お姉様
いつの間にか部屋の外に居た気配に対し私は言う
何かしら?
部屋の外から姿の見えない姉の声が答える
天の川が見たいわ
去年と同じ事を私は言う
だめよ、貴女はまだここから出せないわ
姉も去年と同じ事を言った
何年、何度同じやり取りを繰り返しただろうか。
だけど今年はいつもと違った
代わりにこれをあげるわ
穴の開いた丸い球体の取り付けられた機械が食事等を出し入れする小さな扉から差し入れられた。
これはなに?
私はその機械を壊さないように気をつけながら持ち上げた
香霖堂で見つけた偽物の星を表示する機械よ
姉は自分が作ったわけでもないのに凄く自慢げに言った
ありがとう、だいじにする。
偽物だけど、姉が暮れたここだけにしかない自分だけの天の川。
いつの間にか部屋の外に居た気配に対し私は言う
何かしら?
部屋の外から姿の見えない姉の声が答える
天の川が見たいわ
去年と同じ事を私は言う
だめよ、貴女はまだここから出せないわ
姉も去年と同じ事を言った
何年、何度同じやり取りを繰り返しただろうか。
だけど今年はいつもと違った
代わりにこれをあげるわ
穴の開いた丸い球体の取り付けられた機械が食事等を出し入れする小さな扉から差し入れられた。
これはなに?
私はその機械を壊さないように気をつけながら持ち上げた
香霖堂で見つけた偽物の星を表示する機械よ
姉は自分が作ったわけでもないのに凄く自慢げに言った
ありがとう、だいじにする。
偽物だけど、姉が暮れたここだけにしかない自分だけの天の川。
ありがとうございます。
>>最後の行が「暮れた」になってますよ
自分も気付いたのですがパスワードを設定の時打ち間違えたらしく修正できません。。。
orz
良いですねホントに。
誤字を補って余りある魅力のある作品だと思いますよ。
たまにはそんな作品があってもいいと思っていた時にこの作品。GJ。
この失敗を糧に頑張って下さい。
↑…?逆になってる…