ブラックマヨネーズのネタを知ってたほうが分かりやすいかと思います。
会話文だけです。
「ああ、フラン。少し相談に乗ってくれない?」
「はい?私でいいの?咲夜とかの方が…」
「いいのよ。あまり他人には話したくない内容だしね…」
「ふぅん?」
「で、相談なんだけど…」
「はいはい」
「私ももう500歳じゃない?」
「うん」
「そろそろ素敵な殿方との出会いが欲しい訳よ」
「あら、駄目よお姉さま。アイドルが誰かの物になっては興醒めだわ」
「私はアイドルじゃないからいいのよ」
「あらあら」
「で、ね?やっぱり素敵な殿方と出会って親密になったら…ねぇ?こう…してしまう訳じゃない?」
「え?してって…あ、ああ…うん…ねぇ?」
「こう…いろいろと…ねぇ?」
「e…いろいろと…ねぇ?」
「こっ…こ…こづくりとか…ねぇ?」
「う、うん」
「交尾とか」
「いやもういいよ!恥じらってるの分かるでしょ!?」
「種付けとか」
「もういいっての!!伝われ私の恥ずかしさ!!」
「で、ね?子供ができたらやっぱり小学校に通わせたい訳よ」
「ああ、里にあるやつね?」
「ランドセル背負わせてね」
「赤いやつね?」
「で、金具留め忘れたりとかしてね」
「走るたびにガチャンガチャン鳴らしたりね?」
「挨拶して頭下げた時に中身全部ぶちまけたりとかも」
「予想してるんなら言ってあげなよ…」
「いいのよ。失敗は子供のうちに経験しておくべきだわ」
「そういうものかなぁ…」
「で、ね?やっぱり吸血鬼の娘が人の学校とか通うとイジメとかされそうじゃない?」
「んー、確かに」
「『やーいお前のかーちゃんでーべそー』とかならまだいいんだけど」
「幻想郷でもそんな事言う子いないと思うけど…」
「もし『やーいお前のかーちゃん萌えキャラー』とか言われたらどうすればいい?」
「ええええ!!??」
「多分うちの娘『ちっ…ちが…母様は萌えキャラなんかじゃ…うう…うわぁぁぁぁん』ってなるでしょ!?」
「不憫だよ!それなら普段からもっと違うキャラ作りしなよ!!」
「例えば?」
「もっとこう普段から毅然と振舞うとか…暇だからってモケーレムベンベごっことかしないとか」
「馬鹿言わないで!そんなことして普段から毅然としてモケーレごっこしなくても、もしも一瞬でもモケーレごっこしたい空気の片鱗を出してしまって、しかもその場面を人に見られて『ち、違うんだから!べ、べつにモケーレごっこなんてしたくないんだから!!』とか言っちゃったら周りから『ああ…周りの目を気にして素直になれない萌えキャラなんだ』って思われちゃうじゃないの!!」
「それなら普段から部屋に閉じこもって深窓の令嬢キャラを演じればいいじゃない!!そうすれば他人の目を気にせずにモケーレできるわよ!!」
「お馬鹿!そんなことしたらうちの娘の友達が『あいつの母親って深窓の令嬢なんだぜ』みたいになってさらに想像だけが一人歩きしていつのまにか『レミリアは身長2メートルの元バスケ選手で美人で子供で宇宙人で男の娘でネコで幽霊で巫女で看護婦』みたいな噂になってその期待に押し潰されて自分がレミリアだって言い出せなくなるよ!!」
「それならその噂の通りになればいいじゃない!!吸血鬼だもの!形ぐらい変えられるよ!」
「お馬鹿!そんなことして体変えて普段から生活してても、もし昔の写真とか見られたら『あいつのかーちゃん今はこんなだけど昔はロリだったんだぜ』とか言われちゃうじゃないの!」
「女は昔みんなロリだよ!!『おまえのかーちゃんだって昔はロリだろー!』って言い返せばいいじゃないの!」
「そんなことして『うちのかーちゃん…今の姿で作られたんだよ…やつらに…そう…黒の組織にな!』みたいな衝撃の告白されたらどうするのよ!!場の空気がざわざわってするわ!!」
「それなら『大人でいられる時間が長くて羨ましいですねー』とか言えばいいのよ!」
「そんなこと言ったら水橋さんの娘さんが『ねたましいネタをとるなんて…専売特許が…』ってなってうちの子と仲悪くなるでしょうが!!」
「それなら水橋さんの娘さんと一緒にねためばいいじゃない!」
「あなた…水橋さんのねたみに対する真剣さをなめてるの!?」
「なにで怒られてるのよ私は!?」
「ねたみ道っていうのはそんな軽い気持ちで踏み込んでいい道じゃないのよ!?」
「知らないよ!初めて聞いたよそんな道!!」
「もういい!あなたに相談したのが間違いだったわ!」
「じゃあどうするのよ!」
「子供が出来たら『邪魔者は全て滅ぼせ』って教育するわ!」
「いい加減にしろ!!」
吹いてしまったw
元ネタ知らんのに腹筋が…w
>あとがき
誰得www