Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

幻想郷における眼鏡を証明せよ

2006/07/06 18:02:23
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此処は幻想郷
人が轟き妖怪が叫ぶ外の世界と隔絶した幻想の世界
弾幕少女達が闊歩飛行するこの世界に置いては、少女と言う幻想の元に、眼鏡が存在していた

「ねぇこーりん。こっち向いて? 」

「ぶふぁ! あ、赤!? 何か物理的に魔理沙が赤っぽい!? 」

・・・・・・・・・・青年と言う幻想であった


さて、此処幻想郷に存在するモノはその殆どが外の世界で幻想となってしまったモノだが例外もある
例えば食事、和食や洋食は今でも外の世界で大勢の人間に食べられているが幻想郷でも普通に食事として存在する
言葉や服、建築物などもそうだろう
巫女、メイド、着物など今でも外の世界では少数なのか多数なのか良く分からない濃い人々に愛されているモノも存在する
そして今回証明するべき眼鏡であるが

・眼鏡っ子は最早幻想

時代は眼鏡からコンタクト・レンズへと移り変わってしまった
眼鏡をかけた可愛い女の子なんて既に幻想、委員長も三つ編みを解き色を染めてコンタクト・レンズで大人の階段を上る
残ったのは老眼鏡をかけた老人と眼鏡男ぐらいと外の世界の未来は暗い、だが此処は幻想郷

・幻想となった眼鏡っ子が登場

そうして現れたのが若き日の古道具屋「香霖堂」店主である森近霖之助であり、正しく眼鏡っ子(子供)であった
当時の幻想郷は沸いた、新たな時代の幕開けかとも言われた
それから数年たち完成した眼鏡青年、幻想郷に住む人や妖怪は彼が成長する存在である事を悔やんだ


そもそも眼鏡とは不完全な視力を調整もしくは矯正する道具である
だが弾幕ごっこ主流の幻想郷に置いて視力低下は命取り、そしてそれ以前に眼が悪くなる程度の能力を持った者はいなかった
健康である事は良い事である、ある故に眼鏡無し
そんな幻想郷に紅い霧が太陽を隠した頃だろうか、彼女は現れてこう言った

「うーん、最近、目が悪くなったわ」→『 眼が悪くなったわ 』→『 眼鏡 』

これを聞いて誰もが「誰か! 誰か眼鏡を持てぇい! 」と言う彼女を幻視しただろう、何故なら彼女は眼鏡をかけていなかったのだ
しかし何故かそのまま何事も無かったかのように騒動は終わり時間は過ぎていき、彼女は眼鏡を必要としなかった
かくして幻想郷に眼鏡の機会は未だ無く、何時来るとも分からぬ希望を糧に眼鏡

「今度は紫色に!? 記憶が! 僕の知らない記憶が呼び覚まされるぅ!? 」

「失敗か? 視力を回復させる魔法だったはずなんだが・・・・・・・・・・・ちょっと出直してくるぜ」

・・・・・・・・・・眼鏡の未来は遠い


・証明
幻想郷における眼鏡は

①眼鏡っ子=若き森近霖之助
②眼鏡=レーザー光線は夢とロマン

である事から

③パチェ萌ゑ

であると証明される
とある作品を読んで霖之助に萌えた自分は「インスパイヤだ」
と言う悪魔の囁きに負けて書き始めると「ヴワル図書館萌え!」
と言う天使の叫びに屈しインスパイヤの意味を履き違えて眼鏡が完成

眼鏡をかけたパチュリー・ノーレッジが脳裏に浮かんで全てが負けました



たくさんの感想有難う御座います
感想を貰っていながら、感想への対応文が書かなくてごめんなさい
そして東方小説を読んで素晴らしいと思っても、名無し妖怪になってしまう根っこでごめんなさい

修正、ご指摘を感謝
人間→成長しない存在
根っこ
コメント



1.じょにーず削除
めがねっこに あいを
2.翔菜削除
どうしてそこに行きつくのかとw
毎度毎度ようわからんww
3.狩人A削除
ホントの数学もこんなだったらもっと勉強してたのにw
4.名無し妖怪削除
居るじゃないか、(相手の)目が悪くなる程度の能力。
みすちーが頑張れば眼鏡っ子も増えるに違いない!
…ヤツメウナギを食べたら目が良くなるんだったっけ?w

(あとこーりんって妖怪じゃなかったっけ)
5.根っこ削除
感想が感謝を

>じょにーずさん
めがねあいしてるー

>翔菜さん
人の数だけ思いがあり、分かった時にはきっと手遅れ

>狩人Aさん
凄く同意、狂おしく同意

>名無し妖怪さん
鳥目にする能力を持っているが、果たしてそれが眼鏡へと届くのか
あと、こーりんは半妖でした