「もう、ちょっとは待ちなさいよ魔理沙」
「ははは、速く来ないと置いてくぜ? 」
『シャンハーイ』『ホラーイ』
それはなんとも幻想的な光景だった
一人の少女が箒にまたがり星の光を零しながら空を飛び、それを追い飛ぶ少女の傍を人形達が舞っている
少女達を知らない者が見れば眼を疑い、知っている者が者が見れば幻想郷の明日を想うだろう
二人は今日の天気のように、月にも負けないぐらい明るい笑顔で飛んでいた
BGM 『 上海紅茶館 』
「今日は何処に行くの? 」
『シャンハーイ』
「今夜は神社に行って、嫌がらせに賽銭を入れるぜ」
『ホラーイ』
「それは素敵ね」
彼女達の昨日の夕食は、霧雨風キノコシチュー味噌味
それは、凄く美味しそうな見た目と匂いであった
「でも、お賽銭を入れたら霊夢が困るんじゃないかしら? 」
「アリス、逆に考えるんだ。 『 困る霊夢を見て困る私達を見ると霊夢は喜ぶ 』 と考えるんだ」
「成る程、そう考えれば納得できるわ。流石ね魔理沙」
「そう褒めるな、困るぜ」
『ホラーイ』『シャンハーイ』
何故か喋れるはずの無い人形達も、霧雨風キノコシチュー味噌味を食べさせられてと言うか流し込まれて喋れるようになっていた
ちなみに全く関係ないが、メディスン・メランコリーは鈴蘭の毒が人形を支配する事によって完全自律型の人形となったと言う
「さて、神社についたのは良いんだが霊夢が居ないな」『シャン』
「きっと寝てるのよ。こんなにも月が素敵だから、見つからない様にお賽銭を入れましょう」『ラーイ』
「そうは言うがな、アリス。私は霊夢に困喜んで欲しかったんだ」『ホ』
「なら、私が代わりに困喜んであげるわ」『ハーイ』
「いつも悪いな、アリス」『シャ』
「お互い様よ」『ランラ』
『ルー』
二人は途中からは飛んでいる時もそうだったが、今も手を繋いでいた
顔を合わせて眼を合わせ、笑顔で二人は賽銭箱に向かう
「でも不思議よね。霊夢が困るからって、何で誰もお賽銭を入れないのかしら? 」
『シャンハーイ』
「何だアリス、知らないのか? 」
『ホラーイ』
懐から財布を取り出した二人は、硬貨を手にして賽銭箱の前に立っていた
人形にも硬貨を渡し、それを持って踊る人形達はとても可愛いものだ
「博麗神社の話は結構有名なんだが、本当に知らないのか? 」
「知らない。だから魔理沙、教えて? 」
「仕方が無いな、今回は特別だぜ? 」
『シャーンハイ』『ホライ』
「この神社に、賽銭を入れた二人は」
そして彼女達は、その硬貨を賽銭箱に投げ入れる
BGM変更『 U.N.オーエンは彼女なのか? 』
「この神社に賽銭を入れた二人は! 博麗の不思議な力で縁が切れてしまうんだよ! 」
ΩΩ Ω<『 シャン 「 な、なんだってー!! 」 ラーイ!? 』
「アリス! お前との良くわからん腐れ縁も此処までだ! 」
「魔理沙! 謀ったわね魔理沙! でもそれはこっちの台詞よ! 上海! 蓬莱! 」
『シャンハイシャンハイ! 』『ホライホラーイ! 』
突如移り変わる雰囲気に二人は即座に反応、可笑しい位に今までの雰囲気や言動を無視して弾幕開始
地上での弾幕勝負は何時もながらの派手さは無くとも確実に当てると言う気迫が、強い意志があった
星の光が流星となって鋭く飛び交い、人形達が剣を持って舞う
先程までの幻想的な光景は、さらに深き幻想に飲み込まれた
「 『 恋の魔砲 』 の所以を教えてやるぜ! 」
「 『 七色の人形遣い 』 の意味を教えてあげるわ! 」
魔砲の名に相応しい少女が魔法を放つ、霧雨 魔理沙
万能たる七色に相応しい少女が人形を操る、アリス・マーガトロイド
二人の想いと魔法が激突し、眩しくも美しい光の花を散らす
哀しいかな、突っ込み役である巫女はこの騒動で眼を覚まさないほどに深く寝ていた
視点を移して背景、其処ではプリズムリバー三姉妹が流れ弾を避けながら必死に演奏していた
「何なのこの忙しさ!? 」
「無駄口はいいから弾きなさい」
「あははははヴォォー! 」
「「 尺八!? 」」
:ばれてマリス砲の的にされました
「ははは、速く来ないと置いてくぜ? 」
『シャンハーイ』『ホラーイ』
それはなんとも幻想的な光景だった
一人の少女が箒にまたがり星の光を零しながら空を飛び、それを追い飛ぶ少女の傍を人形達が舞っている
少女達を知らない者が見れば眼を疑い、知っている者が者が見れば幻想郷の明日を想うだろう
二人は今日の天気のように、月にも負けないぐらい明るい笑顔で飛んでいた
BGM 『 上海紅茶館 』
「今日は何処に行くの? 」
『シャンハーイ』
「今夜は神社に行って、嫌がらせに賽銭を入れるぜ」
『ホラーイ』
「それは素敵ね」
彼女達の昨日の夕食は、霧雨風キノコシチュー味噌味
それは、凄く美味しそうな見た目と匂いであった
「でも、お賽銭を入れたら霊夢が困るんじゃないかしら? 」
「アリス、逆に考えるんだ。 『 困る霊夢を見て困る私達を見ると霊夢は喜ぶ 』 と考えるんだ」
「成る程、そう考えれば納得できるわ。流石ね魔理沙」
「そう褒めるな、困るぜ」
『ホラーイ』『シャンハーイ』
何故か喋れるはずの無い人形達も、霧雨風キノコシチュー味噌味を食べさせられてと言うか流し込まれて喋れるようになっていた
ちなみに全く関係ないが、メディスン・メランコリーは鈴蘭の毒が人形を支配する事によって完全自律型の人形となったと言う
「さて、神社についたのは良いんだが霊夢が居ないな」『シャン』
「きっと寝てるのよ。こんなにも月が素敵だから、見つからない様にお賽銭を入れましょう」『ラーイ』
「そうは言うがな、アリス。私は霊夢に困喜んで欲しかったんだ」『ホ』
「なら、私が代わりに困喜んであげるわ」『ハーイ』
「いつも悪いな、アリス」『シャ』
「お互い様よ」『ランラ』
『ルー』
二人は途中からは飛んでいる時もそうだったが、今も手を繋いでいた
顔を合わせて眼を合わせ、笑顔で二人は賽銭箱に向かう
「でも不思議よね。霊夢が困るからって、何で誰もお賽銭を入れないのかしら? 」
『シャンハーイ』
「何だアリス、知らないのか? 」
『ホラーイ』
懐から財布を取り出した二人は、硬貨を手にして賽銭箱の前に立っていた
人形にも硬貨を渡し、それを持って踊る人形達はとても可愛いものだ
「博麗神社の話は結構有名なんだが、本当に知らないのか? 」
「知らない。だから魔理沙、教えて? 」
「仕方が無いな、今回は特別だぜ? 」
『シャーンハイ』『ホライ』
「この神社に、賽銭を入れた二人は」
そして彼女達は、その硬貨を賽銭箱に投げ入れる
BGM変更『 U.N.オーエンは彼女なのか? 』
「この神社に賽銭を入れた二人は! 博麗の不思議な力で縁が切れてしまうんだよ! 」
ΩΩ Ω<『 シャン 「 な、なんだってー!! 」 ラーイ!? 』
「アリス! お前との良くわからん腐れ縁も此処までだ! 」
「魔理沙! 謀ったわね魔理沙! でもそれはこっちの台詞よ! 上海! 蓬莱! 」
『シャンハイシャンハイ! 』『ホライホラーイ! 』
突如移り変わる雰囲気に二人は即座に反応、可笑しい位に今までの雰囲気や言動を無視して弾幕開始
地上での弾幕勝負は何時もながらの派手さは無くとも確実に当てると言う気迫が、強い意志があった
星の光が流星となって鋭く飛び交い、人形達が剣を持って舞う
先程までの幻想的な光景は、さらに深き幻想に飲み込まれた
「 『 恋の魔砲 』 の所以を教えてやるぜ! 」
「 『 七色の人形遣い 』 の意味を教えてあげるわ! 」
魔砲の名に相応しい少女が魔法を放つ、霧雨 魔理沙
万能たる七色に相応しい少女が人形を操る、アリス・マーガトロイド
二人の想いと魔法が激突し、眩しくも美しい光の花を散らす
哀しいかな、突っ込み役である巫女はこの騒動で眼を覚まさないほどに深く寝ていた
視点を移して背景、其処ではプリズムリバー三姉妹が流れ弾を避けながら必死に演奏していた
「何なのこの忙しさ!? 」
「無駄口はいいから弾きなさい」
「あははははヴォォー! 」
「「 尺八!? 」」
:ばれてマリス砲の的にされました
あと尺八吹いたww
もしくはDJ
それにしても、前日の夕食の時から演奏していたんだろうか?
>名無し人妖さん
尺八を吹ける貴方に乾杯
>外山さん
かカスタネットをしながらトライアングル、そんな十三女
>名無し妖怪さん
無論、何時でも何処でもプリズムリヴァー