幻想郷における恋愛を証明せよ

此処は幻想郷
人が空を飛び妖怪が吹き飛ぶ外の世界と隔絶した幻想の世界
弾幕少女達が活躍するその世界においては、少女と言う幻想の元に、やはり恋愛も現実とは隔絶していた

「アリスとパチェとフランと上海と蓬莱に告白されたから全員と付き合うことにしたぜ」

「夢想封印！ 」

･･･････隔絶していた


そもそも幻想郷では男性と女性の比率は『ちょっとだけ：他全部』と言う壮絶な事実が確認されている
本来なら種の存続やら生命の系譜等男性を取り合い奪い合うげに恐ろしき闘争が始まるのだろうが此処はあくまで幻想郷
女性同士が結婚するわ男性同士が結婚するわ子供がぽこぽこ生まれるわ『 流石は幻想郷だＺＥ☆ 』な勢いである
幻想の世界に外の現実を見ては馬鹿を見ると同意、見るな感じろそして信じろ
あと、何故か結婚しないと子供は生まれない『 流石は幻想郷だＮＡ★ 』


さて、今回問題として取りざたすのは彼女達の恋愛感についてなのだが先程の誰かと誰かの会話の通り

・節操が無い

同性同士である事や種族の違いなんて事は既に空の彼方、地獄を通り忘れて冥界ゐきである
愛する者同士なんて言葉は誰かの名前の如く幻想の世界で幻想と成り果てている
愛するモノ達、これの前には何も立ちはだからない計れない
結局最後は愛が勝つのだ、誰かも言っていた『 愛故にー ( アイボニー )！ 』
だが此処で誰もが思うのは、それなら幻想郷は愛に爛れた理想郷 ( アヴァロン ) と化しているのではと言う疑問だが

・総じてツンデレ

某天狗の集計から幻想郷の意思ある生き物から意思無き無機物まで８割がツンデレであることが分かっている
残りが天然だったり鈍感だったり腹黒だったりとお互いの意思を、特に恋愛に関しては認識するにさえ困難な状況

「べ、別に魔理沙が何をしようと勝手だけど･････わ、私に迷惑かけないでよね！ 」

･･････困難なのであった


だがそれも今は昔、とある胡散臭い妖怪が『本音と照れ隠しの境界』というなんとも曖昧なモノを弄った事が原因だろうか
いままで気にもしていなかったツンデレのツンの部分から醸し出すラブ臭、いやさラヴ襲 ( 襲い掛かるラヴ )
やられた方は大変である、もう結婚するしかないわさと取り出したるは 愛符『幸せに鐘の音 ( チャペル ) 』
つまり結婚である

「････くぅ！ 霊夢！ お前の気持ちが伝わったぜ！ 恋符『マスタースパーク』！！ 」

「な、何をする魔理沙ー！？ 」

「恋愛はパワーだ！！ 」

･････････まぁ、最後は結婚するからわっしょい


・証明
幻想郷における恋愛は

①ツンデレ＝結婚
②恋愛＝パワー

である事から

③わっしょい

であると証明される

みんな結婚してしまえー