※注意※
・はたてが報われません
・椛が重度の変態です
妖怪の山には大きな川が流れている
その川の流れはどこまで雄大で、どこまでも優しく、そしてどこまでも美しかった
そんな川で水浴びをする烏天狗の少女、とそれを見つめる四つの瞳
「…うほほほぉほぉ文様の体は素晴らしいですなぁ、貴方もそう思うでしょ、同志はたて」
「勝手に同志にしないでくれる?椛」
そう、哨戒天狗の犬走椛と新聞記者の姫海棠はたてである
「嘘?てっきり『幻想郷文様を愛でたり覗いたりする会』の一員だと思ってた」
「はぁ?何それ、何なのそのいやらしい会は」
「いやらしいって言うな、健全な白狼天狗の集いだ」
「なんというかもう健全って二文字が変態に見えてきた私は末期なんでしょうか?」
「多分ね、そんなことより文様を覗くのが先決だ!」
椛はそう言うとまた双眼鏡を顔に押しつけ水浴びをしている文の肢体を見つめていた
「んふふ、こりゃ健康に良いねぇ、んふふ」
「(ハァ何やってんだろ、私)」
「そこは椛が、この椛めが直々に綺麗にして差し上げたいですぅ」
「(…この天狗はそろそろ駄目じゃないかと時々)」
「あぁ~文様、そのお体を目に焼き付けられるこの瞬間を椛は幸せに思いますぅ」
さらに椛の暴走は加速した
「文様の[自主規制]に椛の[自主規制]を[自主規制]して[自主規制]や[自主規制]なことを[自主規制]にして[自主規制]を[自主規制]したいです、ハァハァ」
「(誰か来てくれ、この変態天狗を逮捕してくれ)」
その瞬間、はたての願いは叶った、斜め上の方向で
「…このゲスどもが」
「誰だ?」
その瞬間二人が潜んでいた小屋は光りに包まれ轟音と共に消し飛び、はたてと椛は山の土になった
椛よ、是非私も会員に……待て、許してくれ、咲夜さん。私はまだ何も見ていない……
何処に逝けば入会できますか?
なんと、手遅れだったか
>奇声を発する程度の能力氏
今からでも遅くはない、考え直して下さい、○されますよ、あなたも私も