―――ガタッ
「霊夢、やめて」
「嫌って言ったら?」
今、二人の状況を見たら誰もが顔を赤らめ逃げて行くだろう。
アリスの服は少しはだけ、霊夢はアリスの両腕を掴み壁へと抑えつけている。
アリスは内心驚きつつも澄ました顔は変わらない。
「いきなり何?私、何か悪いことした?」
「した」
何かしたっけ…、と考えながら霊夢を見るとさっきより不機嫌になっていた。
アリスは今までのことを振り返る。
いつも通り神社に遊びに行き、一緒にお茶を飲み、他愛のない話をして、霊夢が可愛くてつい子供扱いして…
………あぁ、会話がつまらないから怒っているのか、と答えを出したアリスは謝った。
「ごめんなさい、霊夢…」
「やっとわかってくれたのね」
「えぇ、話がつまらないならそう言ってくれれば良かったのに…」
何でそうなったの…、と言いたげな霊夢を見てアリスは首を傾げる。
アリスの鈍感さは生まれ持った一つの才能であり、もうどうすることもできないだろう。
「はぁ…、違うわよ。そんなんじゃない」
「? じゃあ、どうしたの?」
「アリスが私を子供扱いするから」
それが嫌なの、と言い切りすっきりしたのか満足げな顔をしている霊夢の顔に、突然柔らかい何かが触れた。
――アリスの胸だった。
とても柔らかくて、いい匂いで、さっきまで苛ついていた感情が溶けていく。
このままずっとこうしていたいくらいだった。
「霊夢、好きよ。大好き」
「私も好き。でも子供扱いするアリスは嫌い」
「私はね、格好いいあなたも、可愛いあなたも、子供みたいなあなたも、全部全部好きよ」
笑顔で言ってくるアリスに顔が熱くなるのがわかる。
ここまで言われると流石に恥ずかしい。
真っ赤になっている顔を見られないようにアリスの胸に顔を埋める。
「そういうところも好き」
まだ言うか、この七色魔法遣い。
私も好きだ、こんちくしょぅ…。
やっぱり、アリスには敵わないなぁ、と思いながら霊夢は言った。
「前言撤回。子供扱いするアリスも大好き」
「霊夢、やめて」
「嫌って言ったら?」
今、二人の状況を見たら誰もが顔を赤らめ逃げて行くだろう。
アリスの服は少しはだけ、霊夢はアリスの両腕を掴み壁へと抑えつけている。
アリスは内心驚きつつも澄ました顔は変わらない。
「いきなり何?私、何か悪いことした?」
「した」
何かしたっけ…、と考えながら霊夢を見るとさっきより不機嫌になっていた。
アリスは今までのことを振り返る。
いつも通り神社に遊びに行き、一緒にお茶を飲み、他愛のない話をして、霊夢が可愛くてつい子供扱いして…
………あぁ、会話がつまらないから怒っているのか、と答えを出したアリスは謝った。
「ごめんなさい、霊夢…」
「やっとわかってくれたのね」
「えぇ、話がつまらないならそう言ってくれれば良かったのに…」
何でそうなったの…、と言いたげな霊夢を見てアリスは首を傾げる。
アリスの鈍感さは生まれ持った一つの才能であり、もうどうすることもできないだろう。
「はぁ…、違うわよ。そんなんじゃない」
「? じゃあ、どうしたの?」
「アリスが私を子供扱いするから」
それが嫌なの、と言い切りすっきりしたのか満足げな顔をしている霊夢の顔に、突然柔らかい何かが触れた。
――アリスの胸だった。
とても柔らかくて、いい匂いで、さっきまで苛ついていた感情が溶けていく。
このままずっとこうしていたいくらいだった。
「霊夢、好きよ。大好き」
「私も好き。でも子供扱いするアリスは嫌い」
「私はね、格好いいあなたも、可愛いあなたも、子供みたいなあなたも、全部全部好きよ」
笑顔で言ってくるアリスに顔が熱くなるのがわかる。
ここまで言われると流石に恥ずかしい。
真っ赤になっている顔を見られないようにアリスの胸に顔を埋める。
「そういうところも好き」
まだ言うか、この七色魔法遣い。
私も好きだ、こんちくしょぅ…。
やっぱり、アリスには敵わないなぁ、と思いながら霊夢は言った。
「前言撤回。子供扱いするアリスも大好き」
アリス可愛すぎるよ!!!!
もっと広がれレイアリの輪!!
だがそれがいい!!