Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

て…的を得る…

2010/07/12 02:51:22
最終更新
サイズ
6.4KB
ページ数
1

分類タグ

 



東風谷早苗「萃香さんが通りがかってくれたお陰で助かりましたよー。欲望のまま買い物してたら荷物がえらいことになるしお金は無くなるし」

伊吹萃香「かまやしないさ。山の上まで持ってけばいいんだろう?」

東風谷早苗「ありがとうございますありがとうございます、御礼にこの……お酒は買ってないな、何か……えっと……これでいいや、米俵の藁だけあげます」

伊吹萃香「それで私に何をしろと言うんだ」

東風谷早苗「食べたり」

四季映姫『まーだ私の言ったことを理解してないようですね! いいでしょう今夜は私の家で説教オールナイトです、待ちなさい!』

鈴仙・U・イナバ『わかってますから! もう大丈夫ですから! (チッ、うるせーな)、反省してまーす』

四季映姫『閻魔イヤーは地獄イヤー』

鈴仙・U・イナバ『なんでもないです! なんでもないです!』

東風谷早苗「何ですかあのおもしろ二匹」

伊吹萃香「閻魔と兎だね。あぁ、そりゃあのお方はあんまり出歩かないからなー、会ったことないのか」

四季映姫『えーんーまーだーぞー、閻魔ブロー!!』

鈴仙・U・イナバ『がぼふ!! ………………』

東風谷早苗「関わりたくないですね」

伊吹萃香「ああ、急ごう」

四季映姫「今日も一日一回感謝の閻魔体術でいい汗をかいてしまいました……。あっ、見ない顔ですね」

東風谷早苗「関わられましたね」

伊吹萃香「よし、私は先に山まで荷物を運んでてあげッ」

東風谷早苗「あっ逃げっ……速っ!! ちくしょう裏切り者! 米俵の藁あげませんからね!」

四季映姫「今日も一日にっこにこ、おはようございます」

東風谷早苗「さようなら」

四季映姫「ウォール・オブ・閻魔!」

東風谷早苗「ぐえええええ!! 人間の体って逆側に90度も曲げると折れるって知ってます!? ぐえええええ!!」

四季映姫「やまままま! これはこれは、引っ越してきた巫女ですね! ご挨拶に行けずにどうも申し訳ないです四季映姫・ヤマザナドゥと申します!」

東風谷早苗「何その失敗したかわいさアピ折れる折れる折れる!!!」

四季映姫「ご挨拶っていうか説教っていうか、ほら、幻想郷説教ラリーのスタンプがもうすぐ溜まるんですよ。でも新しく越してきた人はマーク外でして」

東風谷早苗「こ、この閻魔、人の上に乗っかったまま説教始める気だ」

四季映姫「貴方の人となりはあまり知らないけど……。そうね、まず腋を仕舞うのと……」

東風谷早苗「腋は関係無いだろうが!!」







 的を得る







四季映姫「さて、あの巫女は私の教えを理解してるかしらん。どんな説教したんだっけ、腋と……」

鈴仙・U・イナバ「閻魔さま、もし、閻魔さま。私はどうして縛られて引きずられているのでしょう」

四季映姫「私の説教風景を見て一日勉強することで、貴方も私の教えがおぼろげにでも理解できるでしょう。感謝するべき」

鈴仙・U・イナバ「耳持って引きずるのやめてくれません? 兎の耳ってかなりデリケートなんですよ。あと山道って物凄いデコボコしてるんですよとても痛い」

四季映姫「あ、思い出した。自分の意思をしっかり持って動くことが大切~とかなんとか言ったんでしたっけ」

的屋早苗「あいタコ焼きいかがァおいしいタコ焼きー! じゃんけんに勝てば一パックおまけ! お、お嬢ちゃんかわいいね、挑戦してかない!?」

四季映姫「テキ屋になれなんて言ったっけ……」

的屋早苗「この短期間に何度も何度も付和雷同だ付和雷同だ言われて私も悟りました! 精神的自立です! まずはお祭で稼いで神社を大きくするのです!」

四季映姫「物凄い非難の目でこっち見てるアレは誰かしら」

鈴仙・U・イナバ「ここの神様じゃないっすかね」

的屋早苗「本殿も公開してお金を取るのです! 神奈子さまが何と言おうと知ったこっちゃないのです、何故なら私はもう付和雷同ではないから!」

伊吹萃香「祭と聞いて」

的屋早苗「一パック400円! じゃんけんに勝てばおまけ付き! どや!?」

伊吹萃香「やったろうじゃん!? だって鬼は勝負事が大好きだから!!」

的屋早苗「じゃーんけーん!」

伊吹萃香「パー」

的屋早苗「ぐっ、チョキ」

伊吹萃香「負けたー!」

的屋早苗「これぞ奇跡の力!」

鈴仙・U・イナバ「たまにいる妙にじゃんけんの強い人ってどうなってるんだろう」

四季映姫「……よろしい、私の言いたいことをしっかり理解出来ているようね」

鈴仙・U・イナバ「!?」

八坂神奈子「!?」

的屋早苗「ありがとうございます閻魔さま! これからも一層精進して行きたいと思います!」

四季映姫「頑張るのよ。あ、これ餞別に。これで焼き兎の屋台も開けるわ」

的屋早苗「ありがとうございます!」

鈴仙・U・イナバ「!?」







 的を得る







「最近イナバを見ないわね。永琳知らない?」

「どのイナバ?」

「あのブレザーの」

「いい加減名前覚えない?」

「区別が付かない」

霊的・U・イナバ(……)







 適を得る
 (やや舌を巻く)







適齢期「ただいまー」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「なんて言っても誰もいないんだけど」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「……はぁ」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「今日の晩ご飯はじゃじゃーん、屋台で焼きそばを買ってきたのだー」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「あのお祭いつまでやってるのかしらねぇ」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「……」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「むなしい……」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「一日中座りっぱなしの職場、同僚もいない、たまの休みに外に出ても職業病で説教三昧」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「ご飯作るのも面倒くさいから屋台の焼きそばで済まして独り言独り言独り言三昧……」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「……結婚したいなぁ……」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「いや、まだ早いわよねぇ。結婚なんてねぇ。出会いも無いしぃ」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「職場が悪いのよ職場が……出会いの機会が……」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「……結婚以前に……我が家で人と会話がしたい……」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「まぁーどうせ嫌われてるしー、望んじゃいないけどー? みたいなー」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「……」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「ぐすっ」

霊的・U・イナバ(……)

伊吹萃香『おーい閻魔いるかー? 遊びにきたぞー』

適齢期「!!」

霊的・U・イナバ(!!)

伊吹萃香『ぴんぽーんぴんぽーん、チャイム無いのか。いないのかー? 留守ー? 帰るぞー?』

適齢期「開けます! 今開けます! まって!」







 滴を得る







適齢期「お酒の買い置きあったかしらー……」

霊的・U・イナバ(……)

伊吹水滴「」

適齢期「あったあった。最近萃香こないからなー」

霊的・U・イナバ(……)

伊吹水滴「」

適齢期「せっかく好きだって言うから鮭とばも買ってあるのに」

霊的・U・イナバ(……)

伊吹水滴「」

適齢期「携帯電話とやらがあればいいのに。持ち歩ける連絡手段」

霊的・U・イナバ(……)

伊吹水滴「」

適齢期「んあ、サッシがびしょびしょだ。昨日の雨は凄かったなぁ」

霊的・U・イナバ(……)

伊吹水滴「」

適齢期「雑巾雑巾」

霊的・U・イナバ(……)

伊吹水滴「」

適齢期「よいしょっと」

伊吹水滴「きゅっ」

霊的・U・イナバ(!!)

適齢期「すーいーかー、こないかなー」

霊的・U・イナバ(……)

適齢期「こないかなー」

霊的・U・イナバ(……)





 
四季様の普段着はTシャツ
仕事着の下に着たTシャツ
下はジャージに履き替える
木製
コメント



1.奇声を発する程度の能力削除
何だこれwww何だこれwwwww
じわじわくるwwww
2.名前が無い程度の能力削除
意味わからんwww
でも面白かったからいいやwww
3.名前が無い程度の能力削除
シュールすぎる……!
4.名前が無い程度の能力削除
散々こらえてきたが、伊吹水滴でもう駄目だった。
5.名前が無い程度の能力削除
良く分からんけど面白かった
霊的が驚くたび吹くww
何だよ(!!)ってw
6.名前が無い程度の能力削除
適齢期で負けました
7.名前が無い程度の能力削除
シュールな四コマ漫画を読んだようだ…
8.yuz削除
いいぞ!! もっとやれ!!
9.名前が無い程度の能力削除
適齢期なのか、そうかそうか…
10.名前が無い程度の能力削除
適齢期か・・・
11.名前が無い程度の能力削除
スレみたいなやりとりにやられたw