいじめられたいという方がいらっしゃるとは。
そこまでご支持をいただけて嬉しいです。
>酔っ払った白蓮さんの結論
>純粋無垢な白蓮に変なこと一杯教えたいw
>好い聖
>聖のHは不案内のH!
>聖の結論が見事すぎますw
結論が当てはまっていれば何よりです。清い勉強の成果です。
言葉を教える際は、愛護連合の方々にご注意くださいませ。
>いろいろと想像させていただきました
>萌えを越して悶える羽目になりました
お楽しみいただければ幸いです。
皆様鋭いのでお気付きでしょうが、終盤のしゃっくりと酔いは演技です。お酒の匂いは袖からのもの。恐怖と混乱の最中、ナズーリンは星の用意してあげた一本の逃げ道にかかりました。
>うっかりキャラの裏に潜むものを想像するのは楽しい
伝記や、ひとの観察が好きです。一見的外れな人物論でも、証拠と考察次第では説得力を帯びていく。お話がそうなっていると、いいなぁと思います。
>ぞくぞくってする
>ゾクゾクする
>ゾクゾクした~
批判し切れない立場で、相手を丁寧に征服していく。星の性格を考えて、そんなSにしてみました。心を震わせられると、書いてよかったなぁと感じます。
芸術的なのでブラーボー!とスタンディングオベーションしたくなります。
オラわくわくしてきたぞ
冒頭の「百合」や「ヤンデレ」といった言葉を終盤で綺麗に回収する技術も素晴らしいです
二人のやりとりに合わせ内面までしっかりと描かれているので、せめられ動揺するナズーリンにグッと来る物を感じました
星の貴方が傷つけられるのが嫌なんですよ、私以外に、で緊張感が最高に高めておいてその後聖でオチを付けて終わるという流れも良かったです
ホラーに近い雰囲気を感じるほど集中して読んでしまいました
とてもおもしろかったです