何時もの様にワシが目を覚ますと
何時もの様に部屋の同居人が鼻提灯下げて幸せそうに寝ておった
……まあ、仕事中で無ければ起こす事も無いんじゃが
此処最近は本当に良く寝ておるから、起こす仕事も大変じゃ
(こやつ……本当に一日中寝てるんじゃないかのう?)
そんな事を考えながら、わしは何時もの様に仕事場に向かう
「うむ、今日も良い天気じゃ……」
勤め先の大きな屋敷の門の前に腰を落ち着けると
「そろそろじゃな?」
わしが何時もの様に紅魔館の窓ガラスに向かって
投げられる新聞を髭で受け取るめる
対して面白くは無いが、暇つぶしには持ってこいじゃからな
「さてさて……今日の天気と、新聞小説『続・とある兵の話』は…っと……!?」
何時も楽しみにしている新聞投稿の短編小説を読もうとして
「……なんじゃと!?」
新聞の一面の記事にわしは目を疑った
「おはようございますナマズ先生」
「……むぅ」
「ど、どうしたんですか?顔が怖いですけど」
ようやく起きて来た同僚で一応上司に当たる人物が
ワシの顔を見て、何かあったのだと察してくれる
……普段は寝ぼけててもこういうところは鋭いから困るわい
「……嬢ちゃん……頼みがある」
「なんでしょうか?」
ワシの言葉に普段の顔とは違って
真剣な表情になった嬢ちゃんに頭を下げると
「すまんが今日はやる事が出来たから、仕事を休む」
その日ワシは、この屋敷に来て初めて仕事を休む事にした
・・・
そしれ、それから数刻後……
「道を開けい!邪魔する者は敵と見なす!」
妖怪の山の一角でワシは砂埃を上げて疾走していた
「さ、左舷より回りこめ!」
「だ、駄目だ!思っている以上に侵入者が早い」
「おい!?早く救援信号を送れ!」
そして、数人の白狼天狗が浮き足立ちつつも
これ以上妖怪の山に踏み入れさせまいと
疾走するワシを追いながら
数人がかりで進行方向に回り込もうとしていた
「捕らえた!」
ワシが苛立ちながらも地面を飛んでいると
数匹の白狼天狗がワシを止めようとワシに飛び掛ってきた
(え~い!この時間が無い時に)
「小賢しいわ!」
大声で一喝すると、その場で横に一回転すると同時に
しがみ付こうとしていた白狼天狗達に体重を乗せた尾鰭で吹き飛ばした
(……全く、自慢の体に少し擦り傷がついたではないか)
ぶつぶつと心の中で文句を言いながら
ワシは更に妖怪の山の頂を目指した
(待っとれよ……すぐに行くからな?)
・・・
新聞に書かれていた事は、一つの祭儀の事であった
それが妖怪の山の頂にある守矢神社で行われるとの事だった
だが、その祭儀が問題……わしはそれを止める為に
こうして妖怪の山を最短ルートで駆けているのだ
「おのれ!貴様なに奴!?」
「こ、此処は我々天狗が支配する妖怪の山!そ、早々に立ち去れい!」
じゃが、此処は妖怪の山の天狗のテリトリー
こうなる事は良くわかっていたのじゃが……
山の奥に踏み入れるに連れて集まってくる天狗の数が増えてくる
わし自身も少しとは言え体に傷がついてきている
「すまんがそれは無理じゃな、訳あってワシはこの先に行かねばならん」
だが、その言葉にわしは目を細めて睨みつけると
二人の威嚇を無視して先に進む
その行動を進入行為と見なした哨戒天狗達が構えを取り
「な、ならば此処で叩き出してくれるわ!」
「覚悟は良いな!?」
侵入者であるわしに武器を構えて突っ込んで一撃を食らわせようとしてきた
「ふん、小賢しいわ童っぱどもが!」
だが、それよりも先にわしの髭が奴らを打ち付けて木に叩きつけた
(今が……大体5合目辺りじゃな)
そんな事を冷静に頭の中で考えながら
目の前で編隊を組んでいる天狗達を見据える
「た、盾構えの陣だ!奴の動きを止めてから救援と共に一気に叩く!」
『りょ、了解!』
少しだけ冷静な一人が大声で怒鳴りこむと
その言葉に少しだけ冷静さを取り戻した哨戒天狗達が頷く
そして、皆が背中に抱えていた盾を構えてわしの前に回り込み陣を張る
『さあ来い!』
十数人がかりの哨戒天狗達が盾を構えるこの陣は
守る事に対して、かなりの力を誇る
そのため、ある程度自分達よりも上位の者の攻撃でも
どれだけかは耐える事が出来るはず
(その間に救援がこれば侵入者も袋の鼠よ!)
哨戒天狗達がその戦略に笑みを浮かべた
「え~い邪魔じゃあ!どかんか~!」
『うわあああっ!?』
だが、次の瞬間にその一喝と共に突っ込だわしの一撃で壊滅させられた
哨戒天狗達を文字通り体当たりで吹っ飛ばしたわしは少しだけ後ろを振り向くと
「全く……急がねばならんと言う時に!」
そう、呟いてから再び地面を駆けるように飛び跳ねる
(あたた……流石に少し痛かったわい)
あ~、おでこがヒリヒリする
・・・
「むっ?」
痛む額を髭で擦りながら、わしが先を進むと
不意に木がなくなり大きく開けた場所に出てきた
そして、木の変わりにそこにあったのは大きな川と
(……滝か)
大きく立派な滝の姿であった
……むぅ、急いでなければ暫く見物をしておきたかったが
(先を急がねばならないし……)
もう一つ、問題が出てきおった
「……これを上らんといかんのか」
滝の周りは絶壁になって居るか
もしくは、別の方角から山を登らねばならぬか……
(いたしかたあるまい……鯉では無いが滝を登るとするか)
わしがそう心に決めて川に潜ろうとした時だった
「でぇいやあ!」
「むぅ!?」
思わぬ殺気に上を向いたら
滝の中から何者かが飛び掛ってきた
慌ててわしがその場から後ろに下がる
その数瞬後、わしがいた場所に白狼天狗が太刀を叩きつけていた
(危ない所じゃった……流石にあれだけの物で叩かれたらわしも痛い)
心の中でホッと一息つきながら
地面に太刀を叩き付けて無防備になっている哨戒天狗に対して
自慢の髭をしならせるとその背中に叩きつけようとした
(カキン!)
「むおっ?固い!」
だが、髭に当たった感触は生身の者ではなく
なにやら固い金属を叩いた感触に思わず髭を戻す
(ブォン!)
「く、避けられた!?」
そのコンマ数瞬後、わしの髭があった場所に太刀が振るわれる
(よかった……もう少しで自慢の髭切られるところじゃった)
思わぬ強敵に、わしは動きを止めた
それと同時に目の前の相手も
慎重に武器を構えてわしの目の前に立ち尽くした
「……ほう?戦い慣れしておるのう」
「……ふん、敵に褒められても嬉しくない」
そして、わしに立ち向かってきた者の姿を初めて見る事ができた
手に構えているのは大きな太刀の姿
わしの髭が打ち据えたのは背に構えていた頑強そうな盾
そして、それを構えるのは驚いた事に多少小柄な娘の姿……
いや、ただの娘と言うわけではない
天狗特有の衣装を纏い、そしてその耳には人外である証
「……名前を聞いても良いか?」
わしの問いかけに、隙がなきように武器を構えた相手が小さく口を開く
「……哨戒の白狼天狗犬走椛!」
そして、そこまで言うと同時に
「いざ参る!」
地面を一気に駆け抜けてきた
わしに向かって思いっきり飛び掛ると手にしていた大太刀を横に振るう
当たれば幾ら頑強なわしの体でも怪我する事は免れまい
だから、その太刀がわしの体に当たるよりも先に
「ぬりゃ!」
全身のばねを使ってわしは思いっきり空に跳ねた
目の前の相手からは、いきなり姿が消えたように見える程の高速で
(後は圧し掛かればそれで……)
終わりのはずだった……じゃが、わしは見てしまった
空に飛んだわしをじっと見据えて
「うおおおぉぉお!」
(ぬぅ!?)
太刀を構え、空中に飛んできた白狼の姿を
思わぬ事態に、わしはとっさに切り札を切ろうとして
『今だ!捕縛』
「な、なんじゃと!?」
「くっ!?」
第三者の声と共に、わしと目の前の白狼天狗は
突然現れた天狗達の大量の鉄鎖によってグルグルと雁字搦めに絡め取られた
・・・
「はっはっは!我々鴉天狗に任せればこんなものよ」
「全く、我々にまで出番が回るとは……」
「仕方あるまい?所詮は白狼は下っ端なのだから」
今、わしは大量の鉄鎖に絡め取られた上で、
大量の鴉天狗達に運ばれていた
(さて、どうしたものか?)
無論、脱出しようとすればどれだけでも方法はあるが
タイミングを見計らっていたのと
「……くそっ!」
わしと一緒に雁字搦めに絡め取られた白狼天狗が
心底悔しそうにしていたのが少しだけ気にかかったのでそのままでいたのだ
「のう……なんで御主が押していたのにあやつら出てきたんじゃ?」
「………」
わしの言葉に、悔しそうにしながらも口を真一文字に閉じたまま口を開かない白狼天狗
「お主等、同じ天狗じゃろう?」
続けてそう言うと、ようやく口を開いた
「ふん、あいつ等の様に嫌味な奴らと一緒にするな」
相変わらず機嫌が悪そうな白狼天狗がそう呟く
「おいおい、白狼の御嬢ちゃん?」
「……犬走だ」
小さい声でのやり取りの上、周りの天狗達が自分達の手柄だと
馬鹿笑いしておるので、このやり取りは聞こえてないみたいだった
「うむ犬走殿か」
「……敬語で話されても何も言わぬ」
(ぬう、流石は天狗……強情じゃな)
わしがそう思っていると、白狼天狗の犬走殿が少しだけ呟いた
「……だが、つまらない独り言は言う事もある」
「……ありがたい」
つまり、話をしてくれると言う事なのだろう
「……天狗社会は縦社会だからな……」
犬走殿がそう言って、簡潔に話をしてくれた
まあ、とどのつまり天狗達の中で差別があると言う事で
どれだけ頑張っても生まれのせいで出世できない事もある
また、上にいる連中も殆どが世襲で役職を継いでいる事が多い為
差別が多いと言う事であった
「不憫じゃな……」
「……頭にきますが、稀に頭が切れる者も居るのも事実だがな」
『頭に来るが射命丸もその一人だ……ちくしょう』とぶつぶつと呟く
うむ、これで良くわかったわい
(何処にでも居るものじゃな……駄目上司)
……家の門番の嬢ちゃんはまだそこまではいってないみたいじゃな……よかったよかった
「……まあ、侵入者のお前になんと言われようとも、もうどうしようもないがな」
「というと?」
「なに、あれだけ大量の哨戒天狗が出張ってお前を捕らえられなかったのに鴉天狗がお前を捕らえてしまったからな」
ま、まあ……わしのせいだといえばその通りじゃな……
「周りに奴らがわしを捕らえる事が出来たのはおぬしが捨て身で戦ったからではないか」
「そんな事、誰も証言してくれませんし、上に言うだけ無駄なんですよ」
わしの言葉に、犬走殿が自嘲をこめてため息をついた
「これからの我々の立場が更に厳しくなるだけだから」
その言葉にやりきれない怒りが感じられた
無論、わしもそう思う
「なあ?犬走殿」
「……なんだ?」
「断言しておく、わしを捕まえる事が出来た最大の功労者で強敵はお前さんじゃと」
「……ははっ、周りに褒められないのに侵入者に褒められるんなんて、凄い皮肉だな」
その言葉に、少しだけ嬉しそうに呟いてくれたようじゃった
さあ、そろそろ良いかな?
「さて、犬走殿にもわしの話を少し聞いてもらいたいが」
「なんだ?聞くだけなら聞いてやるが」
「うむ、じゃがどうやら時間が無い……」
どうやら鴉天狗達はわしらを抱えたまま
滝を登り終えて妖怪の山の山頂に向かうらしい
「ああ……どうやら我々をそのまま今日有る祭儀の余興にするのだろう」
「そうか、それは都合が良い」
わしの言葉に、犬走殿が怪訝そうな顔をするのを無視して話を続ける
「わしはな本当は……妖怪の山の山頂に居る親友に会いに来たんじゃが」
わしの言葉に更に困惑した様子の犬走殿にわしが提案を持ちかけた
「今は、わしと犬走殿との真剣勝負に水を差した鴉天狗を馬鹿にしたい」
「はははっ、それが出来るのならこれ程愉快な事は無い」
その提案に心底楽しそうに犬走殿が笑う
……うむ、やっぱりかなり鬱憤が募っているみたいじゃな
「だけど、此処まで来たらもう無理でしょう」
それと同時に、そんな事が出来ないとわかっている為の笑いであった
「いや、出来るぞい」
「……どうするというんですか」
わしの方を向いた犬走殿に説明をする
「いやなに……わしらを縛るこの鎖は鉄製じゃろ?」
そう言ってわしが使おうと思っていた切り札の事を教えると
犬走殿が面食らった顔になった
「此処まで来て、わしに逃げられる事になったら?」
「……鴉天狗達の面子は丸つぶれは間違いない」
犬走殿がそう呟くと、意図を察してくれた
「だ、だが……このままお前を逃がすと天狗の面子が」
「うむ、それも何とかするわい」
その言葉に、犬走殿が暫く考え込むと
「……どうすればいい?」
口元を少しだけ楽しそうにニヤつかせてくれた
「わしの口の中に入れ、そこが一番安全じゃからな」
「わかった、だが飲み込むなよ?」
そう言って軽口を叩くと同時に、鉄鎖の少しの隙間から
犬走殿が口の中に入る、それと同時に
(さあ、遠慮なしでいくぞ!?)
大放電『オール電化で今年も快適じゃ!』
視覚出来るほどの大電流が鉄の鎖をたどり
大量に居た鴉天狗達の元に向かうと
彼らの意識を一瞬にして刈り取る事になった
・・・
「で?……侵入者を逃がしてしまったという訳か?」
「は、はっ!」
大量にいた白狼天狗達に捕らえなかった侵入者を
鴉天狗達が捕らえたのは良かったのだが
「し、しかし……まさかあのような事になるとは」
よもや、祭儀の会場のすぐ傍まで運んでから
侵入者が逃げ出してしまうなんて大失態を起こしてしまったのだから
天狗頭領である天魔の前で正座した鴉天狗達は生きた心地がしなかった
「今はそんな押し問答をして居る場合ではない、早くその侵入者を何とかせんといけないのが先決であろう」
「は、はい!今すぐに!」
そんな彼らに天魔がため息を付くと命令を下すと
その場に居た鴉天狗達が大急ぎで部屋から出て行った
「全く……これからこれから祭儀が始まるというのになんと言う様じゃ」
天魔がそう言ってため息を吐いた時だった
「天魔様……」
「なんじゃ?今問題が起きて頭が痛いのじゃが」
天魔がそう言って部屋に入ってきた大天狗に声をかけると
「はあ、実は侵入者に関しての件でお話が」
大天狗が天魔に耳打ちをする
「……それは誠か?」
「は、はあ……下の方で侵入者を追い返した証が有るとの報告ですが」
天魔がその報告に豪快に笑うと
「あいわかった!すぐに向かおう」
先程のような困った顔から一転して明るい顔で下に向かうと
そこで天魔が見たものは
「……このような姿で申し訳ございません」
ボロボロの姿になった白狼天狗の姿と
「ですが、侵入者を追い返しました」
その白狼天狗が背負っている大きなある物の姿であった
そして、その頃わしは……
「……ここじゃな?」
先程とは違って、紅魔館の門の前に居るような
いつものクッション大の大きさに戻って
ある建物の中に潜り込んでいた
そして、その中にあるモノを見て呟いた
「やっと見つけたわい」
やっと見つけたわしがソイツの目の前に行くと
大きな声で声をかけた
―――
久しいのう……我が親友……非想天則よ……
アア……?太歳星君?……ナ、ナンデ此処二?ソレニソノ髭……
ふん、男前過ぎるから女避けじゃ、それに友に会いに来るのに理由が居るか?
……ソウダナ、理由ナンテナイナ
―――
そして、わしら二人は長い時間語り合った
お互いが出番を貰った事
あやつがどれだけの人を驚かせたと言う自慢
わしが最近エコに気を使っていると言う話
話せばどれだけでも話す事は出来る
だが、別れの時はすぐにやって来る
「……それで?御主はどうするつもりなのじゃ?」
「……何ノ事ダ?」
すっ呆けている、親友を睨みつける
「解っておるのだろう!?御主が燃やされると言う事についてじゃ!」
『非想天則、老朽化の為守矢神社で御霊送りになる』
これこそが、天狗の新聞に書かれていた出来事であった
「すぐに逃げるがいい!わしはその手助けに……」
そこまで喋ったわしに対して親友は首を横に振って笑った
「イヤ、モウ良インダ……」
「何故じゃ!?」
「……俺ハ、此処二来テ初メテ大量ノ人ヤ妖怪ヲ楽シマセタンダ」
怒鳴るわしに親友はそう答えると自慢げに答えた
「モウ、コレ以上何モ思イ残ス事ハ無イ」
それは、これ以上無いほど満足そうな様子だった
そんな言葉を言われて、わしが出来るのは
「馬鹿者……」
「アリガトウ……親友」
そう言って親友に別れを告げる事しかできなかった
親友に背を向け、そっと入り口に向かおうとした時
「……アア、ソウダ……一ツダケ願イガ有ル」
「何じゃ?」
親友の口から最後の願い事が告げられた
・・・
そして、次の日の……わしは親友との約束を終えて
なんとか紅魔館の前にやってきたのじゃが
「な、ナマズ先生!?どうしたんですかその大怪我!」
「……ちょっとのう」
門番の嬢ちゃんがおきるよりも先に帰ろうと思っていたのに
……うぬ~、今日は随分と早起きじゃな?
「うわ~ん!心配してたんですよ」
「うお?抱きつくな!傷が痛む」
「………ナマズ先生」
「……ん?なんじゃ?」
「……何かあったんですか?」
「……ふん、なに大した事ではないわ」
「……えい」
「だ、だから抱きつくなと……」
「何か辛い事があったんですね?」
…………全く……こういう時は鋭いんじゃから困る
「……少し疲れた、暫く寝る」
「はい、おやすみなさい」
今日も良い天気じゃ、たまにはわしが寝ても構わんじゃろう
意識が落ちかけてきた時、心の中でわしは親友に呟いた
(なあ、親友……わしは達者で暮らして居るぞ?)
(ソイツハ良カッタ……マタナ?)
(……ああ、また合おう)
本当に……今日も良い天気じゃのう……
脇役さんの本領発揮ですね!
大体が自分で食らうんですけどね!
それにしてもこのナマズ様はかっこいい……ほれちゃう!